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    現場の声を反映し続ける「aim@」の強みと未来

(株)メイツ 遠藤CEOに聞く
現場の声を反映し続ける「aim@」の強みと未来

2025-10-01
(株)メイツ 代表取締役 CEO 遠藤尚範 氏

(株)メイツ 代表取締役 CEO 遠藤尚範 氏

学習塾の現場が抱える課題を解決するICT教材「aim@」を提供し、全国の学習塾や学校を支援している株式会社メイツ(遠藤尚範代表取締役、東京都新宿区)。
生成AIが大きなトレンドとなる中で教育とテクノロジーの交差点に立ち、直営教室の運営による実践とフィードバックを強みに、さまざまな事例や指導アプローチを教育業界に広く伝え、常にチャレンジし続けるベンチャー企業だ。
「aim@」導入塾からのリクエストやアイディアも活かしながら、機能とコンテンツの両面で拡充を図り、進化を遂げている。中でも、今年1月にリリースされた「速チャレ」が注目を集めている。
今回は、代表取締役 CEO・遠藤尚範氏と進学塾「メイツ」教室長・小野真平氏を取材。「速チャレ」開発の経緯や活用法、学習効果、「aim@」導入のメリットなどをうかがった。

塾内ランキング機能で「速チャレ」活用時間が急増

はじめに、ICT教材「aim@」のアップデートの方針について遠藤氏は、「生成AIの開発をメインに据えるのではなく、あくまでもアナログ的な側面との両輪で攻めている」と述べた。
「今年、生成AIが生徒の理解度に合わせて解説を深堀りし、フォローする機能が『aim@』に備わりました。1つの解説がわからない時、すぐに先生を呼ぶのではなく、かみ砕いた解説を生成AIが担います。少しでも考える習慣を身につけて生徒自身がどこまで理解できているかを把握し、課題感を持つことで自走を促します」
遠藤氏は「生成AIが取って代わって学習塾がなくなることはない」と強調する。その言葉を象徴するように新コンテンツ「速チャレ」は、2010年の創業当初から遠藤氏が個別指導塾の現場で活用していた、いわゆる「100マス計算」のようなドリル形式が基盤となっている。
「『100マス計算』的な発想は、いわば生成AIとは真逆です。これをアプリで再現すれば、より学習効果が上がると確信して『速チャレ』を開発しました。目の前の問題の答えを書きながら次の問題を考えるスピード感を実現した点が、こだわりポイントです」
導入塾全体で〝世界ランキング〟を目標として示すほか、導入塾のリクエストに応えて新たに〝塾内ランキング〟機能を搭載したところ、各塾におけるトータル活用時間が急激に増加し、新規導入数も一気に加速した。
「塾内ランキングリリース前の速チャレ活用時間と比較して、リリース後は約2倍の活用時間に伸びています。テクノロジーを駆使しながら反復学習ができる点が評判よく、『aim@』導入のきっかけになるケースも増えています」

個別指導も集団指導も〝1対多人数〟がポイント

『速チャレ』結果画面

『速チャレ』結果画面

「速チャレ」の開発に要した期間は、わずか3か月だ。教材開発を内製化し、直営塾からのフィードバックをスピード感を持って反映しながらアップデートできるのが「aim@」の強みだ。
「『速チャレ』は算数の四則演算からスタートし、まさにゲーム感覚で〝習うより慣れろ〟の部分である小学生向けの長さの変換問題をはじめとして、英単語や慣用句・ことわざのコンテンツもラインナップしました。理科・社会を含めてほぼ全教科で既存のコンテンツを『速チャレ』に活かし、さらに小学生向けや高校生向けコンテンツも毎月増やしているところです」
こうしたアナログ的な学習の土台があってこそ、生成AIのサポート機能が活用できると遠藤氏は話す。
「これまで『aim@』にはなかったゲーミフィケーションを付加して、生徒が楽しみながらスピードと正確さを競うタイムアタック機能や、丸付けの労力を省略化して先生の負担を軽減する採点機能などが特徴です。大手塾でも夏休み明けの塾内テストに向けて、『速チャレ』大いに活用していただいています」
今後は、各導入塾の確認テストにおける生徒の学習時間や成績の伸びなど、「速チャレ」の学習効果もプレスリリースしていく予定だ。
「個別指導塾では、一般的に先生1名に対して生徒数をいかに増やすかが課題です。定期テストの直前期には同じ学校の生徒を集めて、〝1対多人数〟でアウトプット形式の指導をしたいというご要望が強くあります。そうした課題を実現するツールとして『aim@』を導入いただくケースが多く、例えば『aim@』の英検R対策を活用すると、英検5級から準1級まで同じオペレーションで対応できるため、〝1対20〟の対応も可能です」
一方、集団指導塾では〝1対多人数〟指導に〝個別性〟を持たせたいというニーズがある。
「複数の異なる中学校に通う生徒たちに対しても、『aim@』のオペレーションは1つです。そのため、集団授業でありながら料金を抑えて個別最適な定期テスト対策指導が実現します」

