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NPO法人アスデッサン 「ミライトーク」と「ミライドア」で中高生の選択肢と可能性を大きく拡げる

2020-11-02
アスデッサン・金子麻里奈 共同代表理事(左)

アスデッサン・金子麻里奈 共同代表理事(左)

「一人ひとりが自分らしいを社会を」。そんな思いから名付けられたNPO法人アスデッサンは、2011年に任意団体として誕生した。2012年に社会人が学校を訪問する「ミライトーク」を開始。以来、全国の中高生に様々な職種や年代の社会人との出会いの場を提供して、キャリア教育に貢献している。今年の4月からはZoomを使った「ミライドア」もスタート。同団体の活動について、共同代表理事の金子麻里奈氏に話を聞いた。

社会人がこれまでの人生の道程や仕事の喜びを語る

ミライトーク

ミライトーク

「もし、中学生や高校生の時、様々な職業の大人たちに出会えていたら、自分の将来をもっとたくさんの中から選べただろう」。そう感じている社会人たちも少なくないだろう。同団体共同代表理事の金子麻里奈氏も、その一人だった。「この後悔を次の世代にさせないよう、自分の仕事に打ち込みつつ、何かできることは自分にないかと考えていた時、アスデッサンを見つけました。この団体には、私のような思いを抱いていた会員もいれば、今就いている仕事ではできないことにチャレンジしたいと考えていた会員もいます」
現在、会員は約30名。土曜日を中心に活動している。金子氏がそうであるように、全員が自分の仕事を持ちながら、ボランティアで活動を支えてきた。
中高生に自分の体験を話す社会人たちも全員ボランティアだ。「パートナー」と呼ばれるこの社会人たちが100名以上在籍している。職業はIT関連からコンサルタント、製薬会社、人材派遣会社まで。年齢も20代から60代までと幅広い。会員はこの社会人たちの参加スケジュール調整など授業運営を担当している。こうして同団体は、この9年間で1万3000人もの中高生に社会人と語り合える授業を届けてきたのだ。
授業は2タイプ。学校訪問型の「ミライトーク」と、オンライン会議システムのZoomを使った「ミライドア」である。どちらも生徒の参加は無料だ。
「ミライトーク」は、「パートナー」の社会人が学校を訪問。今の自分に至るまでの人生の道程、仕事のやりがいや喜びなどを生徒に語り、質問に答えていく。限られた将来像しか持たない生徒にとっては、これは大きな出会いだ。生徒は社会人と語り合うことで、自分の未来を考えるきっかけにできるのだ。
「この授業を1年間で20回から30回ほど行っています。私たちの団体は東京都の『都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業』に認定されているので、都立高校の先生方からは毎年お声をかけていただいています」
「ミライトーク」はこれまで上野や調布北などの都立高校のほか、暁星高校などの私立高校、かえつ有明や順天中学校など都内の私立中学、また鹿児島県立大島高校や出雲市立多伎中学校など全国で実施されてきた。

生徒の未来の扉を開けるオンライン授業「ミライドア」

ミライドア

ミライドア

「私たちはこの『ミライトーク』を主力事業として展開してきました。ところが新型コロナウイルスの影響で、学校の訪問が難しくなってきたため、今年の4月からオンライン授業の『ミライドア』をスタートさせたのです。これを月に1、2回のペースで実施しています。
学校から依頼をいただく『ミライトーク』と違って、『ミライドア』は私たちが配布しているチラシや私たちのフェイスブックなどを見た生徒さんが直接、応募してくるケースが増えています。中でも進路について悩み始めた高校生が多いですね。『文理選択を決める時期が迫ってきているけれど、まだ、やりたいこともないし、どちらを選んだらいいのかわからない』といった声をよく耳にします。また、将来の目標をすでに描いている生徒さんは、具体的な質問を寄せてきます。例えば、英語を使った仕事に就きたいと考えているけれど、海外に留学しないといけないのですか?』といった質問です。一方、中学生の場合は保護者の方からお申し込みいただくケースも多くなっています」
「ミライドア」は1回1時間。この1回に生徒が15名ほど、「パートナー」である社会人が10名から15名ほどが参加する。
会員が授業の説明をした後、生徒も社会人もブレイクアウトルーム(グループに分けることができるZoomの機能)へ。それぞれ1対1または1対2で語り合う。まず、社会人がこれまでの自分のキャリアなどを紹介。
「こんな部活動に入っていた」「こんな勉強をしてきた」「こんなことに悩んでいた」という話をするのだ。続いて、生徒と自由に対話する。最初に社会人から『今、どんな職業に興味がある?』といった質問を投げかけ、生徒がリラックスして相談できるような配慮も欠かさない。

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「生徒さんはこの1時間の中で代わる代わる3名ほどの社会人の方々と対話ができます。様々な職業を持つ社会人の方々と出会って『こんな仕事があるとは思わなかった』と驚く生徒さんも多いですね。偶然の出会いから、将来の選択肢が大きく広がることを生徒さんは実感しています。
また、生徒さんが社会人の方々に同じ質問をしても三者三様の答えが返ってきます。答えは一つではないのです。こうして人によって考え方がまったく違うことにも生徒さんは気づきます。これも成長につながります」
この「ミライドア」のメリットの一つはオンラインのため、地域に関係なく日本全国から参加できることだ。また、他校の生徒と一緒に参加するので、その発言を耳にして「他の学校の同年代の子はこんなことを考えているんだ」と刺激を受けて、意識を高めることもできる。これらのメリットから、繰り返して参加する生徒も増えているそうだ。

塾の生徒に向けた「ミライドア」も企画可能

金子氏は塾の関係者に向けて次のように述べた。
「勉強だけではなく、生徒さんに生き方を教える教育を実践したいとお考えの塾様も多くいらっしゃるはずです。しかし、教科指導や保護者の方々への対応で忙しく、こうした教育に充てる時間をつくることは難しいのではないでしょうか。そこで、『ミライドア』をお使いいただければ、生徒さんが何のために今勉強しなければならないのか明確になってモチベーションも高まり、先生方のご指導がさらに生きてくると思います。
もし、参加したい生徒さんがたくさんいらっしゃる場合は、お打ち合わせをして、塾様に向けた『ミライドア』を企画させていただきます。地域を問わずにご参加できますので、ぜひ、ご活用ください。司会進行は私たち会員が担当いたしますので、塾の先生方は生徒さんがスムーズにZoomに入れるように現場でサポートしていただければと思います」 

最後に金子氏に同団体のヴィジョンについて聞いてみた。
「学校訪問型の『ミライトーク』では、多くの生徒さんに出会える反面、授業時間の中でしか支援をすることができないというもどかしさがありました。しかし『ミライドア』の場合、生徒さんに何度でも参加してもらえるため、私たちとの関係を継続していくことができます。そこで、参加後も長く接点を持ち続けて、最後まで進路選択のサポートをしていきたいですね。例えば、『ミライドア』に参加して、将来の目標が見えてきたら、私たちが次はどういう社会人と会わせて、どういうサポートをすればよいのかを考えていく。こうして私たちが生徒さんの成長に伴走していけたらと考えています」


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