昨年12月17日（日）、ＳＨＩＭＯＮ ＧＲＯＵＰ（成瀬正代表、岐阜県大垣市）の株式会社ＨＯＭＥＳエデュケーション（川瀬憲司社長、岐阜県大垣市）は、大垣フォーラムホテルにおいて設立10周年記念パーティーを盛大に開催した。

ＨＯＭＥＳエデュケーション　川瀬憲司 社長

冒頭、同社の川瀬憲司社長が挨拶。
「２００７年11月19日に会社を設立し、何とか10年目を迎えることができましたのは、本日お越しいただいた皆様お一人おひとりに助けていただいたからこそだと心から思っております。本当に皆様、ありがとうございます。この10年間、苦しいことや悔しいことがほとんどだったはずですが、私の記憶の中ではなぜか楽しかったな、幸せだったなという思いしかありません。そんな思いにさせていただいたのは、ここにいる社員全員のおかげです。こんなわがままな私について来てくれて、社員のみんな、本当にありがとう」。

ＳＨＩＭＯＮ ＧＲＯＵＰ　成瀬正 代表

次に挨拶に立ったＳＨＩＭＯＮ ＧＲＯＵＰの成瀬正代表は、取引関係の方々に感謝の言葉を述べたあと、こう語った。
「川瀬が会社の立ち上げからここまでを全て一人でやってくれました。
ＨＯＭＥＳという社名の名付け親は川瀬社長の教え子ですが、もう一人の名付け親はこう言っています。『仕事からの最高の報酬は、自分たちの才能を最大限発揮できる場所を得た喜びだ』と。実はもう一人の名付け親とはシャーロック・ホームズのことで、１００年前に作品の中でこう語っているのです。その最高の報酬を得る喜びを知らしめる環境をつくったのが川瀬だと思います。卒塾した生徒が非常勤講師となり、やがて社員になってくれて、一致団結できた結果だと思っております。社員のみなさん、本当によく頑張ってくれてありがとうございます」
成瀬代表はその後も社員の方々に深々と頭を下げ、「ありがとうございます」という言葉を３回繰り返した。

タマイインベストメントエデュケーションズ・玉井満代 代表

来賓を代表して挨拶したのは、（株）タマイインベストメントエデュケーションズ・玉井満代代表と（株）ＳＲＪ・堀川直人社長。
玉井代表は、『図形の極み』がインドの国立学校で採用されるに至ったのは、川瀬社長が大きく関わっていると述べ、そのエピソードを詳細に語って感謝の意を述べた。
「インドでの展開を諦めかけたとき、川瀬社長は『何を言ってるんですか。インドに行くのは玉井先生の夢だったじゃないですか。我々はいつも夢は諦めたらあかんと社員にも生徒にも言っている。それなのに玉井先生が諦めたらどうするの？野球の試合でいえば、まだ３回裏が終わったばっかりやで。ここで試合を投げ出したら玉井先生の負けや。でもまだチャンスはいっぱいあるんやで』とおっしゃって励ましてくださいました」。

ＳＲＪ・堀川直人 社長

堀川社長は、川瀬社長とは15年来のお付き合いがあるとのこと。
「川瀬社長に一つクレームを申し上げたいと思います。このスピーチを引き受けたとき、仲間うちだけのささやかな会なのでひと言挨拶してもらえないかとおっしゃいましたが、なんですか、この盛大な記念パーティーは！ しかも私みたいな若輩者がこういった形でご挨拶させていただくことは、非常に恐縮ではありますが、感慨深い思いでもあります」と語り、会場からどっと笑いを誘った。

手作り感あふれる心を込めたパーティーは招待客の心をも温めてくれ、誰もがＨＯＭＥＳエデュケーションのさらなる発展を願いながら会場を跡にしていった。