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すららアクティブ・ラーニング発表会 開催 テーマは「人工知能で社会問題を解決する方法を提案せよ」

2017-10-02
すららネット・湯野川孝彦 社長

すららネット・湯野川孝彦 社長

8月26 日(土)、東京都内の慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、3回目となる「すららアクティブ・ラーニング発表会」が開催された。
この大会は株式会社すららネット(湯野川孝彦社長、東京都千代田区)が、ICTの活用により学年・地域の垣根を越え、これからの時代を生きるための「21世紀型能力(※)」を身につけることを目的としている。
当日は、上位5チームが意見発表をしたあと、最優秀賞・優秀賞・特別賞・奨励賞の発表と表彰などが盛大に行われた。



コミュニケーション能力等をイベントを通して身につける

(株)すららネットの「アクティブ・ラーニングイベント」は、今後の日本で必要とされる「21世紀型能力」を重視し、その中で示されている「課題解決能力」「コミュニケーション能力」「情報リテラシー」といった力をイベントを通して身につけることができるものとなっている。今回は、今後あらゆる局面で直面するであろう「人工知能(AI)」を取り上げ、「人工知能を使って社会課題を解決するには」といった課題に取り組むこととなった。

最優秀賞に輝いた「阿蘭陀坂46」

最優秀賞に輝いた「阿蘭陀坂46」

参加者(「すらら」で学習している小中高生)は5月から、所属(学校・塾)・地域・学年に関係なく、互いの意見を尊重しながら専用SNS(すららチャットマップ)で本イベントに準じたトピックで議論を行い、6月のオンラインワークショップでさらにその議論を深めた。ワークショップでは、ランダムに割り当てられたグループ内で意見を交わし合い、限られた時間でアイディアの創出を行うといった経験を積んでもらったという。

さらに、このワークショップで出た意見やアイディアを持ち帰って考察を深め、それぞれの学校、塾でチームによるレポート作成に取り組んでもらったという。提出されたレポートは130を超え、この日の発表会ではその中から選出された上位5チームが最終プレゼンを行うという運びとなった。

開会の挨拶の中で湯野川社長は、「オンラインワークショップでの書き込み数は1200以上。小学生から高校生まで、北海道から鹿児島、中にはバンコクの高校生もいました。相当レベルの高い意見が飛び交い、本当に驚きました。ですから今日の5チームの発表はとても楽しみです」と語った。

空き家、ゴミ、高齢者、医療など様々な課題を人工知能で解決

優秀賞(2位)を受賞した「Iラブ那須チームGreen Jr.」

優秀賞(2位)を受賞した「Iラブ那須チームGreen Jr.」

最初に発表したのは、study garden アスミラ(山梨県)の「グレープ隊」で、テーマは「空き家の調査・対応策の判断を行う人工知能」。周辺地域の景観を悪化させ、犯罪を生んでしまうこともある空き家の問題を人工知能を搭載したロボットで解決することを提案。ロボットはドローンで運び、複数のロボットが家の中を調査。空き家の耐久性を計算し、解体か修理を判断してくれる。

次は、真未来塾(長崎県)の「阿蘭陀坂46」で、「長崎の斜面地でゴミ回収を行う人工知能」をテーマに発表。
坂の多い長崎ならではのゴミ収集に関する課題を、アンケート調査やインタビューによってあぶり出していき、AIロボット「Clean Green」で解決することを提案。AIロボットがあればみんなが楽になれる反面、人間の仕事を奪われてしまう不安もあり、人間と人工知能が共存する社会づくりが重要だと提案。

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英進館西新本館(福岡県)の「Have hopes」は、「消費期限切れによる食品廃棄を減らす人工知能」がテーマ。生ゴミを減らすだけでなく、食事の栄養バランスとカロリーも管理してくれる癒し系ロボット「Solve君」を提案。生ゴミでつくった電気で動くので、お金の節約になり、健康にもなれるという。

まんてんキッズ那須塩原教室(栃木県)の「Iラブ那須チーム GreenJr .」は、「高齢者が自立した生活を送れるよう支援する人工知能─生きがい・楽しみのある人生づくり」 をテーマにし、24時間対応コールセンターの設置、人工知能リストバンド『ライピ』の活用、自分の好きな時間や趣味をつくること、9月2日は高齢者への寄付の日にすること──を提案。

