
名門会オンラインパートナーシステム
「通称:MOPS」の提供を開始
双方向オンライン個別授業「名門会Online」
リソー教育【東証プライム(4714)】グループの一員である株式会社名門会(東京都豊島区/吉田 信司代表取締役社長)は、主軸となる社会人プロ家庭教師センター「名門会」、1対1の進学個別指導塾「TOMEIKAI」や、医学部専門塾「MEDIC名門会」を全国に展開している。
新たな事業の柱として、小・中・高・卒生を対象とした完全1対1の双方向型オンライン指導「名門会Online」を全国の学習塾に提供する名門会オンラインパートナーシステム(MOPS)をリリースした。名門会独自のオンライン指導システム「通称:MEIOS(メイオス)」と共に、社会人プロ講師や一流大学の学生講師をセットで提供する。
対面授業と同品質を誇る 完全1対1の個別指導
名門会はリソー教育グループの社会人プロ講師による家庭教師センターだ。オンラインでも名門会の個別指導を受けたいというニーズに応え、「名門会オンライン」を展開している。
「名門会オンライン」の講師陣は社会人プロに加えて、難関大学の現役大学生のいずれかを生徒のニーズに合わせてマッチさせる。学生講師は基本GMARCH以上で、医学部や旧帝大・国公立大学の優秀な学生が揃う。
「名門会オンライン」による双方向オンライン個別授業の特徴は、独自開発されたシステム『MEIOS』による〝手元カメラ〟だ。
「名門会オンライン」の責任者である早坂氏は次のように語る。
「パソコンのモニターには講師と生徒の表情だけでなくそれぞれの手元も映し出され、板書やノートをお互い鮮明に確認することができます。これがなければ名門会のオンライン授業は成り立たないと私たちは考えています。板書を録画して配信するのではなく、リアルタイムに板書を映し出すことがポイントです。講師もまた、生徒の手元を見ながらどのように解いているか、どこでつまずいているかを把握し、
『同じ箇所をまた間違っているよ』とその場で指摘することができ、対面指導と同じクオリティでオンライン個別授業を提供できるのが最大のウリです」
初期費用は15万円~授業料の20%を塾に還元
『名門会オンラインパートナーシステム(MOPS)』のスキームは、学習塾が生徒を『名門会』に紹介し、名門会が講師をマッチングして生徒にオンライン授業を提供する流れだ。
MOPS契約時の初期費用は、導入費・研修費・維持費のみ。研修費と維持費はそれぞれ6万円、導入費は都道府県によって幅を持たせ、初期費用はトータルで15~45万円となる。2年目以降は維持費だけだ。
名門会に支払われる授業料の20%が学習塾に還元されるため、卒塾後も生徒が「名門会オンライン」を受講し続ける限り、入金が継続される点は大きなメリットとなる。
授業料の料金体系は、1時間4000円~1万4000円だ。例えば、生徒1人あたり1回(60分)7000円×月4回で2万8000円の場合、20%は月5600円。生徒5人なら年間約34万円となり、初期費用はほぼ回収できる見込みだ。本来なら、卒塾とともに収入がゼロになるところ、『名門会』に生徒を紹介することによって収入を得られ続けるシステムとなる。初期費用に対する年利回りが1000%を超える可能性もある。
高校合格で巣立つ生徒を大学合格までサポート
MOPSは大手塾だけが対象のビジネスモデルではない。地方の個人塾や中小規模の塾も想定している。例えば小・中学生をメインターゲットとする地方塾が、これまでは高校合格とともに巣立っていく生徒たちを対象に大学合格までサポートすることが可能となる。また、公立中高一貫校の受験コースを作ることが難しい場合でも、生徒1人ひとりの要望に応えられるなど、さまざまなケースにおいて質の高い個別指導を提供できる。
『個別指導で進学塾』を展開して成長を続けるリソー教育グループの豊富な講師陣は、人材確保および管理に苦慮する地方塾にとってまさに救世主と言えるだろう。MOPS契約を結ぶことで社会人プロ講師や一流大の学生講師によるオンライン個別授業を生徒に提供することができるのだ。
「名門会オンライン」は単に講師を提供するだけでなく生徒や保護者からの「もう少しスピードアップしたい」・「宿題を多くしてほしい」といった細かな要望を吸い上げて講師に伝える教務サービスを実践している。
その教務サービスの自由度の高さも魅力だ。
学習塾は「名門会オンライン」の教務サービスをそのまま運用することが出来る。もちろん、名門会が介在しない形で、運用することも可能だ。
学習塾とwin-winの関係性
早坂氏は最後に次のように語った。
「私たちの志は、名門会の一流講師陣の指導をオンラインで日本全国津々浦々の子どもたちに届けることです。『高校生を集客したい』・『既存のメインの学年以外を増やして垂直展開を狙いたい』・『通塾が困難な遠隔地の生徒にも学びを提供したい』といった学習塾のご要望・ご事情に沿ったニーズに対応してまいります。MOPS契約をすることで、学習塾の収益アップと進学実績アップに貢献できる、まさにwin-winの関係性を築けるものと確信しております。」