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    総合型・学校推薦型選抜対策も

(株)城南進学研究社「デキタス」で
不登校児の学びを支援
総合型・学校推薦型選抜対策も

2023-03-01

城南進学研究社の新たな企業理念「学びをアップデートせよ」

(株)城南進学研究社 学校教育ソリューション事業部 部長 水野雅恭 氏

(株)城南進学研究社
学校教育ソリューション事業部 部長 水野雅恭 氏

2023年度、株式会社城南進学研究社(下村勝己代表取締役社長CEO、神奈川県川崎市)は、経営理念・企業理念の再定義を行い、創業当初から掲げてきた「生徒第一主義」という経営理念はそのままに、「学びをアップデートせよ」を新たな企業理念に据えた。
同社はここ数年、オンライン学習教材「デキタス」を活用した不登校児への学習サポートや、公営塾の運営などを行ってきた。特に学習塾では「デキタス」で個別最適化学習を進めている。その詳細について、学校教育ソリューション事業部 部長 水野雅恭氏に話を伺った。

不登校の生徒の学びの支援に「デキタス」を活用

鴨居中学校では、生徒一人ひとりのカリキュラムを作成

鴨居中学校では、生徒一人ひとりのカリキュラムを作成

「不登校の小中学生は年々増加しており、その子たちの学習支援は公教育だけでは難しいという実情があります」と、水野氏は開口一番に語る。
「そこで増えているのが、フリースクールや学習塾が支援するケース。高校であれば通信制高校が今かなり充実していて、そこに行く生徒は年々増えていますが、小中学校では制度としてまだ難しいところがありますので、そこを学習塾がフリースクールも兼ねるなどすれば、その社会課題を解決できるのではないかと考えています。そのうえで、学ぶ楽しさを伝えるとともに、進学できるような基礎学力をつけておくことが重要だと思います」
水野氏がこのように考えるようになったのは、2019年からの2年間、横浜市立鴨居中学校と一緒に不登校の生徒の学びの支援に取り組んだ経験が大きい。経済産業省の「未来の教室」で、公教育と学習塾を組ませたらどんなことができるか実証実験してみて欲しいと言われて始まったという。使用した教材は「デキタス」。当時はまだオンライン学習は珍しかったが、それを提案し、やってみたいという生徒には、同社の個別指導塾運営で培ったノウハウを活かしながら、一人ひとりの学習状況を聞かせてもらい、その子自身のカリキュラムを自分で作成する手伝いをしたという。

デキタス トップ画面

デキタス トップ画面

「割合でいうと、40~50%の生徒さんが定期的に『デキタス』に取り組むようになりました。学校の先生方も『これはすごい!』とおっしゃってくださいました」
「デキタス」は、小中学生を対象に1日10分からの学習習慣を身に付けるために開発されたオンライン教材。ポップでキュートなキャラクターが登場する授業動画を軸とし、豊富な演習問題や定期テスト対策機能、ノート機能など豊富なコンテンツを搭載。ネット環境とタブレット・パソコンさえあれば、いつでもどこでも5教科を学ぶことができる。

「おしゃべり会」と「多様な進路セミナー」

特に社会に出てからはコミュニケーションスキルも問われるので、鴨居中学校ではその練習も行った。「『おしゃべり会』というのをつくり、まずは自己紹介をしてもらうことから始めました。私が初めて入ったときはまったく会話がない状態でしたが、しばらくすると、全員とは無理にしても、特定の生徒とは楽しくおしゃべりができるようになりましたね」と、水野氏は嬉しそうに語る。
さらに、自分で進路を見つけてもらうために、学校と一緒に『多様な進路セミナー』も行った。
「偏差値が高い学校=いい学校ではなく、自分に合った高校がいいという見方で高校を選択するという『多様な進路セミナー』を、鴨居中学校でやらせていただきました。具体的にはクラーク記念国際高校など3校ほどの高校に学校説明会を開催していただき、その後座談会を開き、高校の先生方、保護者、生徒たちが4~5人で輪になって話し合いをする場を持つと、保護者も安心するようでした」
「デキタス」を活用した学習支援システムは、すでに約70のフリースクール等で導入されているが、「おしゃべり会」や「多様な進路セミナー」をパッケージ化し、さらに多くの塾や学校でも導入してもらいたいと考えている。

多様な進路の1つとして提案 「総合型・学校推薦型選抜対策」

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その多様な進路の中では、大学に進学することも可能だ。ご存じのように、大学入試改革真っ直中、総合型・学校推薦型選抜を実施する大学・学部も増加している。それに対し同社では、専門対策塾「城南推薦塾」のノウハウを生かした映像講座を提供している。塾にとっては総合型・学校推薦型選抜対策の指導に不安を抱えていたり、業務の負担が大きすぎると悩んでいる塾や学校の先生方にもお勧めとのこと。
「総合型・学校推薦型選抜対策 映像コース」は、全9講の映像授業。総合型・学校推薦型選抜対策が完結するのに加えて、先生の業務を大幅に省力化できる。さらに「入試小論文対策講座」「総合型・学校推薦型選抜対策ガイダンス」もあり、国公立大や早慶上智など、難関大対策も可能だ。さらにワークシートで〝やるべきこと〟を視覚化してくれるので、先生と生徒の情報共有や進捗確認もやりやすい。「城南推薦塾」とは、同社が運営する、総合型・学校推薦型選抜対策専門の塾。講義・個別指導・グループワークといった対策を通じて「情報力」「文章力」「表現力」そして「人間力」を引き出す指導を行い、2015年の開校以来、多くの合格実績を持つ。
「入試制度が多様化する中、総合型・学校推薦型選抜対策のニーズは確実に高まっています。当社の映像講座も、他塾との差別化になるとして、導入を希望される学習塾も増えています」

より良い手段・方法で、継続して学んでいくために

不登校の子どもの学びに限らず、優れた教材があれば自動的にみんな学習するようになるかといえば、そのようなことはもちろんあり得ない。
「より良い手段・方法で、より継続して学びに取り組めるようにするためには『デキタス』をどうアップデートしたらいいかを考え、半年ほどかけて北海道大学が主催する企業課題解決プログラム「DEMOLA(デモ―ラ)」の下で試行錯誤してきました。いただいたアイデアをライセンス購入させていただく形で、来年以降実装していく予定です」
ひとことで言えば、決まった時間に決まった教科をみんな一緒に学習して決められた課程をこなしていくのではなく、本当にやりたいことを自分で決めて、自ら学んでいくという学習スタイルだ。 教育のイノベーターでありたいと語る水野氏は、経産省イノベーター育成プログラムのメンターとして、日本の教育イノベーションを牽引するような教育産業の育成にも力を注ぐ。城南進学研究社では、社員自身もアップデートしながら、子どもたちの学びをアップデートし続けている。

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お問い合わせ
株式会社 城南進学研究社
教育ソリューション事業本部
TEL.044-246-5211
(月〜金 10:00〜17:00)
E-mail:Info-csd@johnan.co.jp


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