新機能やコンテンツ拡充で「aim@」をアップデート

aim@リリース後から現在までの主なアップデート

aim@リリース後から現在までの主なアップデート

今年7月には首都圏中学模試センターと連携し、「aim@」上で第1回「小学生☆成長サポートオンラインテスト」を実施。まさに場所や時間にとらわれず、全受験生に公平な受験機会を提供した取り組みが話題になった。
「リアルな模試は回収・採点に時間を要しますが、オンラインテストなら受験直前期の1月・2月頃の最もニーズがあるタイミングでも、即座に回収・採点ができます。学習情報を保護者面談で活用することを想定し、管理画面の見える化にも工夫を詰め込んでいます」
今後の「aim@」のアップデートについて、遠藤氏は次のように明かした。「全国の高校入試の過去問をすべて搭載し、例えば数学の大問ごとに解ける過去問対策など、コンテンツの拡充を計画しています。また、AI機能と音声認識機能とを組み合わせて、英検Rの二次試験対策をリリースします。直営塾『メイツ』で実証実験を進め、よりよいサービスを提供していきたいと考えています。
さらに、『aim@』の最初のトップ画面に『先週はこの部分を頑張った!』『この単元はまだ弱いからやってみよう!』などのメッセージを表示して、生成AIが生徒に声がけする機能も少しずつ実装を増やしていきたいと考えています」
学習塾の運営面にも生成AIを活用できる可能性が広がっていると遠藤氏は語った。
「例えば、ブログ記事は年間スケジュールの中で何月の何週目はこのテーマと決めて、継続的に発信することでSEO対策が可能となります。業務上負荷が高いと思われがちですが、生成AIのサポートで生産性を高めることによって、有益な記事をタイムリーに発信できます。現場の声も盛り込んだ内容が保護者に喜ばれるため、今後はこうした集客方法もしくみ化していきたいと考えています」

他塾からの見学も多い
進学塾メイツとはどんな塾?
ICT教材の活用と成績回収のしくみ

未来の自分に向けたアドバイスを書き込むノート指導

進学塾「メイツ」 教室長 小野真平 氏

進学塾「メイツ」 教室長
小野真平 氏

同社アプリ事業部に所属する進学塾「メイツ」教室長の小野氏。『aim@』を指導に活用しながら、現場の悩みや意見をキャッチアップして改善提案し、ますます使いやすくアップデートしていきたいと意気込みを語る。
「『速チャレ』のメリットは、生徒ができることを積み重ねて土台作りを行うことでモチベーションを引き上げる要因となることです。例えば、小学生時代に培った計算力は中学入学時点では見えないことが多いのですが、『速チャレ』はランキングやタイムが明確に出るため、『引き算が苦手』『足し算が遅い』などの実態が明らかになります。
実際、『速チャレ』によって生徒たちの問題演習量が格段に増えています。問題集で自立学習を進めるようになったり、応用問題にトライするなど成績中間層の学習への取り組みが活発化している印象です」
夏期講習では、基礎の固め直しを目的として「速チャレ」ランキングイベントを実施した。
「塾内ランキングによって、各コンテンツの1位や満点の生徒を表彰しました。累計ポイントでランキングを算出し、生徒ごとの声がけでやる気を高める取り組みです。とても好評だったため、今後も冬期講習や春期講習など各講習期間に実施していきたいと思っています」
進学塾「メイツ」の生徒は、都立高校や私立高校の一般受験合格を目指す公立小・中学生だ。
「〝20点アップさせる〟という訴求メッセージが、最も刺さるターゲット層です。週3回の通塾を推奨しており、小・中・高校生いずれも1コマ90分の授業で、最初の15分間で『速チャレ』に取り組みます。『速チャレ』は生徒目線では頭の体操をしてから学習に入るウォームアップ機能として、また先生目線では指示出しをする時間と位置付けています」
ノート指導にも力を注ぎ、生徒が〝未来の自分に向けてのアドバイス〟の書き込みを習慣化することによって、先生側もさまざまな判断材料としてそれを役立てている。
「ノート指導は見落としがちな部分を可視化する上で必須ですが、経過時間オーバーやノートが取れていない場合など、先生が声かけをするタイミングを計る上でも意味があります。『aim@』は先生が質問対応の時間を削減できる分、そこで生まれた時間はノートが上手に取れていない成績下位層の生徒を発見して〝追いかけ〟に充てるなど、より生産性を上げていくことができます。解説を読んでもわからなければ質問ができる状況を作ることはもちろん、生徒が質問をうまくできるようになるために、先生の声かけが非常に重要だと認識しています」

