
(株)ライフイズテック(株)昴の「情報Ⅰ」
対策方法を大公開!
2025年度の大学入学共通テストから新課程対応の内容に切り替わる。中でも注目されているのが「情報Ⅰ」だ。過去問がなく対策が難しいという声もあるが、学校導入NO.1の実績のもと学習塾向け専用に開発された「情報Ⅰ」対策教材「情報AIドリル」で知られるライフイズテック株式会社(水野雄介代表取締役CEO、東京都港区)は、オンラインによる入試対策セミナーを開催。
今回は、鹿児島、宮崎、熊本、福岡、沖縄で65校を展開する株式会社昴 教務本部教務指導部 副部長 瀬戸孝氏が登壇。どこよりも早く「情報Ⅰ」対策を実践してきた昴だからこそ語ることができる入試対策のポイントを解説した(以下敬称略)。
1日15分、スキマ時間の積み重ねで10点アップがかなう
大学入学共通テスト(以下、共通テスト)まであと1カ月となりました(12月5日セミナー時)。英語であれば解法の確認、数学では解き直しを行うことによって解答プロセスを見直す学習に時間を費やす生徒が多いと思います。また社会のような暗記科目に時間を費やし、得点率を上げることに狙いを定めて学習する生徒もいるでしょう。直前期には、全科目のパック問題集における正答率を最終確認。受験生一人ひとりが直前対策を行っています。「情報Ⅰ」に関して、皆さまの学習塾ではどのような学習管理や学習提案・指示を行っていらっしゃいますか?
本日お伝えしたいのは、「情報Ⅰ」は、1日15分から20分のスキマ時間に学習することで5点、10点、15点上げることができる科目であるということです。共通テストまでの限られた時間、どの科目にどのくらいの時間をどのように使うか、メイン科目や暗記科目に偏ることなく、6教科8科目フル教科で何点上げられるかという視点で生徒を観察し、アドバイスすることが必要です。
なぜ「情報Ⅰ」対策を始めたのか
昴に通う生徒の多くは国公立大学を志望しています。当然「情報Ⅰ」対策を行っていかなければいけません。学習塾として具体的な対策を講じることで、生徒・保護者のニーズに対応したい、新しい科目だからこそ、私たちが頼りになる場所にならなければならないということは常々考えておりました。今、受講のニーズがあるかないかということではなく、いつ相談されてもよい状態にすることが生徒・保護者の安心感につながります。それが昴で「情報Ⅰ」の対策を始めた理由です。
主要科目以外の得点力が合格の分かれ目に
共通テストで志望校のボーダー内に入れない場合、英数のメイン科目だけでなく、各科目の点数不足が積み重なるなど、勝敗を分けるのは主要科目以外での数点差なのではないかと分析しております。過去の卒業生のデータを見ても、メイン科目の点数というのは、受験直前に一気に上がるということではなく、高3の夏から、過去問題や予想問題の演習をする中で、ゆるやかに120、130、140と上がっていくイメージがあります。そういう意味ではメイン科目以外の得点力があるかどうかが合格のポイントになるというのが私の考えです。つまり、共通テスト必須科目「情報Ⅰ」対策の環境を整えておくことは大変重要です。
「情報Ⅰ」対策の有無が、生徒・保護者の塾選びにも影響する
新年度、入塾面談をしたが入塾につながらなかった経験をされたことはないですか? 理由は分析できていますか? 一方、入塾につながるケースもあります。大事なのは、なぜ入塾を決めたのか。家から近い、料金が安い、教室がキレイ、友だちが通っていて先生が良いなど、それらに各塾の強みや魅力が詰まっています。昴では、今まで積み上げてきた成績の上げ方、合格に導いてきた勝ちパターンを情報や数字として言語化。生徒の第1志望校合格に向けたスケジュール、カリキュラム提案を行い、模試の答案分析、データ分析をもとにアドバイスを定期的・継続的に行うことに注力しています。面談のときには、自塾の強みを生かして生徒・保護者に合格までの流れを伝えます。高校生の面談では保護者から「どういう指導をされますか」と聞かれます。そういうときは、どの科目で何点を目指すのか、どういう指導をして志望校を目指すのか、方針と具体的指導法を話します。必須科目の「情報Ⅰ」対策を行う塾、学習方法を提案する塾と行わない塾、生徒・保護者はどちらの塾に通いたいでしょうか。大学受験対応を謳っている以上、大学受験の全科目に対応できる環境を整えることが重要です。改めて自塾の強みを言語化してみてはいかがでしょうか。
今からでも間に合う「情報Ⅰ」対策
昴には、高3の4月から先行して「情報Ⅰ」対策を行ってきた生徒がたくさんいます。例えば、生徒や保護者から「志望校のボーダーラインに合計点でどうしても10点足りない、どうしたら差を埋められますか」という相談はありませんか? 今までの模試の成績表を見ながら具体的なアドバイスをされると思いますが、メイン科目は直前に20点や30点、一気に上がるわけではないので現実的ではありません。そのようなときはぜひ「情報Ⅰ」に目を向けてください。
表1はライフイズテックが2024年9月に実施した模試の結果です。大問3、大問4の得点率が低いです。「皆できないから5割できればいいんだよ」と考えるか、「大問3,大問4がとれたら点数に差をつけられる」と考えるか。ライフイズテックの「情報Ⅰ」対策教材「情報AIドリル」で学習した生徒は、対策をしていない生徒に比べて第3問で6・6点、第4問で2・0点、合計8・6点も差が出ています(表2)。
共通テストまで残された時間は1カ月。まず何をやるかというと、優先順位が高いのは平均点の低い第3問のプログラミングと第4問のデータの活用です。この2単元をしっかり対策すれば10点近く、場合によってはそれ以上の得点アップを狙うことができます。そしてどのくらい時間をかけるのか。プログラミングとデータの活用は、「AIドリル」を10時間学習することで対策が完了。1日20分の勉強を1カ月間続けると約10時間です。1日20分なら時間をつくることは可能なのではないでしょうか。それから過去問演習。「情報AIドリル」には共通テスト予想問題が8回分(2025年度以降は12回分)も用意されています。難しく考える必要はありません。他の科目と学習サイクルは同じ。本番と同じレベルの問題演習で確実に点数が上がっていきます。
10点、15点の「情報Ⅰ」の得点アップは2次試験の大きなアドバンテージになります。ぜひ皆さまの塾に通われている受験生一人ひとりに「情報Ⅰ」対策を「情報AIドリル」を使った学習で提案し、志望校合格を実現していただければと思います。合格を実現できて得られた感動や成功事例は今後の勝ちパターンとして戦略化され、様々なところで応用でき、教室の強み・売りになっていくものと思われます。
■ライフイズテックよりお知らせ■
「情報AIドリル」の特長
・タブレットやPC があればいつでもどこでも学習可能
・AIが弱点を特定して、個別最適な学習プランを作ってくれる
・プログラミング実行環境の楽しい学習体験で、本質的な理解ができる
・わからない問題もリアルタイム質問対応
・共通テスト予想問題(12回分)で総仕上げ
お問い合わせ先
ライフイズテック株式会社 学習塾事業部
Mail:juku@lifeistech.co.jp
HP:https://juku.lifeistech-lesson.jp