
個別・自立学習型 子ども英語教室 Lepton
全国加盟校大会を東京で開催
英語の4技能を伸ばすLepton継続率向上のため、
テキストを改訂、AIスピーキングチェック機能導入
小学生から高校卒業レベルの英語力の習得を目標としている、個別指導型の子ども英語教室Lepton(レプトン)を展開する(株)FREEMIND(北田亮介代表取締役社長、京都府京都市)は5月24日、TAKANAWA GATEWAYConvention Centerにて「Lepton 全国加盟校大会」を開催した。基調講演や部門別優秀校の表彰のほか、加盟校から優れた教室運営のノウハウも紹介された。
会は(株)FREEMIND代表取締役社長の北田亮介氏の挨拶からスタートした。「2026年4月から代表に就任いたしまして、今回が就任後、初めての加盟校大会になります。今年は東京のTAKANAWAGATEWAY Convention Centerという新しくできた会場での開催となりましたが、Leptonも今後、テキストのリニューアルを控えており、新しい門出にふさわしい会場だと感じています。参加者の皆様にとっては、一つでも多くの学びが得られる1日になればと思っています」
[基調講演]
3年で受講者数日本一を目指す
(株)SHIMONホールディングス代表取締役社長 川瀬 憲司 氏
SHIMONホールディングスは岐阜県を中心に、集団指導の「志門塾」、個別指導の「HOMES」、英会話スクールの「ハローズ」を運営している。
岐阜県内における高校入試の合格実績、国公立大学入試の合格実績は1位だが、塾経営としては厳しい状況にある。その要因は少子化による、高校の定員割れだ。ここ数年、岐阜県の6学区のトップ校の半分以上が定員割れをしており、塾に行く必要がなくなってきている。大学入試では国公立大の実績は出しているものの、東大・京大をはじめとする上位大学合格に苦戦。この原因は中高一貫校問題にある。
中高一貫校ならば中学の内容を2年で終わらせ、高校3年の1年間は受験勉強対策のアウトプットに使うことができる。しかし、岐阜には私立中高一貫校はあっても、非常に高い進学実績を誇る学校は限られる。しかも教育の機会が平等に与えられないからという理由で、岐阜には公立中高一貫校がない。受験勉強のためのアウトプットの時間が足りない状況だ。
近年、大学入学共通テストの数学の問題は、生徒が初めて解く「初見」の問題が多い。数学の定理や公式を真に理解していなければ解けず、このことは時間が限られる岐阜の受験生の課題になっている。共通テストで数学の点数が取れないため、2次試験で上位大学を受験できず、国公立大学のランクを下げて受験する。第一志望の大学に合格させたいが、それが岐阜県では難しい状況になっている。
そんな時に出会ったのが、北田亮介社長だった。弊社はオリジナルの英会話教室を運営していたが課題があった。北田社長と話をするうちに、「第一志望の大学に合格するためには、英語しかない」と確信。英語でアドバンテージを取り、高校に入った時点で理数系の学習時間を確保。大学入試の実績を1.5倍~2倍にしようと考えた。
Lepton導入1年目は「力づく」だった。現場の社員が頑張って500名の生徒を集めてくれて、9月のキャンペーンでも100名ほど増えた。
2年目は「保護者に広めてもらう」を目標に設定。動画を作り、様々な機会を作って流し続けた。また、小学生の保護者を対象に「小学生から始まる大学入試」と題した無料の教育講演会も実施。Leptonで学習すれば、英語でアドバンテージを取れることを伝えた。
その講演会では「手相」の話も盛り込んだ。講演会に参加する父親は多いが、一歩引いて見ている印象がある。しかし、手相の話をすると、急に盛り上がった。人は興味があれば耳を傾ける。生徒が勉強しないのは、興味を持たせられてないからであって、生徒を指導する上でも工夫が必要だと感じている。
3年目は「成功事例を出す」ことを目標にしている。小6で英検®3級、中2で準2級を取得した生徒数を増やそうと取り組んでいる。実績を出すには週1回では足りず、週2回の受講が必要になる。集団指導の志門塾では、小学生は全員週2回受講させている。
今、中高生の生徒も増えつつある。また、自社の英会話スクール「ハローズ」と組み合わせ、会話の機会も増やしている。
Lepton史上一番一生懸命な社長になると宣言し、3年で受講者数日本一を目指していきたい。
部門別 優秀校表彰
●年間在籍生徒数(教室部門)第1位ーアフタースクールワイズ Lepton橋本教室
「アフタースクールワイズは小学生の学童保育で、その中でLeptonを導入しています。本部の皆さんと一緒に作り上げてきた結果がこの賞に繋がったと感じています。私自身、子供がLeptonに9年間通っており、日々コツコツと積み上げて、中2で英検®準2級取得ができました」
●年間テキスト発注数 第1位ーアフタースクールワイズ Lepton橋本教室
●年間キャンペーン入会者数 2025年夏の入会キャンペーン 第1位ー志門塾Lepton岐阜本部校43