具体的なイメージが描ける〝1対8〟指導の教室見学

『速チャレ』に取り組む進学塾「メイツ」の生徒

『速チャレ』に取り組む進学塾「メイツ」の生徒

現在、全国の学習塾の先生方が進学塾「メイツ」の教室見学に訪れている。実際に生徒全員がタブレットで学習する様子を見届けることで、具体的な指導イメージが湧いたと『aim@』の導入を決める事例も少なくない。
「ICT教材で生徒の成績が担保できるだろうか、生徒が慣れないのではないかと懸念される先生方も、教室で生徒が黙々と学ぶ姿や質問をする前向きな姿勢をご覧いただければ、自塾における指導イメージを描いていただけると思います」
教室見学の際には、〝1対多人数〟の席配置や許容人数など、生徒の人数拡張に関する具体的な質問も多く寄せられると、小野氏は話す。
「『メイツ』は先生1名に対して生徒約8名の〝1対多人数〟の個別指導塾です。無学年式で机を並べて、学校ごとに学習進度も別々です。こうした〝1対多人数〟の指導は、ピンポイントでの解説が求められます。生成AIの解説が言葉をかみ砕いて説明した上で、先生はピンポイント解説に徹することによって、より管理面やコミュニケーションの時間が取れるようになっています。
『aim@』は〝丸付けしてもらえる問題集〟だと捉えて、限られた先生の人数で効率よく生徒と関わりながら成績を上げる、その選択肢の1つとして検討いただければと思っています」

成績回収後の振り返りでも生成AIを活用

進学塾「メイツ」の授業の様子

進学塾「メイツ」の授業の様子

進学塾「メイツ」ではテスト後に実施するWebアンケートによって、従来型の点数だけの報告や解き直しではなく、振り返りの時期をしっかりとキャッチする成績回収のしくみを構築している。「平均点に満たない生徒ほどテストの見直しをせず、単に『ミスが多かった』で片づけてしまいがちです。テストの見直しを生徒自身に課すことで、反省点を振り返って次へのフィードバックにつなげています。
アンケートでは大問ごとに質問を設定して、学習範囲など生徒の取り組みを把握します。生徒自身も足りていなかった部分に気づくことができる上に、生徒面談で次に向けた提案が可能となります。また、実際のデータから生成AIを使って振り返りシートを作成して、保護者面談のきっかけにもつなげています」
さらに、こうしたデータを材料として生成AIに取り込み、記事化して速報やテスト分析ブログとして発信している。
「先ほど遠藤もお話ししました通り、SEO対策の一環として毎週スケジュール通りにブログを更新しています。在籍する中学3年生の『志望校調査結果』や、テストが近い時期には『テスト分析ブログ』『結果発表ブログ』などを発信しています。
『aim@』の中にブログのネタがぎっしり詰まっていますから、多教室展開している学習塾でも生成AIを駆使すれば業務負担を軽減できます。更新頻度を上げることに意味があり、継続的に発信することが大切だと考えています」
進学塾「メイツ」では、随時教室見学を受け付けています。aim@を活用した1対多人数指導にご興味のある方は、いつでもご連絡ください。

「aim@」お問い合わせ
株式会社 メイツ
app-info@mates-system.com
TEL:03-6223-8125
受付時間:月~金 10:00~18:00

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