
『語彙・読解力検定』
2016-08-01
朝日新聞社とベネッセコーポレーションが共同で実施する『語彙・読解力検定』は6月に2016年度第1回が行われ、約2万7000人が受検した。2011年の初回からの累計受検者数は約27万人となった。
検定は「辞書語彙」「新聞語彙」「読解」の3領域で、社会で活躍するために必要な「ことばの力」を測定する。6つの級があり、年2回実施(1級は年1回)。国語力だけでなく、時事の知識も試せる国内で唯一の検定だ。小学校高学年からシニアまで幅広い世代がチャレンジしている。
取得級により入試で参考にする高校や大学、採用試験で優遇する企業も広がっており、高校生の受検も増えている。また、教育改革の中でよりいっそう重視されてくる「ことばの力」を育てたいと、塾を会場にした団体受検も広がりをみせている。今回は関東・関西を中心に全国各地で約60の塾が実施した。
次回の『語彙・読解力検定』は2016年11月に、年1回実施の1級を含めて実施される。