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一般社団法人 教育アライアンスネットワーク(NEA)オンライン指導ミニ説明会「次のステップ、より良い授業を目指して」を開催

2020-06-01

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4月23日(木)、一般社団法人 NEA教育アライアンスネットワーク(下屋俊裕代表理事)は「オンライン指導ミニ説明会 次のステップ、より良い授業を目指して」を開催した。
新型コロナウイルス感染症の拡大によりオンライン指導を導入する塾が増えている現状を受け、オンライン指導ではどのようなことが課題になり、どのような工夫が必要か、実践事例の共有と今後を見据えた指導への提言が行われた。
ビデオ会議システム「Zoom」を使ったオンラインの説明会には、NEA会員の塾・事業者から60名近くが参加した。

コロナ禍の緊急対応の好事例と課題を共有

オンラインでクイズ大会を行う個別指導Qの笠木誠氏

オンラインでクイズ大会を行う個別指導Qの笠木誠氏

説明会はNEA事務局の柳裕樹氏の進行で行われ、前半は「事例紹介および現状報告」として、会員への事前ヒアリングをもとに緊急対応の好事例と課題について共有された。
最初に、株式会社ウィザス・第一教育本部(第一ゼミナール)3エリアの小西邦幸氏が緊急対応の事例を発表した。ウィザスでは、緊急事態宣言の発令により春休み明けの4月13日からオンライン授業を開始した。オンライン授業で特徴的なのが、「クラスルーム」の時間だ。1コマ80分の授業を3つのパートに分け、最初の20分を出欠確認や挨拶、講師による要点のミニ講義などの「クラスルーム」にあて、次の40分間で授業動画を視聴。最後の20分は再び「クラスルーム」の時間とし、次回までの家庭学習指示や挨拶を実施している。
「授業動画を80分ずっと見るのは生徒の負担になるため、教員と生徒のコミュニケーションとしてクラスルームの時間を設けた」と小西氏。さらに、「授業動画の質やクラスルームの進行については講師により技量の差があるが、型はできたので、今後はより付加価値を高めていきたい」と述べた。

集団・個別指導におけるオンライン指導の要点は?

個別指導Qのオンライン指導画面

個別指導Qのオンライン指導画面

ウィザスの実践事例を受け、集団指導におけるオンライン指導の状況や課題が共有された。ホワイトボードを使って行う授業をそのまま配信するパターンでは、「いかに生徒を飽きさせないか」が肝となるとし、集中力を持続させるための共通行動(5分でシーンを変えて生徒の行動を喚起)、テンポ感の演出(通常授業の1.2~1.5倍のスピードで「間」は短め)、高めのテンション、適度な緊張感を生むための視線や承認(「見ている感」)の演出などが求められるとした。さらに、タイムプレッシャーを多用する、拍手・挙手などの行動回数を増やす、オーラルや発言の機会を増やす、などの具体的なノウハウも共有された。
一方、ウィザスの例のような授業動画の視聴とコミュニケーションを組み合わせるパターンで肝になるのが「コミュニケーションの徹底」だとし、「塾の○○先生に指導してもらった」という授業プラスアルファの付加価値を生徒に持ち帰らせることが重要だとした。さらに、集団指導におけるオンライン指導のまとめとしては、「参加意識と競争意識をいかに高めるかがポイントになる」とした。
質疑応答を経て、テーマは個別指導におけるオンライン指導の状況や課題の共有へと移った。大きく分けると、80分を40分ずつ2コマに分けてZoomなどを使って遠隔指導を行うパターンと、授業動画の視聴と遠隔指導を組み合わせるパターンの2つがある。
いずれも、①顧客の二重構造、つまり、オンライン指導の場合は指導の様子が保護者にも伝わりやすいため、不適切な発言(軽口)や生徒の呼称(あだ名・呼び名)、服装などに通常時以上に注意すべきであること、そして、②生徒の様子や反応を肌で感じられないことによる指導効果(理解度把握)の「ムリ・ムダ・ムラ」、が課題として挙げられた。
さらに、その解決策として、生徒をグルーピングできるZoomの「ブレイクアウトルーム」機能を活用することなどが提案された。

対面授業をオンライン指導で具現化できるか?

