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販売促進のメディアミックス WEB&SNS&動画の可能性

2020-07-01
フレックス・佐々木芳久 代表

フレックス・佐々木芳久 代表

5月29 日(金)、一般財団法人NEA教育アライアンスネットワーク(下屋俊裕代表理事)は、(株)フレックスの佐々木芳久代表を講師に迎え、オンラインセミナー「販売促進のメディアミックスWEB&SNS&動画の可能性」を開催した。紙からインターネットへと広告・集客媒体が移行するなか、ホームページやSNS などさまざまな手法やツールが混在している。これらを機能的・有機的に有効な販促につなげていくためにはどうすればいいか、というのが今回のテーマだ。ビデオ会議システムZoomを使ったセミナーには、塾関係者ら36名が参加した。

販促は、塾のコンセプトや内部運営と連動して考える

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講師を務める佐々木氏は、京都府を中心に学習塾を経営する傍らデジタルコンテンツ事業moovを立ち上げ、学習塾に特化した広報・集客・販売促進サポートを手がけている。冒頭で自塾やmoovのサービスの概要を紹介し、参加者と同じ立場にあり、思いを共有していることを強調した。
「まず、リセットしてほしいことがある」として佐々木氏が投げかけたのが、「販売促進とは何か?」という問いだ。販促を考える際には、内部生らから自発的に起こる「口コミ」(直接販促)と、意識的に外部に情報を発信して潜在層の意識・関心を喚起・増幅・刺激する「ツールを使った販促」(間接販促)を分けて考える必要があること、そして、実際の内部運営がしっかりできているかをセットで考える必要があること(内部運営の点検と外部販促の連動)の2点が重要であるとした。
さらに、塾のコンセプトをシンプルかつ明確にしたうえで外部に訴求している塾は運営にも集客にも成功しているとし、「様々な情報の影響を受けて自塾のコンセプトが不明瞭になっていないか、ブレていないかを振り返ってみてほしい」と訴えた。

ホームページを〝母艦〟とし、更新して情報を発信し続ける

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続いて話題は、メインテーマである「WEB&SNS&動画の可能性」へ。外部への直接販促の最重要事項は「ママたちをいかに取り込むか」だとしたうえで、「塾としては教育への思いなど熱い部分を伝えたいものだが、30~40代のママ世代は、教室の雰囲気やどんな先生かという部分への関心の方が高い。WEBやSNSの活用を進めるにあたり、これをしっかりと認識してほしい」と述べた。
WEB&SNSの可能性を考えるうえでの一つ目のポイントとして挙げたのが、「公式ホームページを“母艦”とする」こと。「いろんな情報ツールがあるが、最終的にはホームページにすべて載っているという状態にすることが重要」だとした。さらに、紙媒体と比較しながら改めてWEBメディア活用のメリットを解説。特に、動画の表現力、SNSによる2次的な拡散力、更新による情報の鮮度保持、高い費用対効果などの点を強調した。
また、チラシは「こちらからいかがですかと発信・提案するPUSH型」である一方、ホームページは見てもらえなければ意味がなく、「顧客を引き込む必要があるPULL型」であると指摘。ホームページとSNSとを併用して「PUSH&PULL」のループで販促を行う必要があると提案した。
〝母艦〟であるホームページの運用については、「ネット掲示板状態になっていないか?」と注意を喚起。内容がわかりづらい、異常に文章が多い・長い、画像のインパクトが弱い、とりあえず作ったが更新していない、スマホに対応していない…などのありがちな問題点を指摘し、「相手が見てくれないと意味がないので、とにかく更新して発信し続けることが大事」と強調した。

SNSを併用し、PUSHとPULLのループを継続する

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二つ目のポイントとして挙げたのが、「SNSを〝飛び道具〟として活用する」こと。「情報を拡散するため、つまりPUSHするためのツールがSNS。無料で使えるものばかりなので、これを使わない手はない」と訴えた。
さらに、LINE、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeの5つの主なSNSツールの特徴を比較。LINEを「主に内部生向けのコミュニケーションツール」として活用しつつ、外部に向けては「印象効果の高い動画で訴求できる最強のツール」であるYouTubeで視覚情報を発信。さらに、「写真でパッと注意を引くことができ、ママ世代の利用も増えている」というInstagramを拠点にTwitter、Facebookにも連動させて投稿し、画像・文字情報を発信することが有効であるとした。
SNSの活用法を紹介したうえで強調したのが、SNSに挙げただけでは集客にはつながらない、ということだ。
「ホームページの更新は必須だが、それと並行してSNSでアクションし、一般ユーザーにPUSHしていく必要がある。連鎖的な拡散の結果、PULL型であるホームページにユーザーが還流してアクセス数が増えていく。すぐに効果が出るものではないが、継続していれば必ずアクセス数は伸びていく。PUSHとPULLのループを辛抱強く続けていくことが何よりも重要」と強調した。

動画の活用、紙媒体との連携…広がるプロモーションの可能性

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佐々木氏が率いるmoovが販促手法として強化しているのが、動画だ。制作費も放映費も高額なテレビCMと比較し、「動画自体は専門業者に依頼しても50万円前後で制作でき、配信はYouTubeを使えば無料でできる。中小塾でも手が届く金額や環境になっているので、プロモーションとしてぜひ挑戦してほしい」と述べた。
さらに、「紙とネットをつなぐ」という新たな可能性についても言及。チラシや掲示物などの紙媒体にQRコードをつけておき、ホームページやSNSのページにリンクさせることで、「より多くの潜在的顧客にアプローチできるのではないか」と提言した。

moovの動画制作事例

moovの動画制作事例

佐々木氏のプレゼンテーションの後には、チャット機能を使った質疑応答や感想の共有の時間が設けられた。
参加者からは「新たな気づきがあり、とても勉強になった」
「これまでは生徒の質を担保するためにあえて長い文章を書いて発信してきたが、集客を考えたら動画にも挑戦してみたいと思った」「動画は熱が伝わるという佐々木さんの言葉を聞き、動画で自分の思いを語るのもありだなと感じた」などの声が寄せられた。

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