
株式会社ビーシー・イングス(田中学習会) サンライズと資本提携、新社長に川隅学氏、 東京学習社の全株式取得
2017-01-05
田中学習会を運営する株式会社ビーシー・イングスは、2016年4月21日に香港系のCLSAキャピタルパートナーズが助言を行う、日本企業投資に特化したプライベートエクイティファンドであるサンライズ・キャピタル(以下、「サンライズ」)との資本提携を実施。また12月1日には新会長・新社長の就任を発表し、翌12月2日には小学校受験を中心とする株式会社東京学習社(本社・広島県)の全株式取得を発表した。
サンライズとの資本提携後について、田中弘樹会長は「業績も好調で、16年11月期についても、創業以来連続で続けている増収も、97年以外続けている増益も確実となっています」と語る。
新社長には、川隅学氏が就任。田中弘樹前社長は、代表権を有する会長として、引き続き経営をリードする。「意思決定も整備し、私自身は本当にやるべきことに集中できています。東京学習社との資本提携についても、大変スムーズに安心して行うことができました」と田中会長は言う。
新社長の川隅学氏は1974年生まれの42歳。入社後は広島県内各教室での講師を経て、現在は呉中央校の教室長を勤める。今後の経営方針について、「さらなる積極的な事業展開を計画しています。例えば、より幼少期からの能力開発やIT化の時代に必要不可欠とされるプログラミング教育等、受験対策にとらわれない新たな分野での教育サービスの提供も検討しています。田中前社長が築かれた事業基盤をさらに発展させ、より多くの子どもたちの成長支援を実現していきます」。