最後に発表した名古屋経済大学高蔵中学校の「高蔵医療研究同好会」は、(1)医師不足(2)医師の長時間労働(3)膨れ上がる医療費──という日本の医療問題を医療用人工知能「Dr . Medroid」で解決することを提案。あくまでも医師にとっての強力なアシスタントと位置づけ、人工知能が医師を支える社会を目指すという。

優秀賞(3位)を受賞した「Have hopes」

優秀賞(3位)を受賞した「Have hopes」

特別審査員の山田和宏氏(NTTドコモイノベーション統括部 企業連携担当部長)

特別審査員の山田和宏氏(NTTドコモイノベーション統括部 企業連携担当部長)

特別賞を受賞した「高蔵医療研究同好会」

特別賞を受賞した「高蔵医療研究同好会」



最優秀賞に輝いたのは、真未来塾の「阿蘭陀坂46」

監修者の中室牧子氏(慶應義塾大学総合政策部准教授、教育経済学者)

監修者の中室牧子氏(慶應義塾大学総合政策部准教授、教育経済学者)

5チームが発表を終えてしばらくすると、最優秀賞、優秀賞、特別賞が発表され、表彰式が行われた。今回栄えある最優秀賞(全国第1位)に輝いたのは、真未来塾の「阿蘭陀坂46」だ。
湯野川社長は、「まず、テーマがよかったです。写真を最初に見せて、その見せ方が上手で、〝何とか解決しなくちゃ〟と自然に引き込まれていきました。また、人間と人工知能が共存することも提案してもらい、なおかつ200名以上にアンケートをとって分析・考察を行うなど、非常にバランスよくまとめられた提案だったと思います」とコメントした。

監修者の中室牧子氏(慶應義塾大学准教授、教育経済学者)は、「今話題になっていることを具体的な視点で捉え、課題を解決するためにどんなことが必要なのかがしっかり考えられていて、とてもすばらしいと思いました」と語った。

特別賞を受賞した「グ レープ隊」

特別賞を受賞した「グ
レープ隊」

また、最後に中室氏はこのイベントに参加した子どもたちにこう呼びかけた。
「今のみなさんの世代は、アクティブ・ラーニングというものをどのようにつくり上げていくのかを、次の世代に伝えていくことにチャレンジしなければいけない最初の世代なのだろうと思っています。ですから、今日みなさんが学んだこと、身につけたことをぜひ学校の中で、塾の中で、ほかの人たちにどのように伝えればいいのかをぜひとも考えていただきたいと思います。今回の経験を生かして、来年の挑戦を楽しみにしております」


各賞受賞者

●最優秀賞(全国第1位)「長崎の斜面地でゴミ回収を行う人工知能」
真未来塾(長崎県長崎市) チーム名「阿蘭陀坂46」
窄那明さん(小学5年生)、吉田咲良さん(中学1年生)、福間恵さん(中学3年生)

●優秀賞(全国第2位)「高齢者が自立した生活を送れるよう支援する人工知能」
まんてんキッズ那須塩原教室(栃木県那須塩原市)
チーム名「Iラブ那須チームGreen Jr.」
井手はる香さん、君島萌花さん(2名は中学1年生)、大貫レオさん(中学2年生)

●優秀賞(全国第3位)「消費期限切れによる食品廃棄を減らす人工知能」
英進館西新本館(福岡県福岡市) チーム名「Have hopes」
藤田野愛さん、田中杏果さん、佐藤美沙樹さん(3名とも中学1年生)

●特別賞「国内外の医療問題を解決する、診察・創薬を行う人工知能」
名古屋経済大学高蔵中学校(愛知県名古屋市) チーム名「高蔵医療研究同好会」
市川晴貴さん、杉山貴愛さん、川又さくらさん(3名とも中学3年生)

●特別賞「空き家の調査・対応策の判断を行う人工知能」」
study garden アスミラ(山梨県笛吹市) チーム名「グレープ隊」
渡辺愛梨さん、早川己陽さん、早川陽さん(3名とも中学3年生)

■奨励賞:レポートを提出したチームの中で、非常に優秀だったレポート
藤沢みらい塾、西田学習指導塾、英進館中間校、英進館香椎本館、英進館田迎校、
英進館熊本本館、英進館南ヶ丘校、英進館健軍校


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