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    世界へ羽ばたく子どもたちの育成を

(株)茨進 茨城県の民間教育を牽引しながら
世界へ羽ばたく子どもたちの育成を

2026-07-01

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茨城県において地元密着型学習塾として、中学・高校・大学受験および進学指導をリードする茨進。2012年に市進教育グループに加わり、各地域の特性を踏まえた集団指導をはじめとして、個別指導・オンライン指導・映像授業などさまざまな学習スタイルを提供する。
「茨城県といえば茨進」という圧倒的な知名度と実績を着実に積み上げ、昨年には50周年を迎えた。(株)茨進代表取締役社長就任から1年が経過した、金澤匠時氏に現在進行中の取り組みや今後の展望について取材した。

茨城の民間教育の雄として優秀な人材育成を担う決意

株式会社茨進 代表取締役社長 金澤 匠時 氏

株式会社茨進 代表取締役社長
金澤 匠時 氏

学齢人口の減少による市場縮小と組織の経営課題について、金澤氏は次のように話す。
「現状、県内でつくば市や守谷市は人口を維持していますが、日立市では15年後は学齢人口が半分になるとも言われています。学齢人口の減少が進むエリアでは、教室を撤退する形が本来の経営的な規模の適性化かもしれません。しかし、私たちは地域とともに歩んできたという誇りを胸に、茨城県全体の民間教育を支えていくことが使命だと認識しています。
ライブ授業を中心とする現在の業態から、個別指導や自立型指導などさまざまな業態に変えることも視野に入れ、県北や県西を含めて居住地を問わず茨進の教育を提供できるよう、責任をもって取り組んでいきます」
一歩間違えば、旧態依然とした古い形の指導では、生徒にも塾側にも不利益になりかねない、と金澤氏は危機感を募らせる。各エリアの特性に応じた教室のあり方を模索していく姿勢は、これからの民間教育のお手本となっていくに違いない。教室を維持できない拠点ではオンデマンド配信授業なども積極的に検討すると金澤氏は明言した。
「映像コンテンツ『ウイングネット』や市進の指導システムをグループ内で共有していることが私たちの強みです。映像授業を中心にオンライン授業やライブ配信、自立型指導などを通じて、先生たちが学習のコーディネーターとなって拠点ごとに業態転換を進めていかなければなりません」
現在、茨城県には県立中高一貫校が13校あり、全国最多だ。行政とともに両翼を担うべく各地に拠点を置き、茨城県から優秀な人材を輩出するという期待に応えていきたいと、金澤氏は意気込みを述べた。
「会社の責任は、茨城県の民間教育を支える面と、社員たちの熱い思いをいかに指導に活かせるかの両面にあります。地域に必要とされ、地域に根付いた学習塾としての責任を社員全員が強く感じています。会社が好きで生徒が好きという情熱を持つ社員たちのためにも、茨進を長く続けるよう舵取りを間違えてはならないと身の引き締まる思いです。
私自身、渋沢栄一の著書『論語と算盤』が好きですが、本業である『子どものために、生徒のために』の部分と、経営的な算盤の部分を両立させて茨進の指導力を県内津々浦々まで届けたいと考えています」

筑波大学体育スポーツ局と共同企画による保護者と生徒への啓蒙活動

授業の様子

授業の様子

地域との密接なつながりやさらなる認知度拡大、来塾促進施策にも積極的に取り組んでいる。
「近隣の教育機関や私立中学校とコラボレーションした講座で中学受験の啓蒙活動をしているほか、今春から筑波大学体育スポーツ局との連携も進めています。筑波大学では体育系の部活に所属する学生の多くが一般入試で入学しています。茨進でも勉強と部活の両立に悩む生徒が多いため、高校時代に部活動と勉強を両立させた先輩たちとの交流イベントを通じて、成功体験をヒアリングする機会を創出しています」
また、筑波大学同局と共同で小学校低学年向けイベントも検討している。小学生から高校生まで一気通貫で国際化に向けたコースづくりなどの企画が進行中だ。

秋の感動合宿に参加した生徒たちと合宿の様子

秋の感動合宿に参加した生徒たちと合宿の様子

「中学受験や大学受験がゴールではなく、筑波大学を通過点として世界に飛び立つ子どもたちを育てることをテーマに掲げています。
大学入試の先にどのように世界に出ていくかという視点をベースに、低学年から英語はもちろん非認知能力も鍛えていきましょう、という啓蒙活動です。保護者にそのメリットを伝え、大学をより身近に感じてもらえる環境を作っていきます。
大学生と触れ合う中で、小・中学校時代にどんなことに興味を持ち、どんな生活をし、どんなことを頑張って、どんな苦労があったのか、そういったエピソードが刺激となって生徒の学習モチベーションアップにつながるように導いていきたいと思っています」
また、筑波大学のキャンパス内でイベントを開くことによって、さまざまな研究施設に触れてもらうことも狙いだ。小・中学生が教授たちの研究に関する講演を聴いて、「大学は素敵なところだ」「ぜひ行きたい!」と思ったり、保護者にわが子を筑波大学に通わせたいと思ってもらえるような機会を作っていきたいと、金澤氏は展望を語った。

定期テストでの成功体験の積み重ねで人生が変わる

つくば学園の森校

つくば学園の森校

「茨城県は地元への進学を希望する〝県内完結型〟の傾向が色濃く、1人の生徒が受験する大学の数が少ないことが課題です。この状況を打破し、受験機会を増やしていきたいと考えています」
茨城県の県立中高一貫校に入学した生徒達が、大学入試を受験していく。彼らが県外の大学を受験し、世界で活躍する礎になっていくように受験という側面から支えていきたいとの想いが、茨進の進化を支えている。
「今年から定期テスト対策にもいっそう力を入れています。小さな目標を立てて計画的に物事を進め、怠けたい気持ちに打ち勝って机に向かい、先生に励まされながらできたところは褒められ、できなかった箇所は次に活かすべく一緒に計画を立ててサポートを受けながら努力を続ける。これは、まさしく人生の縮図だと言えます。小さな成功体験を中高生時代に繰り返していくと、子どもの人生は大きく変わると信じています。
一方で、茨城県は高校入試の競争率は低下しており、全体の志願倍率は0.91倍程度です。そんな中で定期テスト対策に注力するのは、単に点数を上げることが入試に有利だと言う意味ではなく、生徒の人生のためなのです」
茨進は社員研修や社員のモチベーションを上げる施策にも力を入れている。
「昨年から授業コンクールを始めました。トーナメントで勝ち上がった先生たちが授業を披露し、全職員参加で採点して表彰式を行います。茨進の社是『人を創る』とは、現場の先生にとっては子どもたちを育成することであり、経営層にとっては教室スタッフや中堅社員を一人前にしていくことに他なりません。茨進が〝いい人材を育てるための装置でありたい〟と切に願っています。
学習塾の先生はサポーター気質が不可欠です。子どもの気持ちに寄り添ってモチベーションをいかに上げさせるかを徹底的に深堀し、自分の表情や発言を研究して洗練させ、スキルを上げることが人間的な成長につながります。茨進で働いて良かったと自信を持って人生を歩んでくれると私は信じています」


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