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オンライン座談会 幼児〜低学年募集における「ことばの学校」活用法

2021-12-01
「ことばの学校」事務局開発運営責任者  須藤孝行氏

「ことばの学校」事務局開発運営責任者 須藤孝行氏

読書を通じて、語彙力、長文読解力を高め、確かな学力の土台となる国語力を育む「読むとくメソッドRことばの学校(以下、ことばの学校)」。これは、神奈川県横浜市神奈川区に本部を持つ(株)理究(米田正人代表取締役)が提供する学習プログラムだ。
同社の主催で10月20日(火) にオンライン座談会「幼児~低学年募集における ことばの学校活用法」が開かれた。司会は「ことばの学校」事務局開発運営責任者の須藤孝行氏。その須藤氏とこのプログラムを導入している学習受験社ガゼット福岡エリアプライマリー事業部部長の正代準氏と、修明学園勝どき教室教室長の三原眞弓氏が語り合った。

プロが朗読した音声を聞き読書を楽しみながら力をつける

学習受験社ガゼット福岡エリア  プライマリー事業部部長 正代準氏

学習受験社ガゼット福岡エリア プライマリー事業部部長 正代準氏

「今回は『ことばの学校』を運用してくださっている数多くの塾の中から、本日のテーマに沿って、短期間で低学年の生徒数を伸ばしている2つの教室の先生お二方にご登場いただき、生徒の様子や保護者の方への対応について語っていただきます」
須藤氏はそう述べると「ことばの学校」について説明した。このプログラムを導入している学習塾は全国で450教室。現在、約9000名の生徒が「ことばの学校」で読書を楽しみながら語彙力などを身につけているのだ。「ことばの学校」が厳選した350冊ほどの書籍の中から100冊から200冊を各教室に揃えてもらい、子どもたちが週に1回教室に来て読書をする。書籍は絵本タイプから、小説やエッセイまで。子どもたちの読解のレベルに合わせて、中学入試や高校入試に出題される作品までを揃えているのだ。その読書法は、プロのナレーターが情感を込めて読み上げた書籍の朗読音声を「読むとくアプリ」を使ってタブレット端末で再生。これを読み聞かせのように楽しみながら子どもが黙読する「読むとくアプリ」は再生速度を変更でき、自分の読みやすいスピードで朗読を聞くことができる。これを同社では「速聴読」と読んでいる。さらに読んだ書籍の中から言葉の力を養えるように専用のワークも用意。言葉や表現の意味を確認しながら覚えていくことができるのだ。

「入会者が増え、期待を大きく上回り驚いています」

「ことばの学校」の書籍のラインナップ

「ことばの学校」の書籍のラインナップ

「ことばの学校」の紹介に続き、座談会がスタート。まず、学習受験社ガゼットの正代氏が自己紹介。同社は沖縄に10教室、福岡に2教室を展開する学習塾である。正代氏が教える福岡ガゼットプライマリーコースの小学生が選択できるコンテンツの一つとして、今年2月に「ことばの学校」を導入した。なお、このコースでは小1から小3までを対象に中学受験に対応できる学力の基礎を築く。
次に修明学園勝どき教室の三原氏が自己紹介。修明学園は(株)修明が運営する学習塾で、東京都台東区浅草橋に本部を構え、小学校受験から大学受験までの指導をしている。教室は葛飾区高砂と浅草橋、そして三原氏が教える中央区勝どきの3つだ。本部の浅草橋教室に続き、三原氏が教える勝どき教室に「ことばの学校」を導入したのが2019年10月のこと。そこから2年が経過している。

須藤氏が正代氏と三原氏に導入のきっかけを聞いた。「特に近年、低学年の国語力強化の必要性が毎回、業務会議で議題にあがっていました。生徒の理解力や読解力、語彙力のなさを講師たちが実感していたのです。また、保護者面談などでも『うちの子は本が嫌いなんです』『文章が書けなくて心配です』という声も聞いていました。そんな時にこの『ことばの学校』を知り、魅力を感じて導入させていただきました。導入当初は入会する生徒が3名でしたが、わずか半年足らずの間に15名に増えました。期待を大きく上回り、驚いております」(正代氏)「本部の浅草橋教室の『ことばの学校』の授業を見学したことがきっかけです。目で字を追うだけではなく、朗読を聞きながら読め、仕上げにワークで語彙や登場人物など、穴埋め問題で確認をします。国語の授業とも、図書室で本を読むのとも違う。新しいかたちだと思い、『これはいけるな!』と直感したのです。
導入した2019年10月から翌年1月まで生徒が毎月1名ずつ増え、3月に6名が入会しました。ちょうど6カ月経ったところで12名になったわけです。そして導入から2年で生徒は54名になりました。現在、下は年少から上は中学生までの生徒が通っています」(三原氏)