「昨年、初めてこの全国加盟校大会に参加させていただき、1年後ここで表彰されるように頑張りたいという思いで過ごしてきました。年間在籍数や企業のランキング表彰においても、日本一を目指してやっていきたいと思います」
2025年秋の入会キャンペーン 第1位ーFLOW ENGLISH Lepton箕面市役所前教室
「大阪からやってきまして、新大阪駅から新幹線に30年ぶりに乗りました。これだけ多くの外国の方が来日している現状を見て、子どもたちに使える英語を教えていくことが、私たちの使命だと思いました」
2026年春の入会キャンペーン第1位ーアフタースクールワイズ Lepton鹿島田教室
●特別賞 紹介入会者数部門 英進館 Lepton照葉校
「英進館はLeptonのおかげで英語の成績をしっかり伸ばしています。これからもサポートしていただきながら、しっかりと九州の方で頑張っていきたいと思います」
●特別賞 JET申し込み者数部門 ウイングキッズパンセLepton 流山おおたかの森教室
「小学生からずっとLeptonを続けて、高校生でも受講している生徒がいます。高校留学から戻ってきたらまたLeptonを頑張りたいというほど、Leptonラブな生徒です。これからも皆様のお力を借りながら精一杯頑張っていきたいと思います」
● 特別賞 学校部門 さとえ学園小学校 Lepton教室
「本校では放課後に水泳や英語など様々な講座を展開しています。 Leptonは学校内でも 1、2を争う受講者数で非常に人気です。 最近では小学校低学年の頃にLeptonを受講していた子たちが、大学生チューターとして戻ってきて私たちと一緒に指導をしてくれています」
●特別賞 グループ部門(株)市進ホールディングス
「聞く、話すという力が求められている中、小学校低学年から英語の4技能をどのように身に付けさせるのか。楽しみながら英語を学べるLeptonにお力添えをいただきながら、弊社も全力で取り組んでいきます」
●特別賞 企業部門 英進館(株)
[加盟校 事例発表1]
ベスト学院(株)ユニバース英会話スクール 林 晋作 氏
Leptonと英会話で、アウトプット力を強化
ユニバース英会話スクールは2013年7月に開校。発音やスピーキングにこだわったレッスンが特長で、福島県郡山市と東京都武蔵野市で2教室展開している。
スクールではLepton専門の部屋は黄色、英会話はピンク、英検®などの講義をする部屋は緑と、コンセプトごとに色を分けている。
Leptonを60分受講した後は、30分英会話をするというスタイルで、アウトプットの時間帯を設けている。 週2回の受講で「英語を学ぶ」のではなくて、「英語で学べる」教室を目指す。
事業継続のために行ったことの1つがセグメントを外すこと。小学生限定にせず、中高生も対象にした。
また、月謝は、事業の永続性を考え、金額を高く設定し、看板メニューのLeptonを選んでもらえるよう、Leptonと英会話のセット料金を設定。複数の選択肢から平均的なものを選ぶ消費者の傾向に基づき、高めのセット料金を設定することで、Leptonが3コースの中で平均的な金額になるよう、見せ方を工夫した。
料金が高くても、質の良い授業を提供していることがアピールできれば入会に繋がる。
まずは、収益性の高い料金設定、そして、Leptonのような看板メニュー、さらに日本の英語教育を高めていくためには、指導者の信念、熱意も大切だと考えている。
[加盟校 事例発表2]
個別英語塾Lepton志貴教室 畔柳(くろやなぎ) 郁恵 氏
英語を使うゲームで生徒のやる気がアップ
個別英語塾Lepton志貴教室は愛知県安城市でLeptonのみで運営。アクティビティや英語力を伸ばすための丁寧なチューターチェックなど、生徒たちが笑顔で通える教室作りを心がけている。
掲げているのは「フォニックスの徹底指導とアウトプット指導」。最初は小文字の音をすべてマスターするようにしている。またサイレントe(Cakeなど最後にeがつくもの)をマスターしていく。
フォニックスの抜き打ちテストも実施。テキストのチェックではほぼ間違えない生徒も、抜き打ちテストでは8~9割間違っていたこともあった。中学生もフォニックスを学習してこなかった生徒は、必ずフォニックス指導まで戻って学ぶ。
フォニックスの音をカタカナでふりがなを振ることは禁止だ。
アウトプットの指導法として、テキストで習ったフレーズや単語は、見ずに書けるまで指導する。他にも、例えば「Are youhappy?」を「he」や「she」に置き換えて発話させる。
英語のアウトプットの方法として、ゲームも取り入れている。ビンゴでは何も書いていない25もしくは16マスの紙を配布。「5のつく数字を5個」などお題を出す。「天気」「好きな動物」などでもできる。1ビンゴではすぐ終わるので、3ビンゴ揃ったら勝ちにする。
