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(株)POPER主催 オンラインセミナー
100教室以上の立ち上げ経営者に聞く地域で選ばれる教室づくりの方法

2024-03-01

株式会社POPER(栗原慎吾社長、東京都中央区)は「教えるをなめらかに」をスローガンに、クラウド型学習塾向け業務管理システム市場におけるリーディングカンパニーとして、バックオフィス業務の効率化および保護者とのコミュニケーションを強化する「Comiru」をはじめとする多彩なサービスを展開。先生が生徒と向き合うための「教える時間」をより多く捻出できるよう注力している。
(株)POPERが開催したオンラインセミナーで、特別講師に株式会社勝木 勝木啓文代表取締役を招聘し、競合に負けない学習塾の作り方、考え方について講演が行われた。主な内容をご紹介する。

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(株)勝木 勝木啓文 代表取締役
株式会社トライグループ常務取締役兼株式会社TRGネットワーク代表取締役社長を経て100を超える多くの教室の立ち上げに携わる。令和の時代に合った「生きる力」をサポートし、未来を切り開くお手伝いをしたいと考え株式会社勝木を創業。学習塾のみならず様々な業態で戦略・立案、各種スクール運営・展開、店舗経営・個人営業のサポートを行っている。

自塾の強みを知り地域No.1を目指す!

いろいろな塾を見て回り、戦略を組んでいく中で、どのような塾が競合からみて一番嫌なのか。各地域に必ず地域No . 1の塾があります。そういう塾は揺るぎないポジションを築いており、いくら大手であっても勝てません。
本日は6つのテーマごとにポイントを紹介してまいります。自塾は何が強みなのかを考え、これからの運営のヒントになればと思います。「〇〇が地域No.1の塾」という〇〇が明確なほどお客様も選びやすくなります。大学受験、中学受験……なにか一つ強みを作り、そこから広げていく。そのきっかけづくりになればと思います。

6つのテーマごとに自塾をチェック!

[1.教室のマーケットとは?]

ご自身の出店されているマーケットをお客様目線になって5つの項目でチェックしていただければと思います。

◆テナントの場所
視認性はいいか悪いか、立地環境はどうか。国道、川や線路、横断歩道、中央分離帯があるかないかで人の流れは変わります。ターゲットの所得層、地域の学校状況を改めてチェックします。

◆テナントの階層
知らない人とエレベーターに乗るのは気がひけると感じる女子が多く、エレベーターは男子が乗り、女子は非常階段を利用する子が多い。テナントの階層によって集まりやすさがあるため、女の子が来やすい導線を作ってあげることが大切。また、別階のテナントはどんな業種なのか、ネガティブポイントのチェックも必要です。

◆テナントの条件
教室の天井高は2m50cm以上だと圧迫感はありません。明るさは700ルクス以上が勉強に適しています。大手は1000ルクスになるように設計。「明るさも配慮しています。目にもやさしく集中力も上がります」とアピールできます。

◆テナントの導線
横の暗い道に入るテナントなどにおいては、教室に来るまでの導線はどうか。夜の街灯、入口位置、階段の位置、駐車場や清掃状況は十分といえるか。

◆時間帯別人通り
駅前だと思って安心していたら時間帯によって人通りも変化します。雪国は夏と冬で人の流れが変わり、ロードヒートが入っているかどうかでも変わります。教室に来やすい環境を作っているか。自塾の強みと弱みを見つけ、生徒の男女比でも気になることが異なるため顧客目線でチェックします。

[2.教室の強みとは?]

ソフト部分はどうでしょうか。教室長の経歴や強みなど、意外とご自身の強みがわかってないかもしれません。講師の学力や年齢、数、男女比率をバランスよくすることでも生徒の幅が広がります。システムや学習コンテンツ、指導方法、什器の幅・高さへのこだわり、自習スペースの設置など学習環境面の強みをアピールすることも重要です。いろいろな教室長を見てきましたが、教室を大きくする教室長の3大要素は、対応力・教務力・提案力。どこかが突出している人が教室を大きくしています。大学入学テストに精通し攻略法がわかっている、サービス業としての対応力に長けている、提案力を発揮して次々に新規契約をとるなど、自塾の武器は何かを知ることが大事です。

[3.保護者はどこを見ている?]

来校時の保護者は、面談の前に安心して長く通えるか・整理整頓されているか・教室の雰囲気はどうか・教師教育がしっかりされているかを厳しくチェックします。面談ルームで塾の中身を伝える前に、すでに勝負がついてしまったなんてことにならないように、見直しましょう。各ブースに監視カメラを設置していることや耐震対策、入退室用のタブレットに安心できる待ち受けを起用するなどの安全・安心のための対策を打ち出すことも重要です。
面談ルームでは、各人の座る位置にも配慮が必要。教室長は教室全体の様子が見渡せる奥の手前側、保護者は教室側から顔が見えない奥の位置に。生徒は体験指導へ誘導しやすいように手前側にします。

[4.教室はどう活用している?]

面談ルームは、新規の顧客向けに発信。入会いただくためのツールを置くなどです。授業スペースは授業に関するものを貼り、自習スペースは自学を盛り上げるもの、お知らせコーナーは教室長のデスク周りに。通行人などから見える位置に壁や窓があれば外向け用の掲示物を貼りアピール。教室の死角を減らすだけで教室運営がスムーズになります。複合機や本棚の位置で人の導線を管理することも可能。内装を入れ替え管理面も改善し、2年で18名から86名に生徒数を増やした塾もあります。
学年によって机の幅・奥行きを変える工夫も大切です。幅は高校生であれば90cm以上がベスト。タブレットを使って学習する生徒が多いので奥行も55cm~60cmは欲しい。長机をフル活用しセパレートな空間も創出。気温差を調節できるよう膝掛を用意するなど、きめ細やかな工夫は喜ばれます。

[5.教室の強みをどう発信する?]

来客者用への発信には面談ルームを使い、目の前の通行人には窓ガラスを効果的に利用して掲示物を貼ったり、入口にパンフレットやチラシを置きます。プロモ―ション動画を流し続けている塾もあります。チラシにはQRコードを貼り付けホームページに誘導。SNSやWEBを大いに活用する。
ホームページでの発信に加え、map等で検索する子どもたちが多いので、基本情報を正確に入力するのはもちろん、投稿やキャンペーン告知も重要です。強みを意識したSNSでの発信や地域のコミュニティも積極的に活用します。

[6.みんなの工夫とは?]

ある塾では、夏期講習の終わりにフィードバックを生徒と先生に実施。生徒から担当の先生宛に感謝と今後の意気込みをメッセージカードに書いて渡すことで、双方共にやる気が向上しました。
壁面のホワイトボードをメッセージボードとして活用している塾では、来客者がメッセージを書いたり、生徒が受験前に決意を書き、それを皆が見られるようになっています。本人の決意や周りへの刺激にもなり温かい教室の空気感が伝わります。
卒業生を招き、高校生の話を聞いたり高校の大学合格実績を紹介している塾もあります。面倒見の良さが伝わります。速読のトレーニングで最高得点を出したレジェンドを称える掲示物のある塾もあります。
子どもたちを盛り上げ、教室的に盛り上げたいものを発信し、強みを作っていきましょう。


ベネッセコーポレーション


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