
教育経営品質研究会で上野通子文部科学政務官が特別講演
2014-08-01

開倫塾・林明夫 塾長
去る6月18日、東京都千代田区の経済同友会会議室で行われた、教育経営品質研究会(主催・開倫研究所)例会で、文部科学政務官の上野通子氏の特別講演があり、教育関係者約50名が参加した。

文部科学政務官・上野通子氏
上野氏の特別講演は約2時間ほど、テーマは「心の共育」。自身の英国滞在中のエピソードから話が始まり、英国の教育現場に触れ、英国では使いまわしのボロボロになった教科書を使っていたが、教師たちはポジティブで自信をもっていたという。翻って現在の日本の子どもたちは豊かさの中にある、しかしその過保護が問題。子どもたちは心の底では何を求めているか、それを見極めて欲しいと語った。また、氏は教育再生には3つの「わ」を発信することが大切と言い、3つの「わ」とは、まず人と人のつながりを広める「輪」、そして日本の伝統や歴史を学ぶ「和」、そしてグローバル教育の再生の「環」であると語った。