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業務を効率化し、塾と保護者とをつなぐ、注目の最新ツール!スクール専用アプリ「Comiru(コミル)」株式会社POPER /栗原 慎吾 代表

2018-06-01

業務の効率化と塾と保護者とのコミュニケーションの活性化を軸に開発されたスクール専用アプリ「Comiru」が好調だ。
2017年3月のアプリリリースから1年あまりで、導入教室は約600にまで増えている。
どのような機能があり、導入した教室はどう変化しているのか。Comiru開発の背景も含め、Comiruを開発・運用する(株)POPERの栗原慎吾代表取締役に伺った。

Comiruの導入により、生徒数が大きく増えた塾も

栗原慎吾 代表

栗原慎吾 代表

学習塾をはじめ、英会話教室や学童保育など、いわゆるスクールにおける業務の効率化をサポートするために開発されたのが、スクール専用アプリ「Comiru」だ。Comiruの最大の特長は、塾と保護者とをつなぐコミュニケーションツールであること。塾と保護者の両方が、専用アプリをスマートフォンやパソコンにダウンロードし、使用する。機能としては、指導報告書の作成・送付、保護者へのお知らせ、生徒の入退室管理、請求書の発行・送付、成績管理、カード決済請求、個別指導塾の座席管理などがあるが、いずれも塾の業務の効率化だけなく、保護者にとっても便利で喜ばれるものであることを目指して開発された。

「Comiruを使うことで、保護者との連絡通路が開通します。塾からの発信だけでなく保護者の方もコメントができるので、双方向なんです。
なかには保護者からの要望が増えるのではないかとネガティブな印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、導入していただいたほとんどの塾が、保護者とコミュニケーションがより取れるようになった、良かった、というポジティブな反応です。何よりも、塾からのお知らせが確実、かつ、スマホで手軽に受け取れるようになり、塾の先生とのやり取りが密に
できると、保護者の満足度が上がります。私たちは導入塾のデータを取っているのですが、Comiruで保護者とコミュニケーションが取れている塾ほど、生徒数が増えているんです。これは、保護者の満足度向上の結果、口コミで塾の良い評判が広がったからだと思われます」(栗原代表)。

学習塾の現場経験を活かし、塾のための業務効率化ツールを開発

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栗原代表は、大学卒業後、大手企業勤務を経て起業するも失敗。IT系企業で働きながらも、「〝○○×IT〟でもう一度起業したい」という強い思いを持っていた。そんなときに、学習塾を立ち上げた友人に誘われ、一緒に塾を経営することに。「〝教育×IT〟も面白そうだったので、まずは教育の現場を知ろうと思った」と栗原代表は当時を振り返る。
塾では講師も務め、「仕事が楽しくてハマってしまった」と言うが、3年ほど経った頃に当初の思いに立ち返り、2015年に(株)POPERを設立。自身の塾での業務経験をもとに、Comiruの開発を進めた。
「Comiruのアイデアは、塾をやり始めてすぐに思いつきました。
塾や教室といったスクールというのは、概してIT化が遅れています。ITをやっていた人間からすると、塾を始めた当初は、『え、こんなことも人がやっているの!?』と驚くことが少なくありませんでした。うちの塾では月に1回、指導報告書を保護者に渡していましたが、月初の3日間はその作業に追われていて、この業務がスタッフにとって大きなストレスになっていました。調べていくと、他の塾も同じ。これをなんとか効率化しようと考えたのが、Comiru開発のきっかけです」(栗原代表)。

こうして指導報告書の作成機能からスタートしたComiru。最初の1年間は「まったく売れなかった」というが、苦節の時期を乗り越え、次第に導入塾が増えていった。そして、塾の先生方の要望を受けて、お知らせ、入退室管理、成績管理、請求書、カード決済、座席管理…と機能を拡張。昨年3月にはアプリをリリースした。
「この1年間で導入塾が急増した」と言い、現在では大手塾をはじめ約600教室が導入している。

先生が授業や生徒指導に
集中できる環境をつくりたい

2018_6_p43_comiru2

昨今は教育とテクノロジーを融合して新しい学びを創出するエドテックが何かと話題を呼んでいるが、POPERが目指すのは、「学びのデジタル化ではない」と栗原代表は断言する。
「塾で教えていたときに感じたのが、教える側としては、授業をデジタル化する方向性のものはあまり使いたくない、ということでした。そして、先生にとっては、自分の授業をどうするか、生徒とどうコミュニケーションをとってモチベートするかが最優先事項であり、指導報告書を書いたり保護者とコミュニケーションをとったりというのは、もちろん大事なのですが、そこに労力や時間を割きたくはない業務なんです。先生が授業や生徒指導に集中できる環境をつくるためには、それ以外の部分がラクにできるようにして負担を軽減する必要があります。ですから、教育にテクノロジーを取り入れるのであれば、それは学びの部分ではなく、それ以外の業務効率化の部分だと思うのです」(栗原代表)。

ユーザーの声を取り入れて、現在進行形で機能拡張を続けるComiru。今後は集客の部分についても強化し、ホームページやブログの作成機能なども追加していく予定だ。また、「学童保育や英会話スクールでの導入も増えているので、専用にパッケージ化したサービスを展開したい。ゆくゆくは、すべての塾にComiruが入っている、という状態を目指したい」と栗原代表は意欲を見せる。

〝ブラック業界〟の一つと言われ、就活生からも敬遠されがちな学習塾業界。
その汚名返上のためにも、Comiruに大きな期待が寄せられる。


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