
全国塾コンソーシアム協議会が定期総会開催
2016-06-01
全国の塾事業者の広域団体が集まって設立した「全国塾コンソーシアム協議会」の平成28年度定期総会兼連絡協議会が4月1日、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催された。総会では27年度の事業報告、会計報告のあと役員改選が行われ、28年度の幹事団体にNPO法人学習塾全国連合協議会、全日本私塾教育ネットワーク、公益社団法人全国学習塾協会の3団体が、また監査役団体に一般社団法人日本青少年育成協会が選出された。
総会に続いて開催された連絡協議会では、おもに「ブラックバイト問題」が論議された。各団体とも、塾業界が健全に発展していくためにはこの問題に適切に対処する必要があるとの認識で一致、出身団体に持ち帰って早急に検討することとなった。
同協議会は、塾の事業者団体が民間教育にかかわる諸問題を腹蔵なく話し合う「場」として設立されたもので、昨年春に発足。現時点の会員は上記の4団体のほか、学習塾団体合同会議、関西塾団体協議会、私塾協議会、私塾協同組合連合会、全国学習塾協同組合、民間教育連盟の10団体。なお、次回の定期連絡協議会は10月に三重県で開催される予定。