集中して本を読む時間が生徒に安らぎをもたらす

修明学園勝どき教室教室長 三原眞弓氏

修明学園勝どき教室教室長 三原眞弓氏

続いて2名は生徒の成長を次のように述べた。
「語彙力や表現力が豊かになっていくのを感じています。例えば最近では、小1の女の子が、ふざけている男子のことを『先生、私、○○くんには、ほとほと愛想が尽きたよ』と言っていました。『そんな言葉、なぜ知っているの?』と聞くと『ことばの学校で読んだ本に出てきたの。使い方、合ってるよね?』と答えたのです。生徒の成長を感じましたね。
保護者の方からも同じようなお声や『普段の会話の中で話題が増えた』というご意見をいただいています」( 正代氏)
「保護者の方から『うちの子は本が嫌いで…』というお話をされていたお子さまに体験授業を受けていただくたびに気づくとことがあります。好きとか嫌いという以前にそこまで本を読んだ経験がなく、読書の楽しさを知らなかっただけなのです。入会後に保護者の方から『あんなに本を読まなかったのに、今では一緒に図書館に行こうとせがまれます』というお話をうかがったこともあります。入会した生徒は、自宅でも本を読むようになりますね。
また、小2の女の子が『ああ、この教室に来ると、心が落ち着くの』と言っていたのを聞いたことがあります。今は多くの生徒が毎日のように習い事や塾通いで忙しい日々を送っています。週1時間、私の教室に来て、活字を集中して目で追いながら本に出てくる光景をイメージしつつ物語の中に自分の身を投じていく。そんなひとときが、子どもたちにやすらぎをもたらすのだとこの生徒の言葉を聞いて、改めて気づきました」(三原氏)

大学受験まで見据えた国語力の基礎が築ける

須藤氏は生徒募集の方法や工夫についても質問した。
「ホームページのお問い合わせフォームから無料体験学習に参加していただくケースが多いです。お問い合わせをいただいた方の体験学習の参加率は100%で、参加した生徒の入会率は90%です。
お問い合わせに関して圧倒的に多いのが口コミです。生徒が生徒を連れてくるのです。例えば、小学校の図書館で『この本知っているよ。ことばの学校で読んだんだ。面白いよ』という話が出ることがあります。すると『僕も行きたい』と言われた保護者の方が『息子が学校でお友だちから聞いたのですが…』とお問い合わせをしてくださるのです」(正代氏)
「私どもの教室も修明学園のホームページの『ことばの学校 ご相談・体験お申込みフォーム』にメールをいただいた方にこちらから連絡し、無料体験をしていただきます。体験した生徒さんは物理的に通塾できないなどの理由がないかぎり入会していただけています。
また、低学年に関してはお母さま同士の連携が強く、生徒のお母さまにご紹介いただくことも非常に多いです。こうした連携の強さは、中国や韓国の方によく見られます。教育熱心なご家庭が多いですね」(三原氏)

続いて須藤氏は「入会していただくために、保護者の方々には、どのような言葉の投げかけをしていますか?」と聞いた。
「保護者の方の心に最も響くのは『今後の中学受験、高校受験、大学受験を見据えた国語力の基礎を築けます』という言葉です。受験はまだまだ先のことだと思っている反面、国語力は一朝一夕で身につかないことを保護者の方もわかっておられます。ここまで国語力がつくというゴールを具体的にご紹介すれば、納得していただけます」(正代氏)
「多くの保護者の方がお子さまの語彙力に不安を抱いています。そして、低学年のうちに何か手を打たないと心配だという気持ちでお子さまを私たちの教室に通わせています。お問い合わせがあった時には『ことばの学校』でどのように語彙力や読解力が養われていくのかをしっかりと説明するようにしています」(三原氏)
これからを生きる子どもたちには思考力・表現力・判断力がますます求められてくる。「ことばの学校」はこうした力が身につくだけでなく、子どもたちの感性も健やかに育んでいくことだろう。

お問い合わせ
株式会社 理究 ことばの学校事務局
https://site.kotobanogakko.com/
〒210-0023  神奈川県川崎市川崎区小川町14-19 浜屋八秀ビル1F
TEL:044-221-4150


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