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教育コーチング認定制度10周年記念 With E-Coaching

2016-01-05

11 月1日(日)、一般社団法人 日本青少年育成協会(増澤空会長)コーチング事業部・研究部会主催の「教育コーチング認定制度10 周年記念 With E-Coaching」が京都のからすま京都ホテルにおいて盛大に開催され、全国から教育関係者が集まった。10 周年を迎えて教育コーチングの意義と重要性を改めて認識し、明日からの授業や生徒指導に生かしていこうと参加者が決意を新たにする大会となった。

日本青少年育成協会・増澤空 会長

日本青少年育成協会・増澤空 会長

 

 

 

 

 

 

第1部 アクティブラーニング研究大会

冒頭、日本青少年育成協会理事・指導者育成委員長の小山英樹氏が挨拶の言葉を述べた。

「日本の教育はどんどん動き始めております。将来を見据えたとき、これまで通りのやり方、一番安心できるやり方だけでは通用しない時代がやって来ています。明日以降、私たち教育者あるいは保護者の皆さまがどのように子どもたちと関わっていけばいいかを、お互い語り合いながら答えを模索していく。そんな一日にしたいと思っております」。

基調講演は、京都大学・溝上慎一教授による「アクティブラーニングのOSとしての教育コーチングの可能性」。アクティブラーニング(以下AL)とは、一方的な知識伝達型講義を聴くという(受動的)学習を乗り越える意味での、あらゆる能動的な学習のこと。アメリカ、オーストラリアに見られる授業形式(講義+演習)、全学園・全教科でAL改革に取り組む桐蔭学園の事例を紹介しながら、ALにおける教育コーチングの可能性に言及した。

AL型授業体験では、産業能率大学・鈴木建生教授が講師を務めた。授業のルールは、安心と安全の場を保つために、「仲間の話をよく聞く(傾聴姿勢)」、「違いを認め合う。違いから学び合う(非難、否定はしない、されない場)」「わからないところは質問する(質問は相手への尊敬から生まれる)」。ワークを通して、「主体的・協同的な学習者になる」(態度的目標)、「質問づくりの方法を学ぶ」(学習目標)という2つの目標を目指した。

冒頭の挨拶を述べる小山英樹 氏

冒頭の挨拶を述べる小山英樹 氏

京都大学・溝上慎一 教授

京都大学・溝上慎一 教授

産業能率大学・鈴木建生 教授

産業能率大学・鈴木建生 教授

 

 

 

 

 

 

第2部 全国コーチングフェスティバル2015

日本コーチング大賞の優秀賞受賞の5組による実践成果発表と審査が行われた。

エントリーナンバー1は、株式会社モノリス(岩井良明会長)。今春、7人限定グループ学習を開校。と同時に教育コーチング認定校を取得し、革新的な教育を展開。
エントリーナンバー2は、雪岡彩氏。教育コーチング認定校取得法人安藤塾にて高校部責任者。強い志を胸に難関大学に挑む高校生たちを全力で支援し続けている。
エントリーナンバー3は、廣瀬蘭氏。大学生であり教育コーチング認定校成基の東進衛星予備校にて担任助手。卒塾生で、大学入学と同時に担任助手を始め、「校舎の太陽」として、生徒に寄り添い続けている。
エントリーナンバー4は、ゴールフリープラス椥辻。教育コーチング認定校で、学生講師に対する人間教育を重視した教室運営で成果を創り続けている。発表者は八田忠久代表と学生講師の小寺さゆり氏。

エントリーナンバー5は、岡本耕司氏。薬剤師対策予備校講師・教室長。国家試験受験指導を通し、「患者に心から寄り添う薬剤師・医療業界の発展・日本の豊かさ」に本気で関わり続けている。

厳選なる審査の結果、岡本耕司氏が日本教育コーチング大賞を受賞。また、廣瀬蘭氏は審査員長特別賞を受賞した。

 

その後、峯下隆志氏がファシリテータを務めたパネルディスカッション「AL型授業の実践を通して」が行われ、AL型授業に対する活発な意見交換がなされた。

白熱した会場

白熱した会場

日本教育コーチング大賞優秀賞受賞者の記念撮影

日本教育コーチング大賞優秀賞受賞者の記念撮影

 

 

 

 

 

 

 

大島九州男 参議院議員も応援にかけつけた

大島九州男 参議院議員も応援にかけつけた

千葉ロッテマリーンズコーチの大村厳氏

千葉ロッテマリーンズコーチの大村厳氏

 

 

 

 

 

 

 

第3部 10周年記念レセプション

第3部では、教育再生実行会議委員・成基コミュニティグループ代表兼CEO・日本青少年育成協会特別顧問の佐々木喜一氏による特別講演が行われた。テーマは「志─日本の教育が目指すもの」。
日本人の精神性で、その最も象徴的なものは「大和魂」であり、志だと私は思います。
子どもたちの「何のために勉強するの?」という問いに対して、「○○のために」という志や考えが深いところで必要だと思っています。そういうところから異文化を理解し、違いを認めながら1つの方向性を見出すことが極めて重要です。そのときに、日本の和の精神、調整力、調和は最高のファシリテータです。
異なる人の意見を聞きながら、それぞれ共通するメリットを見つけていく。これなくしては地球の環境問題も南北問題も解決は難しいと思います。
私はありがたいことに塾をやっていますから、実際に子どもたちに志教育を行っています。子どもたち同士が自分の志についてみんなの前で発表し、みんなも「じゃあ、その志を応援しよう」と言ったりするようなことを実践しています。
私たちの志教育プロジェクトは、非常に短期間で子どもたちの志が明確になります。それを貴塾でやっていただきたいのです。勉強の明確な目的や目標のある子はいいですけど、それが持てない子どもたちにとってはこれが大きな救いになります。
塾に来ている子、来ていない子にかかわらず、私たちは地域で活動しているわけですから、全国の教育委員会や区市町村の中で展開していくのです。すでに私は岐阜にも岡山にも行ってきましたし、そういったことに興味・関心のある方は大勢います。
教育コーチングは小山君をはじめ、多くの方たちの熱い思いで発展したことをとても嬉しく思いますし、感動もしています。こういった場がどんどん広がっていって、この先の子どもたちが志をもって次の時代を築いていくことを願ってやみません。

特別講演のあとは、レセプションパーティー。日本青少年育成協会・増澤空会長の挨拶、日本教育コーチング大賞表彰式、感謝状贈呈が行われた。

感謝状の贈呈

感謝状の贈呈

 


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