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2020年度からスタートする「大学入学共通テスト」の実施方針公表英語は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能の学習と評価の時代へ

2017-09-01

英語4 技能評価や記述式問題への対応が求められる「大学入学共通テスト」

7月13日に文部科学省から、現在の「大学入試センター試験」に替わる「大学入学共通テスト(同名称で確定。以下、『共通テスト』)」の実施方針が公表されました。注目するべき点は、「英語」と「記述式問題」の導入です。
それぞれのポイントを整理してみましょう。

英語は、民間事業者による認定試験を活用することに

現在の「大学入試センター試験」で実施されている英語の「読む」「聞く」の2技能評価に替わり、「共通テスト」では「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能を評価する方針が打ち出されています。
現行の学習指導要領でも高校では英語4技能の育成が求められており、すでに英語指導は4技能育成に変化していますが、2022年度から実施される次期学習指導要領で、さらに英語4技能の育成に向けた抜本的な改革が行われます。

そこで、「共通テスト」の英語は、入学者選抜において必要な水準や要件を満たしていると大学入試センターが認定した、民間事業者による資格・検定試験(以下、認定試験)を活用することになりました。
具体的に「共通テスト」の英語はどうなるのでしょうか。

  1. 2023年度までは「共通テスト」の英語試験として「読む」「聞く」の2技能の問題を作成し、各大学が「共通テスト」と認定試験のいずれか、または双方を選択利用する
  2. 「共通テスト」で用いられる認定試験には、大学入試センターが入学者選抜に必要な水準や要件を満たしていると認定した、4技能の力を問う認定試験が採用される
  3. 認定試験は、高校3年生の4月~12月までの間に2回受検することができ、成績が高い方の結果を活用することが可能
  4. 2024年度以降は「共通テスト」の2技能の英語問題は作成せず、認定試験に1本化する

なお、今回の実施方針には「各大学は認定試験の活用や、個別試験により英語4技能を総合的に評価するよう努める」という一文が追記されており、2023年度までは「共通テスト」の英語試験を選択するにしても、それ以外の方法で4技能評価を行うよう促しています。
いよいよ、英語の学習と評価が、「話す」も含めた英語4技能で展開されていきます。
だからこそ意識すべきは、英語学習の本質的な目標である「英語を使って●●ができる」、すなわち「英語4技能の能力を高める」ということです。その目標を実現できれば、「英語の認定試験で高スコアを取る」という結果も得られるはず。決して認定試験でいかに高スコアを取るかという「試験対策」に走らず、大学入試の英語改革の重要な本質部分を忘れないことが大切です。

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記述式問題で、どのような能力を測ろうとしているのか

民間事業者による資格・検定試験を活用して英語4技能を評価する方針が出された英語と並び、大きな改革と言えるのが、国語と数学における記述式問題の導入です。
全問マーク式問題の「大学入試センター試験」に替わる、「共通テスト」の国語、数学の記述式問題では、どのような能力を測ろうとしているのでしょうか。
大学入試センターのHPで公表されているモデル問題例(*下記URL参照)を、高校の先生に分析していただきました。
高校の先生は記述式問題のモデル問題例を見て何を感じたのでしょうか。

●国語「考えをまとめ、表現する」

このモデル問題例で求められているのは、与えられた素材に書かれていることをしっかりと把握した上で、解答を導く力です。
そして、記述式問題ということから、読み取れたことに基づいて考えを形成し、それを相手に伝わるように表現することが、新たに求められる力と言えます。日々の生活の中で、様々な媒体から、そこに含まれる情報は何かを把握・整理し、それを言葉や文章にして表現してみることを心がけるとよいでしょう。
(岡山県・公立高校教諭)

●数学「数学的な視点を多角的に養う」

解法パターンを覚えるのではなく、なぜ、そのような解き方をするのか、なぜ、ここでこの公式を使うのかなど、式や図の持つ意味、定理・公式の有用性をしっかりと理解することが、これまで以上に重要になります。
さらに、式の図形的な意味を考えたり、図形を式で表してみたりするなど、数学的な視点を多角的に養うことを、日頃の学習でも意識しておくことが大切です。
(北海道・公立高校教諭)

なお、各大学が実施する個別選抜試験においても、論理的な思考力・判断力・表現力を適切に評価するため「複数の素材を編集するなどして、自らの考えを立論し、さらにそれを表現するプロセスを評価できる記述式問題の導入・充実に取り組む」という方向性が打ち出されています(「平成33年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告」より)。

大学入試改革で育成を目指している能力は、これからの社会で子どもたちが活躍するために必要とされる力です。
私たち民間の教育関係者は、学校、保護者の皆さまとともに、子どもたちが20年後、30年後の社会で活躍できるよう、その力の育成を支援していきましょう。

http://www.dnc.ac.jp/corporation/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/model.html


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