「連想ゲーム」では、チームに分かれ「redfruit」というお題に対し、声を出さずに思いついた答えを紙に書き、同じ答えの生徒が1ポイント獲得。同点はじゃんけん。「カテゴリーゲーム」はいろいろなジャンルを指定して、一人ずつ順番に英語で言い、最後に残った人が優勝というゲーム。「オールイングリッシュUNO」は日本語を話したらペナルティで1枚追加、「Iwant to change color」など英語を使ったら1枚減らすルールだ。レッスン後にいつもキャンディーを渡しているが、ゲーム勝者にも追加で渡すと、それだけで盛り上がる。
大切にしているのは「ポジティブな言葉で褒めること」。生徒が笑顔になり、楽しそうに英語を学んでくれる教室作りをしている。
[本部発表]
直営校の事例発表
Lepton御所南教室 教室長 芦田 希新 氏
2023年からの2年間で、退会率が1/2までに低下するなど、継続率の改善に成功できた。
退会を減らせた一番の要因は、中学生になっても継続してくれるようになったこと。
転機は2024年の保護者面談の再開だ。コロナ禍で、御所南教室は2023年まで保護者面談を休止していた。教室のあるエリアは、中学受験や高校受験に熱心な家庭が多かったが、小学校卒業でLeptonを辞めてしまっていた。保護者にどうすれば「継続していただきたい」と伝えられるかを考えた時、まずは保護者との接点を増やし、保護者から話を聞き取ることに力を入れていこうと考えた。
対面でのイベントの実施頻度を上げたり、英語検定JETの結果共有をできるだけ電話で伝えたりするなど、保護者の話を前向きに聞く意欲を見せた。そのことにより、次のターンとして教室からの話を保護者が聞く体制を作ることができた。結果、中学受験による休会者が9名出たが、受験後5名の生徒が戻ってくれた。
保護者面談では、Leptonを継続することが、この後の高校受験や大学受験にも活きる事実を伝えている。すると売り込みではなく、必要なことだと感じてもらえている。英語を読む習慣づけのため、多読・多聴・eラーニング教材「Lepton Reading FARM」も導入した。これにより、読解力や処理速度が向上していることがJETの結果からも証明でき、中学生以上の継続につながっている。
本部報告
次にLeptonのテキストリニューアル、受講生の継続率向上に向けた新機能の説明があった。
まず、Leptonの初期シリーズ、DOGからSPACESHIPまでのテキストをスリム化し、45冊から33冊へ再編する。これにより1シリーズを修了するスピードが上がり、子どもたちがより達成感を感じやすく、常に新しいゴールを目指しやすくなる。モチベーションが途切れず、結果として長期的な受講継続に繋げていく。
新機能として加わるのは「AIスピーキングチェック機能」だ。独自に開発したAIによる瞬時の発音評価で、テキストの1単元、1Dayが終わるごとに、その単元に登場した英単語5語、英文5文の発音チェックを行う。採点スコアと実際の録音音声は保護者マイページにて開示され、実際の音声を耳で聞いて子どもの成長を実感することができる。
機能導入の狙いは3つ。AI採点というゲーム要素と組み合わせることで、子供たちのモチベーションを高め、英語をしっかりと体で覚えること。
2つ目は保護者視点。共働き世帯が増え、レッスンの見学機会が減っている昨今、見えない学習成果を可視化することで、保護者の安心感と満足感を高める。
3つ目は指導者視点で、正確な発音判定はAIに任せ、生徒を褒め、励まし、モチベーションを高めるというチューターならではの質の高い指導により一層注力できる。
2026年5月から入門のBIRD、初級のROBOTとBUTTERFLYをリリース。9〜11月にかけ入門のDOG、中級のAIRPLANE、ROCKET、SPACESHIPをリリース予定。2027年3月までは現行テキストと新テキストの併売期間とする。
[総括] 未来を切り開く英語教育
(株)学研教育ホールディングス代表取締役会長
(株)市進ホールディングス代表取締役会長
下屋 俊裕 氏
市進ホールディングスもLeptonを小学校低学年から導入、現在グループ全体で多くの生徒が受講している。Leptonは長く受講してもらえている、非常に良いコンテンツだ。
中学生になって英語でつまずく生徒は多い。その理由は小学校の5・6年生で英語を学習し、700単語を学習しているはずだが、文法ではなく表現として学んでいるため、中学進学段階でアルファベットも書けない生徒もいるようだ。
現在、大学入学共通テストで必要とされる英単語数は5000語。センター試験の時代から1000語も増えている。さらに4技能も求められることから、ますますLeptonで英語を学習する重要性が高まっている。
文章を読むだけでは英語は身に付かない。やはり、書く・話す作業が絶対的に必要になってくる。それを補うのは、民間教育の一番の役割ではないかと思う。
Leptonは4技能に配慮し、聞く・話すだけでなく、書かせるという部分もきちんと学習できる点が素晴らしい。やはり手を使って書いた記憶は必ず残る。「書いて覚える」を徹底させてくれるコンテンツだと思う。







































