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VR教室で地方進学塾の事業承継に成功
現役大学生の進路相談や学校見学も人気

2020-01-06
金谷 建史 代表取締役社長

金谷 建史 代表取締役社長

オンラインでリアルタイムコミュニケーションが可能なVRシステムを独自開発し、VRならではのアバターによる授業や進路相談・オープンキャンパスなどを展開する株式会社テンアップ(東京都文京区)。
VR授業の導入によって地方進学塾の事業承継も成功させ、注目を集めている。金谷建史代表取締役社長に話をうかがった。

株式会社 テンアップ(10up,Inc) 金谷 建史 代表取締役社長

アバター効果で積極的に学習 ゲーム感覚の「VRスクール」

VRスクールは、先生と生徒がアバターとなって授業が展開される

VRスクールは、先生と生徒がアバターとなって授業が展開される

「もともと上場企業の新規事業としてVR技術を長年研究する中で、その学習効果に興味を持ち、教育事業にフォーカスを当てたいと考えるようになりました」と金谷社長は語る。
株式会社テンアップでは、脳科学的なアプローチからVR技術が学習に及ぼす効果を検証し、アバターによる認知的効果とそれに伴う学習効果の研究を大手企業や現役東大生と共同開発している。その研究内容をサービスに実装したのが「VRスクール」だ。
2019年4月にスタートした「VRスクール」は、小学校高学年から中学3年生ぐらいまでを対象として、バーチャル上の教室で授業を提供するサービスだ。
「二次元の世界は単なる情報にすぎませんが、VRの世界はボタン1つで360度のシーンが切り変わり、圧倒的な〝経験〟となり得ます。それは、革命的な差です。生徒は教科書で学んだことと実世界をVRの中で結びつけ、まさに謎解きゲームのような感覚で知識を総動員しながら学習に取り組むことができます」
VRを活用した学習は、生徒の理解度向上や記憶の定着化の効果も期待ができる、と金谷氏は言う。
「VRスクールは、先生と生徒がアバターとなって授業が展開されます。お互いの顔を見ながら行うスカイプ授業よりも、いわゆるアバター効果によって恥ずかしさや緊張感がなく、積極的に授業に参加できるというメリットがあります。つまり、教育心理学における一種のピグマリオン効果とも言えます。例えばアインシュタインのアバターにすることで成績が上がったという事例など、アバターの見た目を変えると成績が変わるという、面白い研究結果も報告されています」

東大生・早慶生と進路相談やオープンキャンパスも可能

最新型の進学塾に変革した典和進学ゼミナール

最新型の進学塾に変革した典和進学ゼミナール

テンアップ傘下の学習塾「典和進学ゼミナール(茨城県水戸市)」は、VR機器を授業に導入し、最新型の進学塾に変革した。現在は生徒の多数がVR授業で学んでいる。VR授業は使い方の工夫次第で、生徒の心をつかむ集客コンテンツの目玉となる、と金谷社長は手応えを感じている。
「授業の導入部分でVRを取り入れ、生徒のモチベーションを引き上げると、その後のリアルな集団授業もぐっと進めやすくなります。人気コンテンツは俳句の授業です。俳句に詠まれた情景をVRで見せて、作者が17文字で何を伝えたかったのかをディスカッションする、といった使い方が好評です。先生が楽しみながらファシリテーターの役割を担ったことも、集客力アップにつながった要因の1つだと分析しています」
実際、テンアップが典和ゼミナールを事業承継し、生徒数は2.69倍に伸びた。
「VRスクール」を導入するにあたって、面談を年3回に増やし、保護者とのコミュニケーションに時間を費やしたところ、退塾生が年間で5分の1に激減したという。
時代に合わせた学びを提供し、進学塾としてリ・ブランディングを成功させた好例といえるだろう。
また、「VRスクール」は時間や距離、コストなどの面で実際には足を運ぶことのできない全国のオープンキャンパスも展開している。
「遠方の大学のオープンキャンパスや説明会に行く負担を解消するツールとなっています。また、東大生や早慶大生にオンライン上で、生の声で進路相談も行っています。高校生も大学生もアバター同士でコミュニケーションを図るため、お互いに本音で話しやすい環境です。地方在住の高校生たちが志望大学の現役生の生の声を聞いたり、直接交流する機会は極めて少なく、2、3歳上の先輩の声はリアルに心に響いているようです」

カメラ1台・アイディア次第で設備投資費を抑えて導入可能

VR授業を受ける子どもたち

VR授業を受ける子どもたち

地方の学習塾は英会話やプログラミング、ダンスなどマンパワーだけでは対応しきれない現状に直面し、転換期を迎えている。
通常、VRコンテンツの制作は多額なコストと膨大な手間が発生するイメージがあるが、「VRスクール」は全国の学習塾で設備投資費を抑えて手軽に導入することが可能だ。
パワーポイントやワードなどのスライド教材から自在にコンテンツを生み出したり、360度カメラの撮影画像を簡易加工して、手軽にクイズを作ることもできる。高額な機材がなくても、手持ちのスマートフォンがVR仕様になるのだ。
生徒側も面倒なアプリのダウンロードなどの手間がなく、専用のヘッドセットなども不要だ。デバイスや使用環境に左右されずに、URLをクリックするだけで簡単にVRの教室に入ることができる。
金谷社長は今後の意気込みを次のように語った。
「当社の理念に賛同していただける全国の学習塾に、VRスクールを利用したオープンキャンパスなどのイベントやコンテンツをご提供していきます。
また、心理学や認知学、エドテックなどのテーマで、学習塾と共同研究を行っていきたいと考えています。各地でVR体験会やセミナーを開催し、地方在住の子どもたちに学習の機会を提供し、夢の実現に貢献していきたいと思っています」

■VR を使った授業の動画を公開
・VR を使ったサンプル授業
 https://www.youtube.com/watch?v=N3_4J2Rb61c&
・VR を使ったオープンキャンパス
 https://www.youtube.com/watch?v=PwDBIv7z7VY
 
株式会社 テンアップ(10up,Inc)
代表取締役社長 金谷 建史
〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目38 -1 本郷信徳ビル2階
mail:kanaya@10up.co.jp Tel:03-6823-5299
HP https://www.10up.co.jp/


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