
(株)ティエラコム 能力開発センター全教室に「AI先生」と「よのなか科」を導入
株式会社ティエラコム(増澤空 代表取締役、神戸市中央区)は、2020年3月より運営する学習塾「能力開発センター」「山本塾」に、atama plus 株式会社(稲田大輔 代表取締役、東京都中央区)が開発するAI先生「atama+」を全面導入することになった。 またAIで基礎学力習得を効率化し増えた時間で、「新国語」を必須科目として実施し、教材として株式会社SRJ(堀川直人 代表取締役、東京都中央区)の教材TERRACE「よのなか科」を導入することとなった。
2017年冬期講習より試験的にAI先生「atama +」の体験受講をスタートし、利用した受講生の成績向上や満足度において成果が得られたことから、2019年に個別全教室をAI化した。さらに2020年より集団型を含む全77教室にAI先生を導入して「能力開発センター」「山本塾」に統合し、集団コース plus AI、個別コースwith AIの名称にて展開していく。
これによりAI学習教材の利用者数(中学・高校生)が前年比約4倍に増加する見込み。
「新国語」は、アクティブ・ラーニング方式(グループワーク、プレゼン)で進行し、最後に小論文(作文)を作成・提出、添削を行って返却する講座。
この一連の流れを毎月繰り返すことにより、思考力・判断力・表現力=情報編集力を養うもの。 この授業を成立させるためには、物事の本質を考える訓練ができる「テーマ」が重要。ティエラコムが新年度より教材として採用したのが、SRJが2020年3月からリリースするTERRACE の表現力コース「よのなか科」だ。
主体性・多様性・協働性など測定しづらい力の育成も視野にいれた「AI」+「新国語」の指導形態は、学習塾初の試みであるという。