全国学習塾協同組合（AJC）森貞孝 理事長

1月16日（日）､全国学習塾協同組合（AJC）主催「2018年 塾・教育総合展」が開催された。
毎年東京国際フォーラムで行われていたが､2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて工事中であるため､今年は池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階の展示ホールにて盛大に開催された。
協賛は､全国塾コンソーシアム協議会､（公社）全国学習塾協会､（NPO）学習塾全国連合協議会､全日本私塾教育ネットワーク､東京私塾協同組合､千葉学習塾協同組合､民間教育連盟､ほか。運営は､塾・教育総合展実行委員会。

全国学習塾協会・安藤大作 会長

冒頭､全国学習塾協同組合（AJC）の森貞孝理事長､（公社）全国学習塾協会の安藤大作会長が挨拶して塾・教育総合展はスタートした。
新学期､定期講習会などの教材をはじめ､英語教育､ICT関連機器､教室運営やシステム､防犯・生徒管理､教室備品､福利厚生、模擬テストなど､塾経営に必要なものすべてが勢揃い。私立学校の資料コーナーでは20校が参加した。
ICT関連の教育業界への広がりは年々目を見張るものがあり､小学生英語の本格導入､都立高校の英語の入試でついにスピーキング導入が決まるなど､その準備を進める塾も増えている。
安定した塾運営を行うためにも､訪れた塾関係者たちは66の展示ブースを回りながら､自塾が必要とする教材などを熱心に探していた。

展示会と並行して､塾に役立つミニセミナー──（株）好学出版「来年度からの小学英語に向けた新たな教材のご提案」、（株）エデュケーショナルネットワーク「これからの小学英語。塾での指導はどうすべきか！」､（株）理究「国語力。その『目に見える力』『見えない力』」、エースチャイルド（株）「いじめ・犯罪等スマホトラブルから子供を守るアプリ フィリー」、（株）スプリックス「成績が上がる塾用教材『フォレスタシリーズ』」、（株）INE「LED照明導入で『コスト削減＆キレイな教室』へ」、全国学習塾協同組合（AJC）「創立25周年を迎えて塾と協同組合の未来」──の７つがミニセミナー会場で各25分ずつ行われた。

このほか､スタンプラリーも行われ､会場内の異なるスタンプを7カ所分集めた人にはプレゼントが贈られたほか､福引きコーナーでは抽選が行われ当選番号が貼り出されるなど､来場者が大いに楽しめる展示会となり､会場は例年以上に賑わいを見せていた。