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「志共育」は民間による 国家プロジェクトだ!今、志共育が必要な理由 一般社団法人志教育プロジェクト

2017-11-01
成基コミュニティグループ 佐々木喜一 CEO

成基コミュニティグループ 佐々木喜一 CEO

文部科学省が求める「学力の3要素」の一つ「主体性を持って多様な人々と協働する態度」をどう育成していくか。そのためには志教育が欠かせないという。吉田松陰も「志を立てて以て万事の源となす」と言ったほど志は重要なもの。これまでも政府内で志教育について言及されたことは多々あったが、具体的な教育カリキュラムには至らなかった。「政府ができないなら民間で!」と、一般社団法人志教育プロジェクトによる志共育プログラムが始動した。同法人の副理事長でもあり、成基コミュニティグループCEOの佐々木喜一氏が志共育に賭ける思いを語った。

自己肯定感の低い国、ニッポン

先進諸国の中でも日本人は自己肯定感が著しく低いと言われています。自己肯定感の低さはやる気や気力の低下を招き、果ては国家の存亡にも関わる一大事。私が参加していた教育再生実行会議でも「自己肯定感を上げるには、志教育が欠かせない」と一時は議論が進んでいました。会議の議事録を確認すると、「志」が80カ所も出てきます。提言書にも「夢や志を持つことが必要だ」と盛り込まれましたが、いつの間にか「夢と目標を持つこと」と書き換えられ、なし崩しに。私は文部科学省に何度も志教育の重要性を訴えましたが、結局元に戻ることはありませんでした。

ところで、「志」って何だと思いますか?
志という言葉は、歴史を通じて日本文化の中に深く浸透し受け継がれてきました。
私達が考える「志」とは人生で何をやるべきかを自覚し、それを公益のために実行する「決意」をいいます。ですから究極の志は「世界平和」に行き着くのですが、戦時には「お国のために」と、反対の意味で使われたこともありました。志はいわゆる「大和魂」に通じるところがあり、少し思想めいたところがあるため、文科省が避けたがるのでしょう。「国がやらないのなら民間でやる!」と考え、立ち上げたのが当団体「一般社団法人志教育プロジェクト」です。
自己肯定感低下への対策として「夢を持つことが重要」という人もいますが、夢だけでは足りないと考えます。夢と志の大きな違いは「自分のため」か「自分以外の人のため」か、これに尽きるのです。例えば「医師になりたい」という目標があったとします。医師になる目的が「お金をたくさん稼げるから」「社会的地位が高いから」といったものだったとしたら、あくまでもそれは「夢」。「病気で困っている多くの人を救いたい」に変わればそれはもう「志」と言っても差し支えありません。

日本人からハングリー精神が失われて久しくなりました。戦後のモノのない時代には「ご飯をお腹いっぱい食べたい」「豊かになりたい」という欲求が大きな原動力となりました。しかし、現在はモノがあふれ、衣食住に困ることもありません。飢えもなく、満たされているのにハングリー精神など、持ちようがないのです。今の子どもたちは「自分のためには頑張れない時代」です。その代わり「他の誰かが幸せになるのなら」という思いがモチベーションにつながります。「志」を持つことの意義はそこにあるのです。

大学入試が入社試験並みの高度なものへ変わる

教育改革で大学は「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」「教育課程編成・ 実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」及び「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を定めることが法律で義務づけられました。「うちの大学は研究者を輩出します」「グローバルに活躍できる人材を育てます」といったことを大学側が掲げ、それに対応するカリキュラムを作り、そのためにどんな学生を求めるのか明示します。これは「大学が求める学生像に合うかどうか、それを多様な個別入試で明示できるかどうかにかかっている」ことを意味します。
神戸大学が2019年の入試から「志特別入試」と名付けたAO入試の実施を発表したのはその一例です。将来のビジョンを含めた自身の生きる目的を自身の言葉で語ることが求められるということです。就職の選考に近い形の大学入試へと変化し、それに伴い高校や中学の教育内容も、一方通行の知識を教えるやり方では通用しません。

教育機関・法人向けの志共育基礎・応用講座とは?

では「子どもたちに志を持たせる」ため、「新大学入試への対策」のため、具体的にはどうすればいいのでしょうか? 志教育プロジェクトでは新大学入試制度に対応した教育コンテンツ「志共育基礎・応用講座」を開発しました。講座はeラーニングでの受講とリアルなワークショップとで構成しており、いつでも、どこでも受講できるように工夫されています。児童向けの教材には楽しく学べるマンガスタイルを採用。「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」で知られる漫画家・松本零士氏や「ドラゴンボールZ」などの脚本を手がけた脚本家・小山高生氏の協力による質の高いアクティブ・ラーニング教材を作成しました。
マンガは7カ国語に翻訳され、世界200カ国に拡がっていきます。グローバル時代に対応する最良の教育プログラムです。
組織として指導力、教務力の底上げを図りたい学校や塾にぜひとも使っていただきたいと思います。

※一般社団法人志教育プロジェクトでは、法人名を除いて、「志は教えるものではなく、共に育つもの」として、「志共育」を使用しています。

お問い合わせ

教育再生実行連絡協議会
〒604-0857 京都府京都市中京区烏丸通二条上ル
 蒔絵屋町265-2 SCG ビル8F
株式会社成基総研内
TEL:075-778-0999
FAX:075-256-8843
info@ksjrk.jp
https://ksjrk.jp/
一般社団法人 志教育プロジェクト
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-8 松岡渋谷ビル3F
TEL:03-6805-1431
FAX:03-5464-5184
office@kokorozashi.me
http://kokorozashi.me/


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