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「100万人のクラシックライブ」がコミュニティを元気にする

2021-02-01

一般財団法人 100万人のクラシックライブ
蓑田 秀策(みのだ しゅうさく)代表理事

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一般的に、クラシック音楽は、高尚で近寄りがたいものとして語られる。一般財団法人100万人のクラシックライブ代表理事 蓑田秀策氏も、クラシックは敷居が高いと感じていた一人だ。しかしヴァイオリンの演奏を眼の前で聴いた時から「クラシックに馴染みのない人たちにクラシックの生演奏の素晴らしさを感じて欲しい」と考えるようになったとか。その思いは、人とクラシックとの接点を創造し、感動を共有する” 場づくり“ へと深化し続けている。活動にかける思い、これからの取り組みについて蓑田秀策氏に話を伺った(敬称略)。

国境を越え、時空を超えて響き渡るクラシックの魅力

塾にて

塾にて

─なぜクラシックなのでしょう?
蓑田 私自身、ビジネスの世界で40年過ごす中、クラシックは遠い存在でした。演奏を間近で聴く機会がなかったからなのかもしれません。ですから、クラシックの生演奏を聞いたときの感動は衝撃的。目の前で聴く生の音、特に弦楽器の音色の素晴らしさに魅了されました。間近で触れる生き生きとした音には、コンサートホールでは伝わりきれない躍動感と音の振動があり、まさに「ライブ」を肌で感じることができます。
音色の素晴らしさもさることながら、何百年も前に創られた作品の世界観などが、国境を越え、時空を超え響き渡る。いわば言語を超えたコミュニケーション。年齢、性別、国籍も問わず、聴き手の心に染み込み、純粋な感動と喜びを呼び覚ましてくれるのです。

100万人のクラシックライブは出張コンサート

ランチタイムコンサート

ランチタイムコンサート

─ どういったところでライブをされているのですか?
蓑田 100万人のクラシックライブは、1年間に100万人にクラシックを届けたいという思いを込め2015年から始動しました。一つのコンサートは平均で50人。100万人にクラシックを届けるとなると、コンサートを年間2万回、1日あたり約67回開催することになります。
若き演奏家たちは、学生であれプロであれ、人前で演奏する機会は多くありません。クラシックを聴く機会のない人たちと、演奏する機会の少ない演奏家が、お互い交わることなく存在している。そうであれば両者を結び、たくさんの人に感動を共有してもらいたいと考えました。
クラシックライブを開催する場を作ってくれる方々(主催者)を「アレンジャー」と呼び、全国にいるアレンジャーのもとへ、私たちは演奏家を用意して行かせます。
100万人のクラシックライブは、形の上では出張コンサート。楽器はヴァイオリンとピアノ。ピアノがないところには電子ピアノを持ち込み、ホテルロビー、商店街、駅ナカ、高齢者施設、学習塾、お寺、カフェ、古民家など、行く先々をライブ会場にしてきました。いつでもどこでも、音楽を間近で聴き心を震わせ、感動を共有する場をつくっています。

活動の原点は、人と人とのつながりを取り戻したいという思い

─この活動を始めようと思われたきっかけについてお聞かせください。
蓑田 私の世代は、高度経済成長の原動力となり、日本が先進国の仲間入りを果たすことに大きく貢献した世代です。1980年代に〝一億総中流〟と言われ、日本には貧困がないと言われていましたが、1990年代に格差が開き、個人がバラバラに切り離され、孤立していきました。全体よりも個人を大切にしたことが、結果的に他の人を思いやることができない人々を作り上げ、かつては存在した地域の人間関係までも壊していったのです。
現代社会は、人と人のつながりが希薄です。私は、自殺、差別、鬱、引きこもり、不登校や虐待といった出来事は、個人が孤立した結果として起きているという仮説を持っています。こうした問題を何とかしなければいけないとずっと考えていました。
人と人が、ゆるく繋がり支え合っている実感を持てる機会がないなら、壁を取り去り、つながる場を作るしかない。普段聴けないようなプロの音楽を、リーズナブルに、気軽に聞けるようにすることで、少しずつ良い世の中にならないか。
「クラシックのコンサートをやります」と声をかけると、人が集まり、つながりができ、その輪が広がっていく。和やかで心豊かなコミュニティづくりが進みます。これこそが私の活動の原点です。

あらゆる人の日常に、クラシックの感動を届ける

楽器体験

楽器体験

─今後の活動の展望について教えてください。
蓑田 塾でも活動を行いましたが、子どもたちに生の音楽を届けるのは、大人たちが考える以上に意味があります。保護者も参加し、普段とは違う子どもの様子を見ることができるのもメリットのひとつです。
そして、今年度から「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」をはじめました。親子とのコミュニケーションとして、地域ごとの繋がりをつくり、心を豊かにする体験を、子ども食堂や学習支援の拠点、居場所づくりの取り組みをしている施設や難病や障害者の施設、DVに悩んでいる母子生活支援施設などへ皆様のご支援で届ける活動です。
ご支援いただいた方には「あなたのご寄附で●月●日のライブを開催しました」とご報告し、主催者にもお伝えします。
「一人の人間ができることより、たくさんの人間が少しずつでもやることのほうがはるかに大きい」と考えます。

一般財団法人100 万人のクラシックライブ
全国に主催者「アレンジャー」の輪を広げていきたい。
個人、団体、会社を問わずこの活動にご参画いただきたいと思います。

●コンサートの開催に関する費用
6万円(開催費)+演奏家交通費実費+電子ピアノ送料実費・貸出料で、おおよその合計金額は8万円。
※地域や演奏スタイルによって異なります。

お問い合わせ先
〒101-0065
東京都千代田区西神田3-5-3 ラ・トゥ―ル千代田2612
TEL:03-6261-2635
FAX:03-6261-2759


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