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夏以降は、特に受験生の入試対応力強化が大きな課題  オンラインも含めて効率的な学習指導を

2020-07-01

コロナ対応が若干落ち着いたとはいうものの、第二波の懸念などを考慮しながら教室運営を行っている学習塾業界。そこで6月1日(月)、いち早く加盟塾にオンライン授業を提唱した(株)ウイングネットの荻原俊平社長とウイングネットの加盟塾でいち早くオンライン授業を実施した(株)俊英館の横山聡取締役に、コロナ禍での対応や今後の塾運営などについて対談をしていただいた。
(株)俊英館が運営する塾、俊英館Flexは、集団・個別・勉強道場を組み合わせた複合的な学習空間で、生徒一人ひとりに合った学習スタイルで小学生?高校生を指導している地域密着型の学習塾。東京、埼玉、千葉、群馬で教室を展開している。

「変化できなければ生き残れない」という社内の共通認識

(株)俊英館 横山聡 取締役

(株)俊英館 横山聡 取締役

横山 実は新型コロナ感染症対策において、本当の意味で危機感を持ったのは、学校が休校になったときです。ウイングネットさんに、なんとか自宅受講を開講してもらえないかとお願いして、即断即決していただき、様々な手配をしていただいたおかげで対面授業に代わるサービスを生徒にお届けすることができました。それが3月の初めのことです。
以降、様々な情報をいただきながら、とにかく我々はいま何を優先すべきかを迷いながら考え、そのときの信念に従って自転車操業のごとく取り組み、今に至っております。
荻原 俊英館さんとは長いお付き合いになりますが、全体的な方針と地域戦略のバランスが非常によくとれていて、いつも感心しております。何をするにもタイミングを非常に重視されており、そこが俊英館さんの大きな強みだと思います。
横山 弊社では「変化できなければ生き残れない」という全員の共通認識があります。ありがたいことに社員がそれを体現する力を持ってくれているので、コロナ禍の危機的状況でもそれぞれの校舎現場で工夫してくれ、手を打ち続けることができました。本当に社員一人ひとりの力だと思っています。
実は、行政が発表するより2日ほど早く対面授業を止めました。子どもたちの安全を最優先に考えると、それが一番いいと判断したからです。しかし、その後は保護者からのクレームを多数頂戴しました。「他塾はやっているのにどうしてやらないんだ」と言われたのですが、他の大手塾さんが対応を切り替えられたおかげで、塾はこういう対応なんだと世論が追いついていったように思います。
そしてオンライン授業を配信するのですが、まさに手探りでやっていきました。幸いICT教材等を提供するサービスを近年組み込んできたので、タブレットなどはある程度教室にあったので、すぐにオンライン授業に取り組むことができました。

ウイングネットのアドバイスで、現場は顧客対応に集中

(株)ウイングネット・荻原俊平 社長

(株)ウイングネット・荻原俊平 社長

横山 とはいっても、4月の初旬頃は学校の先生の役割を完全に親御さんに求めるところが出てきてしまったので、そのストレス、特にお母様方が抱える不安というのは想像以上に大きかったのではないかと思います。
オンライン授業を始めたとはいえ一番重点的に取り組んだことは、電話がけと対面の接点をどのようにつくるかということです。この点はウイングネットさんから多くのアドバイスをいただき、現場は顧客対応に集中しようということで、授業を配信している時間以外はズームを使って自宅学習の演習を見守り、あるいはプリント教材を郵送し、全社員に新しい番号を付与して、個人の端末から発信できるようにしました。すると保護者から、「こんなにたくさん電話をいただいて親身になっていただき、本当にありがとうございます」と言われ、今度は感謝の嵐が起きました。これも社員がどんどん建設的な意見を出してくれたので、会社としても踏ん張れたのではないかと思います。
荻原 こういったときこそ全社一丸となって取り組まれるのも俊英館さんの強みですね。
横山 ウイングネットさんのセミナーで学ばせていただいたことも非常に多く、我々加盟塾のことを第一に考えていらっしゃる姿勢が、我々がまずは生徒のために何ができるかを考えることにつながっています。
荻原 私たちも初めての経験だったので戸惑うことばかりでしたが、とにかく良い授業を提供しようという強い思いがあったことは間違いありません。
横山 オンライン授業をやってみて思ったのは、コロナが落ち着いたあとそのまま残る部分もあるし、以前に戻る部分もあるだろうということです。
完全に元の形に戻ることはないと思っています。ですから今度は何らかの形で「変化から進化」していかなければならないと考えています。 

夏以降の課題は、入試に対応できる受験生の学力伸長

株)ウイングネット・荻原俊平 社長(右)と(株)俊英館・横山聡 取締役

株)ウイングネット・荻原俊平 社長(右)と(株)俊英館・横山聡 取締役

横山 ただ、人がかかわることのバリューはいっそうクローズアップされるのではないかと思います。これまで培ってきた経験や我々が大事にしてきたものはより顧客から支持を受けるものに変わっていくのではないでしょうか。
塾の先生の存在や役割はコロナ対策の期間にクローズアップされるところもあったのではないかと思います。
そういう意味では、塾業界全体が沈むのは絶対に嫌です。大手さんだけが残るというのも、子どもたちの学ぶ形の選択肢が減ってしまうので、頑張らなければと思っています。
荻原 オンライン等で何でもできるという拡大解釈は間違っています。温もりや人肌の心地良さなど、結局最終的にはそこに行き着きますよね。
横山 弊社の教室に通ってくれていて、なおかつこの状況下でもやめないお客様は、うちの塾のファンだと思うんです。なぜうちを選んでくださり、どんな期待をしているのか、しっかり向き合ってその声に応えていく所存です。
その意味では学力伸長に対する責任をどこまで果たせるか。これが原点だと思います。もう一つは、オンラインも含めたミックス型の学習スタイルを模索する中で、塾ならではの、ひいては弊社ならではのオリジナリティーをどのように打ち出していくかということです。
荻原 映像授業や教材だけでは成り立たないところは確かにあって、学習を管理するシステムをさらにもっと進化させなければならないと考えています。
具体的には、最初にまずチェックリストを行い、できなければこの授業を視聴するなど、学校や塾に行けない子どもたちのニーズに応えるものです。
さらに、子どもたちはいったい誰と比較されたいのか? 先生は誰と比較してくれるのか? 例えば去年の子どもと比較して、「大丈夫だよ」と言ってもらえたり、「ここは今度来たときに挽回しようね」とアドバイスするなど、比較といっても子どもたちを安心させたり励ましてあげられるようなことを塾がしっかり提供してあげる。一人ひとりの生徒さんに寄り添ってあげられる塾が、逆にこういった状況の中ではオンラインであったとしても、活気があるように思います。
横山 喫緊の課題は、受験生を例年に劣ることなく入試に立ち向かわせるためにどのように学力を高めていくかです。学校の夏休みも学校によってばらばらですし、コロナの第二波のことを考えると、従来の学習スタイルだけでなく、様々な可能性を模索して挑戦する新しいスタイルの夏期講習を今年に関しては行おうと考えています。勉強量と効率を一番確保できるものを考えると、それが一番なんですよね。
荻原 そのための叩き台や雑務は積極的にやらせていただく所存です。業者の汗のかき方はそれしかありませんから。しかし、俊英館さんのようにスピーディーに着実に実行できる力を備えていらっしゃる、本当に素晴らしいと思います。
横山 力強いお言葉をありがとうございます。今後もなにとぞよろしくお願いいたします。  


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