基礎学力をつけるTERACE の画像

基礎学力をつけるTERACE の画像

説明会の後半は、「オンライン指導の可能性とコロナ禍長期化/アフターコロナの教育」について、NEAとしての提言が柳氏より伝えられた。
「教室での対面授業をオンライン指導で具現化できるか?」という論点については、指導という点では対面とオンラインはまったく異なることを強調。オンライン指導については通常授業とは別のものであるという観点で顧客へもアプローチする必要があるとした。そのうえで、授業動画については既存のクオリティの高い有料映像授業を活用し、塾としては「指導」ではなく「学習管理」の視点からオンラインの活用を考えていくのがいいのではないかと提言した。
さらに、自分のオリジナル時間割表を作れる学習管理ツールや小テストの作成・採点・分析などができるシステム、さらにNEAが実施する学力診断テスト「明日の学力診断」(あすがく)などを紹介。こうしたツールを使いながら、乱れがちな生徒の学習・生活習慣を整え、学習意欲や自己評価を高めていくことが求められるのではないか、とした。

会員同士が、取り組みや商品・サービスを共有して協力する

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続いて、個別指導Qの笠木誠氏が、本説明会の3日前から始めたというZoomを使った「オンライン自習室」の事例について発表した。生徒は自由に出入りすることができ、チャット機能を使って質問を受け付けたり、個々に声をかけたり、時間を決めてクイズ大会を実施したりと、生徒が飽きない工夫、モチベーションが上がる工夫を紹介した。
さらに、SRJの山田征輝氏が、基礎学力をつけるためのコンテンツについて紹介。同社では従来、塾で使うことを前提にコンテンツを開発してきたが、「子どもたちが自宅で取り組むことを考えると、別の仕掛けや仕様、使い方を考える必要があり、より良いものへと改良中」であると述べた。

柳氏にマイクが戻ると、オンライン自習室・質問室で新規生徒を呼び込む、メルマガやホームページ、SNSなどでしっかりと自塾のコロナ対策の方針を発信するなど、コロナ禍収束後の集客につながる対応についても言及。NEAが会員に提供する大学や入試の情報も活用してほしいとした。
続く質疑応答・提言では、スタディラボの地福武史氏が、Zoomを補うツールとして、生徒の手元を一元管理できる授業支援システム「schoolTakt」を紹介。schoolTaktについてはスタディラボが塾向けの販売を担っているが、昨今の状況を受けて期間限定で無償提供されることが伝えられた。
最後に、柳氏が「NEAはコロナ禍が当面収束しないという最悪の事態を想定して動いていくので、会員で情報やツールを共有し、一丸となって乗り越えていきましょう」と改めて協力と団結を呼びかけ、説明会は終了した。

●教育アライアンスネットワーク(NEA)は、コロナ禍における「オンライン指導」のサポートについて、以下のように行いました。

・3月31日
 オンライン指導に関する相談窓口を開設
・4月7,8日
 オンライン指導学習会Ver.1「オンライン指導導入についての説明会」開催
 (合計3回 各回約60分 相談会1回)
・4月14日
 コロナ禍に関する緊急アンケートの結果報告
 (会員130社対象のうち回答50社 4月3日~ 4月13日調査)
・4月17日
 「NEA版 ZOOM活用マニュアル」共有
・4月23日
 オンライン指導学習会Ver.2「オンライン指導についての説明会」開催(70分)
・4月27日
 「NEA 版 ZOOM活用マニュアル セキュリティ対応編」共有 
・5月1日
 オンライン指導学習会Ver.3「オンライン指導についての意見交換会」開催(120分)

●NEA 主催 オンライン指導学習会「参加者の声」
 (5月1日意見交換会より抜粋)
・他塾の取り組みや授業の工夫のまとめが具体的ですぐにでも使えるもので、大変参考になりました。
・まだコロナ禍は収まっていないが、この時点で、アフターコロナを見据えたオンライン指導について考えるいい機会をいただいた。
・みなさんのお話を伺い、アンケートや電話で生徒・保護者が求めていることを確認して、顧客満足を図ることが大切だと思い、すぐに動けた。
・受け手の印象を考えた指導方法が大事だと知ることができ、非常に参考になった。
・保護者に安心感を与えることは重要だと思いました。
・今日学んだオンライン指導の基本動作である「的確な指示」や「子どもに伝わる指導」などは、早速やってみたい。
・「ビフォーコロナやアンダーコロナ、アフターコロナ」について、あるいは自社ブランドや商品価値を落とさないという考え方を社内全体で共有できた。

●ご質問や資料の問い合わせ等、ございましたら、(一社)教育アライアンスネットワーク(NEA)事務局にお問い合わせください。
メール:info@n-ea.jp
Web サイト問い合わせ:https://www.n-ea.jp/contact/
Web サイト:https://www.n-ea.jp/
TEL:03-6431-1311(担当/柳・今井・千代延)


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