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NEA教育アライアンスネットワーク 春に「『明日の学力』診断」リニューアル

2024-03-01
(一社)教育アライアンスネットワーク 千島克哉 理事兼事務局長

(一社)教育アライアンスネットワーク
千島克哉 理事兼事務局長

一般社団法人教育アライアンスネットワーク(NEA)の理事であり事務局長を務める千島克哉氏(株式会社城南進学研究社 専務取締役執行役員COO)が、「『明日の学力』診断(通称『あすがく』)」のリニューアルの詳細について語った。

「あすがく」とは?

おかげさまで「『明日の学力』診断(以下『あすがく』)」は、年間約10万人に受検していただいております。「あすがく」は、小学1年生から中学2年を対象にし、「学ぶ力」「学んだ力」「学ぼうとする力」の3つの力を「明日の学力」と定義し、〝思考力・判断力・表現力〟や〝学習状況〟など、従来のテストでは測れなかった能力を測り、可視化できるのが大きな特徴です。この春のリニューアルでは、「学ぶ力」「学んだ力」の調査は「新しい入試」に対応するよう、「学ぼうとする力」の調査は「非認知能力」を可視化できるように変わります。

「新しい入試」に対応する「学ぶ力」「学んだ力」の調査

SDGsの内容の出題例

SDGsの内容の出題例

「学ぶ力」「学んだ力」の調査は大きく3つあります。
まず1つ目は、「問題解決能力×表現力」。
表現力を測定する問題で、「自分の考えを書く」から一歩進んだ「自分の考えを相手に伝える」を意識した出題に変更し、表現力をより多面的に診断します。近年では、変化の激しい時代に自ら考え、適応・解決していく力がいっそう求められ、入試でも問題解決能力を問う記述問題が出題されるようになりました。今回のリニューアルで問題解決のために「どのように考え、どう伝えるか」記述させる問題を出題します。

情報の内容の出題例

情報の内容の出題例

続いて2つ目は、「生徒の興味関心をひろげる多様な問題構成」。
生徒の日常生活に関連するもの、現代的な課題を扱ったもの、SDGsに関連するものなどの多様な問題で構成します。生徒に身近な場面を設定した問題や現代的な課題を扱った問題、時事的な問題構成は、思考力・判断力・表現力の育成につながるだけでなく、生徒の興味関心を広げます。
最後に3つ目は、「共通テストで出題される『情報』に関する問題を追加」。
2025年度の大学入学共通テストで「情報Ⅰ」が新設され、「情報社会の問題解決」、「コンピュータとプログラミング」などの学習内容が出題されることになりました。情報に関わる資質・能力は、小・中・高等学校の各段階で育成されることになり、現行の学習指導要領に反映されています。入試でも実生活でも必要となる「情報」の問題を、発達段階に合わせて出題します。

「非認知能力」を可視化できる「学ぼうとする力」の調査

7つのココロ

7つのココロ

非認知能力は、「7つのココロ」を設定し可視化します。「生徒の学習状況」についての調査に加え、「おちつくココロ」や「ねばるココロ」などの「7つのココロ」に設定し、ルーブリック(評価の観点と尺度を表に可視化した評価方法)で自分の位置を表示し、非認知能力を活かして認知能力を高めるためのアドバイスをします。個人成績表は、「学ぶ力・学んだ力」調査と「学ぼうとする力」調査のそれぞれの結果と、2つの調査をクロス分析した結果で構成されます。生徒の強みとなる力、これから伸ばしたい力がひと目でわかります。この個人成績表を活用した面談では、それぞれの生徒の特性に合わせたアドバイスができ、生徒の学力向上に向けた動機付けからサポートすることができます。

リニューアルした「あすがく」をぜひ1度お試しください

2024_3_p27_ppt1

今までも重要視されてきた点数で評価できる学力(認知能力)に加えて、点数にして評価できない内面的で社会的な力である「非認知能力」にも注目が集まっています。非認知能力の育成が、認知能力の向上へつながっていきます。従来の学力テスト後の単なる答案返却ではなく、「あすがく」の成績表返却で、生徒の強みとなる力、これから伸ばしたい力など、それぞれの生徒の特性に合わせたアドバイスをしてあげてください。「あすがく」を通じて、生徒の意識や取り組みが変わるのを先生方にも実感していただければと思います。

2024_3_p27_ppt2

また、「あすがく」に加えて、「あすがく」プラスが新たに加わります。「あすがく」プラスは、従来の「あすがく」に加えて、小学4年生から小学6年生には国語と算数、中学1年生・2年生には英語と数学の学習到達度を測定する「到達度テスト」が加わったテストです。「あすがく」を単独で受検するか、「あすがく」プラスで受検するか、選べるようになります。発表が遅くなってしまったので、ご採用いただいていない学習塾様には、今年度の採用は厳しいとわかっております。ただ、今後の学習塾としての生き残りを考える上で自塾のアセスメントの見直しは必要になります。そのためにも2024年度中にぜひ1度「あすがく」をお試しください。

教育アライアンスネットワーク(NEA)2024年度会員募集
一般社団法人 教育アライアンスネットワーク(NEA)は、「民間教育機関の次代の姿」を共に創造していく組織として、全国の学習塾ならびに学習塾の日々の運営をサポートする企業が集結し、2018年より活動している団体」です。
NEA正会員の学習塾には、「教育改革対応」「経営効率化」「企業継続」を3大テーマとし、オンライン学習会、研修動画配信、メルマガ配信、教育情報紙「コレイマ」の発行など、様々な情報の提供やノウハウの共有などを行っています。また、NEA賛助会員企業からのサポートもございます。NEAでは2024年4月からの新入会を募集しております。詳しくはこちらのQRコードよりお問い合わせください。

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