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コロナ禍の今、保護者の皆様に安心を 進学塾クエストがオンライン保護者会を開催

2020-06-01
進学塾クエスト・古口徳夫 塾長

進学塾クエスト・古口徳夫 塾長

進学塾クエスト(群馬県館林市) は、Web会議アプリのZoomを使って、小・中学生の保護者を対象にした保護者会を4月27日(月)・29日(水)・30日(木)にわたって、学年ごとに分けて開催した。
同塾は新型コロナウィルス感染防止対策を受けて、いち早く中高生に向けたオンライン授業を開始。3月2日から映像教材とZoomを使ったオンライン授業をスタートさせている。
さらに学校の休校が長期化されることが決定してからは、このオンライン授業を朝から実施。
生徒の学力を維持するとともに、学校と同じく昼間に勉強する環境をつくり、生活のリズムを取り戻せるようにすることが目的だ。
今回は中3生対象の保護者会の内容を紹介する。
 
お子さんをご家庭内でしっかりと褒めましょう

自己肯定感の重要性を話す古口塾長

自己肯定感の重要性を話す古口塾長

「お子さんが伸びるのは、自分が人から大切だと思われていることを実感した時からです。今のお子さんはほめてもらえる機会が相当減っていると思います。
特に中3生は、高校受験という厳しい闘いを前に、今、新型コロナウィルスの影響によって学校が休校になり、お子さんもストレスを抱えています。だからこそ、これまで以上に褒めることが必要であり、それができるのがご家庭内だと思うのです。『朝きちんと起きてきて偉いわね』『午前中も勉強してたんだ。感心だな』『こんなに勉強したんだね。頑張ったね』…。このように言ってあげるだけで『お母さんはちゃんと僕のことを見ていてくれていたんだ』と子どもは安心するからです。ぜひ、当たり前のことを認めてあげてください。当塾でも心がけています」
子どもにとって自己肯定感がいかに大切か。進学塾クエスト塾長の古口徳夫氏はZoomのディスプレイの向こうから、中3の保護者に向けて説いた。
「同じ性格や行動を見ていても、良い方向に解釈すると、視点も変わってくるものです。例えば『うちの子はのんきで困るわ』とお母さんはよく口にします。この『のんき』を違う言葉に変えると、どうでしょうか?
例えば『細かいことにこだわらない』のように。同様に『せっかちな』なら『頭の回転が速い』、『がんこな』なら『情熱的、責任感がある』と変えてみましょう。お子さんの見え方も変わっています。これをリフレーミングといいます。
こうして視点を変えるだけで、お子さんの長所を改めて発見できると思います。その長所を一つひとつ褒めてあげれば、お子さんはどんどん伸びていくはずです」

高校入試でも要求される「自ら考えて、表現する力」

オンラインで保護者会に参加する保護者の方々

オンラインで保護者会に参加する保護者の方々

次に古口氏は、これから社会から求められる人物像を挙げた。「言われたこと以外にも気づき、自分から率先して行動できる人」「めげずに生きていくために、心の健康を維持し続けることができる人」などだ。
「求められる人に育つように、ご家庭で『どう思うの?』『どうするのがいいと思うの?』という問いかけをしてください。お子さんが自分の頭で考えられるようにしてあげるのです。また、自分のことは自分でさせるようにしましょう」
自分の頭で考える力は、群馬県や栃木県の公立高校の入試にも要求される。大学入試改革を受けて、思考力や表現力が求められているのだ。
「群馬県の公立高校には前期選抜、栃木県の公立高校には特色選抜があります。群馬県には国数英の学力検査があります。群馬県立太田高校をはじめとする進学校の総合問題の難易度は非常に高くなっています。また、近年はどの教科にもグラフを読み取らせる問題や、理由を述べさせる記述問題が多数出題されています。
10年前の高校入試とはまったく違ってきています。そのために当塾でも、授業中に会話を通して自分の考えを論理的に説明できるようにトレーニングしています」
中3生の時にどこまで力をつけていなければならないか。同塾では大学入試までの距離を逆算しながら考え、オンライン授業を通じても丁寧に指導にあたっている。
「コロナによる激動の中、当塾は全国の塾の先生方に情報を教えていただきながら、お子さんの教育に全力を尽くしてまいります。入試に関しては、当塾に任せていただき、保護者のみなさんはご家庭でお子さんたちをしっかりと支えていただきたいと思っています」

コロナに負けずに生徒たちを志望校に絶対に合格させたい

定期テストについて説明する古口るり子氏

定期テストについて説明する古口るり子氏

次に数学と理科を教える古口るり子氏が栃木県立足利高校と同県立足利女子高校の合併について述べた。
同塾からは毎年、この2校に生徒を送り出している。
「現在の中3生が受験する翌年に完全合併になります。つまり、お子さんがこの2校に進学した場合、高校2年生になったタイミングで合併するのです。それによって6クラスになる予定ですから、2校とも来年の入試では定員も減り、レベルが上がることが予想されます」
続いて古口氏が2015年から授業に取り入れている (株) SRJの速読講座について述べた。同社からリリースされた新しい自立学習システム『TERRACE』を導入するのだ。同塾ではこれまでの講座に代わって『TERRACE』による速読解思考力講座が7月から始まる。
「生徒たちを教えていて、なんでこんなに簡単な問題が解けないのだろうと疑問に感じたことがたびたびありました。この疑問に対する答えが確信できたのは、国立情報学研究所教授の新井紀子先生の著書『AI vs 教科書が読めない子どもたち』を読んでからです。実際に講演もお聞きしました」
古口氏は新井氏がその開発を主導している「リーディングスキルテスト」の問題を紹介しながら、「教科書レベルの平易な文章を正確に読んで理解することのできない子が相当数いるとわかっています。文章の深い内容を感じ取る方法を学ぶことも大切ですが、まずは書いてあることの『真の意味』を正確に理解できるよう、『読み方』の練習をさせたいのです」古口氏は今の子どもたちにとって思考力や表現力とともに読解力がいかに重要かを力説した。

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「私は生徒によくこう話しています。『なぜ、国語という科目があるのか知っていますか?国語の勉強は人間関係をよくするためにも必要だからです』と。人間関係は一瞬で違う場面に移り変わってしまいます。しかし、文章は目の前にいつまでも変わらずに存在します。
文章を読み取れない人は、またたく間に変化する現象を読み取ることもできないでしょう。
人間関係をしっかりと構築していく上で、人の行動を見て、その人が何をどう考えているのかを正確に理解する力が国語を勉強することで身につくのです」
そして、古口氏は保護者会を次のように結んだ。
「当塾は新型コロナウィルスには負けません。お子さんたちを志望校に絶対に合格させるぞという気持ちでコロナと闘ってまいります。毎日の学習に関しても、ぜひ、当塾にどんと任せていただき、ご安心いただければと思います」


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