
「究極の夏合宿2016」開催 テーマは〝挑戦〟
8月16日から19日の3泊4日で、福島県飯坂温泉において、福島県の番匠塾(番匠啓太塾長、笹山卓哉教室長)がメインとなり、茨城県の学習塾edu(伊澤英敏塾長)、そして私たち栃木県の嚶鳴進学塾による合同合宿『究極の夏合宿2016』を開催しました。
この『究極の夏合宿』のテーマは「挑戦」であり、最大の特長は「生徒の心の有り様」を変えることにあります。また合宿は日常に変化を起こすことが目的であり、日常に戻った時に勉強の仕方や勉強に対する取り組みが変われるように、全力で生徒さんたちに取り組んでもらいました。このことが夏合宿と聞いてイメージする缶詰型の合宿とは一線を画す内容となっています。
毎日の学習の始まりにおいて、『SUCCES DIARY』を生徒たちに記入させ、1日の目標を生徒自身が決め、1日の最後にその目標に対しての自分の感想を書く行動を必ず行わせました。そして、学習の合間に各塾の塾長より『心の有り様』についての講話が盛り込まれました。例えば、番匠塾長から「成長を妨げる3つの言葉」や「何のために勉強をするのだろう?」を生徒たちに考えさせ、私は「言葉の力」を生徒に伝えました。さらにソニー生命ライフプランナーの悴田さんからは「10 代のうちから知っておきたい! お金から学べる大切なこと」の講話があり、生徒たちの意識が徐々に変化をし始めました。
また『合格宝地図』を作成し、生徒たちは自分の志望校の写真を貼り、これから実現させたい夢の写真を加え、自分の夢や目標をハッキリとイメージできるように導きます。
なかでも今回のメインゲストである『命の授業』で有名な腰塚勇人先生の講演は、生徒たちのやる気に火をつけました。「命は周囲を喜ばせるために使う。他人を傷つけるために使ってはいけない。」「君たちは誰のドリー夢メーカーですか?」「夢の共有者・夢の応援者になろう」など、大怪我を乗り越えて奇跡の復活を遂げた腰塚先生の生き様に、会場からの拍手は「究極の夏合宿2016」開催 テーマは〝挑戦〟鳴り止みませんでした。
そして、最終日の夜はサプライズで生徒たちにお母様よりの手紙を手渡しました。テーマは「あなたが生まれた日のこと」でした。生徒たちは母親の深い愛情に美しい涙を流しておりました。生徒たちは全ての人への感謝の気持ちを、今できることで応えようと、最終日は深夜4時30 分まで勉強に励んでおりました。
夏合宿の効果は顕著で、例えば嚶鳴進学塾の合宿参加生徒は、8月下旬に行われた下野新聞模擬テストの仮採点において、5科目88 点アップや念願の350点超えを果たしています。
ICT革命により教務コンテンツは限りなく無料に近づいている現在、塾が為すべきことは教務のみではなく、生徒たちの心の有り様を変える人間力の育成ではないでしょうか。番匠塾・嚶鳴進学塾・学習塾edu は、そのことを見据え、県や塾の垣根を越えて最高の夏合宿を成し遂げたと考えています。