
ソロモン総合学院 長文読解の課題がSRJのTERRACEで解決
小学生から高校生まで速読講座を受講
7年前、埼玉県の高校入試における、「国語」の長文読解が当塾の課題としてありました。読解方法や要点整理など論理的に考える指導はしており、生徒に実践させることはできていましたが、文章を「時短」して読む方法までは、どうしても授業ではできませんでした。
この課題を解決する方法を探していましたところ、「みんなの速読」を知り、私たちが補いたかった最後のピースが見つかった!と、思えました。使用していた当初は難関校受験生向けに利用しておりましたが、今では小学生から高校生まで速読講座を受講しています。正確に、そして深く読み解くことができるようになりました。「みんなの速読」が「TERRACE」にバージョンアップされてから、より生徒たちがやる気を上げ、本を進んで読むようになりました。
TERRACEを導入し、「時間」の短縮に成功
私たちが生徒たちの課題としていたことは、「読むスピード」でした。国公立試験だけでなく、私立の難関校の場合「要約問題」や「記述問題」など、文章を正確に読み、要点を整理して考えをまとめる力が必要です。どのように時間配分を設定するか、生徒一人ひとりに面談や授業を通して指導しておりました。
しかし、導入してからは各学校のレベルに合わせ、オプションとして生徒に取らせることで、授業では補えなかった「時間」の短縮に成功しました。今年の大学入学共通テストを見ても、文章を速く読み解くことがいかに大切なことであるかがよくわかりました。
速読の良さは「速く正確に読み解けるようになる」こと
正直、「速読」はまだ世間に浸透した単語ではないと思っています。また、「速読」という単語を知っている保護者や生徒たちも、本をパラパラめくれば読めるようになると誤解をしていました。まず保護者や生徒たちには、読むスピードが1・5倍速になれば十分であることを説明します。そして、速読の良さは「読解力」であり、「速く正確に読み解けるようになる」ことを伝えます。つまり、「速読」は模試や入試などの初見問題に本領を発揮する能力であると保護者に詳しく説明しています。
「TERRACE」にバージョンアップしてUIが大きく改善し、ゲーミフィケーションも加わりました。その結果、小学生や中学生が夢中になり、集中して取り組めるようになりました。専用インストラクターが常時塾にいますが、生徒たちがもう自走しているので、その日の速読講座で達成できたことを振り返ることに焦点を当て、「出来た事を共感する」ようにインストラクターに伝えています。
生徒たちの読書量の増加や運営の業務改善の変化
生徒たちの読解力が上がることで本を深く読み込むことができるようになり、本を読む事が楽しくなったようです。ある小学生は今まで本を読もうとしなかったのですが、速読講座を一つのきっかけにして大きく変わりました。今では早く塾に来て、お気に入りのシリーズ本を黙々と読んでいます。保護者の皆様、特に小学生の保護者様には、このような結果が多く表れており、大変喜ばれています。
また、インストラクターにも変化がみられました。「TERRACE」ではわかりやすい管理システムが用意されていて、インストラクターたちは生徒たちに的確なアドバイスができるようになり、速読講座を安心して任せられています。オンオペで行う個人塾として業務が改善できることは大変嬉しかったです。
TERRACEで塾内の雰囲気も向上、自宅受講も可能に
速読講座を行う「場所」に最初は苦労しました。一つの教室を使って行っていたのですが、「速読講座」が何をするのか通塾する生徒たちにすら、よくわかってもらえていない状態でした。「TERRACE」はゲーミフィケーションとUIがとても素晴らしいので、教室でやるより、ある程度オープンな場所でやる方がいいと考えました。従って塾内を改築し、生徒たちが行き交う広いオープンスペースでできるように用意し、その場所で講座を行うようにしました。実際、塾内の雰囲気も良くなりましたし、速読講座を受講したい生徒の増加にもつながりました。
また、去年コロナ禍で休校期間があった際、通常授業はすぐにオンライン授業に切り替えましたが、速読講座はどうしたらいいか、とても心配でした。しかし自宅でも速読講座が受講できるよう動いてくださいましたので無事に対応ができました。
「速読」で成績の伸び率アップ、スポーツにも役立つ
「速読」は限られている時間内で、文章をいかに正確に、速く読み解くことができるようになるか、という場面に強く働きます。従って、模試や入試において速読講座を受講している生徒たちの方が、偏差値関係なく成績の伸び率が高いです。また、スポーツ推薦を狙っている生徒にも速読講座を受講させたところ、視界が広がったことに感動し、わざわざ報告しに来てくれることもありました。
TERRACE導入でつながりや学びの場も広がる
コンテンツの高品質もそうですが、塾同士の新しいつながりの場、様々な教育時事の学びの場、自社製品に限らないICT教材の紹介の場などを設けてくださり、とても有益な情報を毎年ご用意していただける点も、速読を導入してよかったと思える理由です。
ソロモン総合学院
教室紹介(内藤有基取締役より)
ソロモン総合学院は、1976年(昭和51 年)3月25日に開講し、今春(2021年)で46年目に入ります。様々な方々にご支援いただき、実に多くの生徒、ご家族と受験指導を通じて知り合い、私たちも出会いの中で学び、経験させていただきました。
今日では市内でかなり古い塾のひとつとなりましたが、この40余年という時間の重さを感じつつ、私たちの原点に立ち返り、「わかる喜び」「できる歓び」を生徒たちと共有していきたいと思います。
限られた時間の中ではありますが、小・中・高校生の“ 導きの手” となり得るように、さらに“ 論理的思考力” を身につけ“independent(自立した)な人格” の形成を目標に、このパワーと忍耐のいる仕事を邁進してまいります。
◆ソロモン総合学院 内藤有基 取締役
学習塾を経営する父の影響で「教える」ことに小学生の時から興味を持つ。中高の教員免許を取得し、教育論をさらに学ぶため、卒業後はロンドンとシドニーへ留学。帰国後は、学習塾「ソロモン総合学院」にて教科主任として勤務。地域一番の進学校に連続して合格させた実績と生徒・保護者からの信頼から、2020年取締役に就任。2代目として45周年を迎える老舗の学習塾を父と共に経営している。
【速読解力講座 講座情報】
教室数: 1教室
受講生数: 75名
対象学年: 小学4年生~高校3年生
授業形式: オプション講座
授業時間: 1回30分