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    5年後、10年後、その英語指導で大丈夫?

2022 秋 NEA学習会
5年後、10年後、その英語指導で大丈夫?

2023-01-05

「使える英語」と「入試英語」実は同じ!
5年後、10年後、その英語指導で大丈夫?
講師 玉川大学大学院 教育学研究科 名誉教授 佐藤 久美子 氏

玉川大学大学院 教育学研究科 名誉教授 佐藤久美子氏

玉川大学大学院 教育学研究科 名誉教授 佐藤久美子氏

10月28日(金)、NEA(教育アライアンスネットワーク)学習会が会場およびオンラインによるハイフレックス形式で開催された。
今回の教育改革では、大学入試を変えることにより高大接続を意味あるものとし、小学校・中学校から学力を醸成していく狙いがある。2024年春(2023年度)高校入試、2025年春(2024年度)大学入試はどう変化するだろうか?英語の入試に対応する力とコミュニケーション力では学び方が違うのだろうか?
教育業界に携わる誰もが同じ課題に直面する中、(幼児)小学生・中学生、学校・家庭・塾では、どのように学ぶのがいいのか、NHKラジオ『基礎英語2・3』講師、NHK Eテレ『エイゴビート』『エイゴビート2』監修などで活躍中の玉川大学大学院 教育学研究科 名誉教授 佐藤 久美子氏にご講演いただいた。

社会で求められる英語力

社会において英語力が求められています。現在、世界で英語を公用語・準公用語とするのは78カ国。世界で一番多くの人が母語として使っているのが中国語、スペイン語、英語の順ですが、英語は母語でなくても使える人が多い。国際会議の場、多文化間のコミュニケーション手段、Webでの情報提供として使われるなど、世界で最もポピュラーな言語です。
1教科、1カ国だけでは解決できない問題(気候、環境、社会経済など)があるため、世界共通の言語で勉強する、英語でスピーチを作って発表する力をつけておくと、世界中の人々と交流ができるのです。英語でSDGsを学び、考え発表する力をつけている小学校も増えています。
指導要領が変わり、高校でも「使える英語」に転換しています。自分の考えや思いを人前で堂々と話せる力、お友だちの意見をしっかり聞いてあげる力、これらは「生きる力」につながっていきます。世界には様々な国や地域があります。いろいろな考え、習慣、文化があり、それぞれが異なることを理解する。「違うことってワクワクすることだよね」という「寛容な心」は早期に英語を学ぶことで定着します。小学校から始める意義はそこにあるのです。現在の小学生が大人になる頃には「社内公用語」が英語になり、外国籍の人が会社に増える、いわゆる共生社会になります。高校の授業もまた、コミュニケーションに特化した英語教育になります。スペルや文法が正確なだけでなく、自分の気持ちや意見を目的・場面・状況に応じて話す・書く適切さが評価されます。評価の基準から言うと「思考・判断・表現力」と呼ばれていますが、小中高と積み重ねていくことで養われる力です。日常生活に関連させた問題が高校入試では増加しています。どの教科でも「読解力」が必須。英語は「速読即解力」が必要です。総合的な力をつける必要があります。

小中学校、英語教育の現状

公立高校入試合格を目指す教材。学校で増えてきているパフォーマンステストの 対策ができる! 型を身につけることで、無理なく自己表現ができるようになる!

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教員研修が小中学校で増えています。小学校の場合は、英語の研修が増加。小学校の先生方は、研修により教える技術や「英語って楽しいね」という志向性が高まります。教員が「英語が楽しい、もっと話したい」という気持ちになると、その気持ちは子どもに伝わります。
現状の小学校の課題としては「聞く」「話す」は強いですが「読む」「書く」が弱い。中学校の先生からは、もう少し書く練習をしてきてほしいという要望があります。
中学校では、「説明(文法)」「単語を書く」に時間を割きすぎです。英語は速読即解力が要ですから、「話す」「思ったことを書く」ことを塾で補い、自宅で主体的に学習することが求められています。
大切なことは「英語は暗記科目ではない」という認識です。目標表現(定型文)を暗記した先に「実際に英語を使用して互いの考えや気持ちを伝えあう活動」(=言語活動)が必要です。自分ごとにすることで、話してみたい・聞きたいという主体的な学びの姿勢に通じ、学力アップと使える英語につながります。そのためには語彙などを自ら辞書で調べ習得する、ひと手間が必要。Mental effort という言葉があります。負荷をかけることで記憶が定着するのです。『新レインボー小学英語辞典 学研・佐藤久美子 監修』には、スピーチ例がたくさん出ていますのでフレーズを置き換えていくときちんとした構文で自分の考えが伝えられるようになります。

自分のことを「言う、書く、発表する」言語活動

練習で終わらせず、自分のことを言ってみる、書いてみる、そして発表するという言語活動に発展させることが重要。評価のポイントは、スペル、構文などの正しさだけでなく、内容の適切さ、文の長さ、語彙・表現の多様さです。
塾の場合では、共通の課題をこなすことになりがちですが、各自が目標を決め、ゴールを明確にします。例えば、「現在完了形を使って旅行の思い出を5文で書けるようにし発表する」「現在完了形を使って台本を書き、演じられるようにする」「英作文に出ている文を3文だけ選びリズムをつけて言えるようにする」「問題回答数も自分で決め、自分で言えるようにする」などです。
中学校授業でのスピーチ力は、高校入試時の点数や英検2級取得率と比例することが、研究データからわかっています。反復力・応答力・必然的な場面での自発的対話は高い相関関係にありますので、反復練習や反復を取り入れたやりとり、スピーチ・パフォーマンスなどを大いに取り入れていただきたいと思います。
実は母語の獲得過程も同じです。1歳で音を獲得し、2歳で真似・反復、3歳で答えられるようになり、6歳で文法を獲得。反復が第一歩なのです。

講師 佐藤久美子先生から皆さまへのメッセージ

先生が英語好きなら、生徒も英語が好きになります。自立型英語学習、継続性を身につけるためのお勧め学習法は、自分ごとにして話したり書いたりしてみることです。楽しく勉強するためには、講師の体験談を聞く(講師の経験を紹介する)、音楽を聴く・歌う、ひと言日記を書く、英語の本を読む、リーディング・マラソン・ランナーになる、Web検索をする、等々。
塾と家庭学習を連携させ、音読することによりスピードアップ(目が動く!)し、速読即解力が養われます。また、ラップのようにリズムをつけて音楽に乗って文を反復。教室では説明からではなく、会話から始める。今日習った文を言語活動へ発展させる。講師と英語でやりとりするなど、こうした塾での学びと家庭学習の連携を図ることで、入試に適応できる+使える英語になっていきます。


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