
株式会社 興学社 平成 28 年度 入社式・第 33 期 年次総会
3月11日(金)、神奈川県相模原市の「杜のホールはしもと」にて、株式会社興学社の「平成28年度入社式・第33期年次総会」が盛大に開催された。
入社式では、新入社員辞令交付をはじめ、新入社員代表決意、記念品贈呈、歓迎の辞などが行われ、最後の社長の訓示では、池田晃社長が次のように語った。
第33期新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
創立より33年目を迎えた興学社ですが、今日まで発展できたのは、夢・実現への意欲と情熱をもった若い人たちが集まり、愚直に教育と向き合ってきた結果です。
1983年、府中市内のアパートの1室で、生徒数36名からスタートし、スタッフが目の前の生徒に対してつねに全力を尽くした結果、生徒数1万4000名、年商30億円という現在の興学社になりました。
少子高齢化による社会構造の急激な変化は、教育環境に深刻な影響を与え、多くの課題を積み上げています。私は毎年入社式において教育の重要性を訴えてまいりましたが、2020年問題を取り上げるまでもなく、今ほどこれを痛感し、激しいあせりを感じていることはありません。
私たち興学社は、民間教育機関として子どもたちの学力向上、地域の教育力向上、学習環境向上のために愚直に取り組まなければなりません。つまり、「全ては生徒の為に」という貴い精神性をもって教育に取り組むことが私たちの使命なのです。
どれだけ社会が成熟しても、教育を人以外のものに置き換えることはできません。教育とは、人の力のみが為すことのできる分野です。すなわち、優れた教育者の力を結集しなければ、教育に関する課題は解決できないということです。
私たちが求める人材は「人財」です。「人」に「財(たから)」と表しています。教育は人なり。人財の力こそ、未来を拓くと確信しています。今日ここに集まった皆さんが、教育者としてのあるべき姿を追求し続け、様々な困難を経て成長し、真の実行力をもった一騎当千の人財になることを心から期待しています。
入社式のあとに開かれた年次総会は、事業部旗が入場する華やかなオープニングで幕を開け、池田社長による基調報告、感謝状贈呈、和太鼓演奏、P─1グランプリ表彰、永年勤続表彰、第32期表彰などが行われた。
基調報告では、第33期を「50億企業に向かって、人財育成元年とする」と池田社長が宣言。労務の見直しを図りつつ、人財の育成と、成果・成長を最大化させるための人事を目指したいとしている。
第33期の活動基本十大方針は、
①年商50億への前進
②経常利益2・2億の実現と待遇改善の具現化
③新規事業部設立への挑戦
④社内報「興学新聞」の復刊と書籍出版の実現
⑤全社的な組織再編成に着手
⑥中核事業部における新規開校計画の実行
⑦CYT戦略を全社的な取り組みへ
⑧組織活性化の具体策を実行
⑨池田社長「興学思想 勉強会」全講座のライブラリー化
⑩創立35周年記念式典を盛大に開催へ──。