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教育資源としての民間教育 第51回
公益社団法人 全国学習塾協会 安藤 大作 会長

2022-05-02

公益社団法人だからこそできること

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公益社団法人は一つの責任の形として捉えていただければと思っております。公益社団法人全国学習塾協会は、塾という産業が社会の中で息づいていけるように、立法府や行政とのやりとりをし続けています。子どもたちの現場からは遠いようでも、決して子どもたちとの現場と無関係な団体ではありません。空気中の酸素のように目には見えずとも、重要な役割を担っています。
また民間教育を推進する議連連盟や経済産業省、文部科学省を通して、社会の変化に応じた塾のあり方を積極的に議論し、情報提供を行い、時には業界要望を提言します。一例として、様々な塾団体と連携する「全国塾コンソーシアム協議会」を組織し、様々な事例等の共有を行っています。
さて、塾は在野の精神のもとで、自由な気風で教育展開する存在であり、省庁などとは交わらず教育の表現をすべき存在であるといった意見をよく伺います。言うまでもなく学習塾も社会の中の産業として、広義では公器になりますから、「自由」はある一定のルールがあるから成り立つものであり、それを逸脱してまで自由を主張する姿勢では、規制の対象にいつなってしまうかわかりません。責任なき自由はありません。
仮に規制等の対象となってしまった場合、一番傷つくのは自由にのびのびと教育を受けている塾の生徒たちであり、塾が自分の居場所になっている子どもたちでしょう。また教育を説く塾人が、社会とのつながりを軽視して、主張だけを叫ぶ姿勢があるとすれば、子どもたちへの教育という観点で、一抹の不安と疑問を感じます。
教育の自由、そこで育っていく子どもたちのために、これからも教育の自由表現が、この国の中で続いていくためにも、僭越ながら皆様にお願いしたいのは、公益社団法人に所属だけでもしていただきたい、全国学習塾協会をお支えいただきたいということです。自由な教育が展開できる幸せな環境がこれからも続いていくためには、規制がかかる手前の防波堤の役割も必要です。公益社団法人だからできること、全国学習塾協会だからこそできることを活動していきますので、ご加入いただきたいという思いです。
塾教育の体現者でもある皆様には、公益社団法人をお支えいただけますよう、全国学習塾協会が、世の中の教育環境全体に働きかけていきますので、どうかご理解ご協力のほどお願い申し上げます。


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