第31回 塾の日シンポジウム 2019 倉敷大会

2019-12-02
 [上] 表彰された自主基準遵守塾の記念撮影 [下] 読書作文コンクール各賞受賞者の記念撮影

[上] 表彰された自主基準遵守塾の記念撮影
[下] 読書作文コンクール各賞受賞者の記念撮影

10月14日(月・祝)倉敷アイビースクエアにおいて、公益社団法人全国学習塾協会主催の「第31回 塾の日シンポジウム 2019倉敷大会」が開催された(経済産業省、文部科学省、岡山県、香川県、倉敷市、坂出市、全国塾コンソーシアム協議会ほか後援)。
第1部の記念式典では、自主基準遵守塾表彰、読書作文コンクール受賞者表彰が行われ、第2部の特別講演では、人工知能の第一人者である東京大学大学院工学系研究科・松尾豊教授が「人工知能と教育」をテーマに講演をした。第3部は民間教育交流会。なごやかな雰囲気で懇親会が開かれた。

第1部 記念式典
自主基準遵守表彰 全国読書作文コンクール優秀作品表彰

全国学習塾協会・安藤大作 会長

全国学習塾協会・安藤大作 会長

(公社)全国学習塾協会・山下典男副会長が開会の辞を述べると、安藤大作会長が「子どもたちの新しい明日に向けてその一歩をどう踏み出すか、みんなで一緒に考えていきたい」と式辞を述べた。
続いて、経済産業省 商務・サービスグループ サービス政策課 課長補佐の柴田寛文氏、文部科学省 総合教育政策局 生涯学習推進課 課長補佐の濱部威一郎氏が来賓の祝辞を述べた。
祝電が披露されたあとは、令和元年度自主基準遵守表彰式が開催された。全国学習塾協会では「学習塾における事業活動の適正化に関する自主基準」、さらに法律遵守や子どもの安全対策を積極的に遂行する事業者に認証マークを付与する学習塾認証制度、個人情報保護に十分な措置を講じている事業者にプライバシーマークの付与を、法律等の知識を十分に有し適正な顧客窓口対応および社内研修のできる人材に法務管理者資格の付与などを行っているが、このような認証取得の取り組み等を通じて自主基準遵守が最も顕著であった事業者を塾の日シンポジウムの場で表彰している。今年度表彰されたのは39塾。

[左] 文部科学省 総合教育政策局 生涯学習推進課・濱部威一郎 課長補佐 [右] 経済産業省 商務・サービスグループ サービス政策課・柴田寛文 課長補佐

[左] 文部科学省 総合教育政策局 生涯学習推進課・濱部威一郎 課長補佐
[右] 経済産業省 商務・サービスグループ サービス政策課・柴田寛文 課長補佐

次は、全国読書作文コンクール優秀作品の表彰。全国学習塾協会では、明日を担う児童生徒に、良書との出会いにより感動することのすばらしさを体得する機会を与え、豊かな感性を育むとともに、その感動を文章に表現することによって読書力・文章力・創造力の向上を図ることを目的として第29回全国読書作文コンクールを開催。今回は2146人より2146点の応募があり、塾内選考、拠点審査、中央審査等の各審査を経て各賞が決定。大賞2点、最優秀賞7点、優秀賞19点、特選125点、入選215点、キラリ賞15点となった。

第1部の閉会の辞を述べたのは、全国学習塾協会の稲葉秀雄副会長。

[左] 全国学習塾教会・稲葉秀雄 副会長 [右] 全国学習塾協会・山下典男 副会長

[左] 全国学習塾教会・稲葉秀雄 副会長
[右] 全国学習塾協会・山下典男 副会長

「本日、全国読書作文コンクールで受賞された皆様、本当におめでとうございます。お父様、お母様はみなさん以上に喜んでおられることと思います。通っている塾の先生も一緒に喜んでいただけるとてもいい機会だと思っております。これからもぜひ、たくさんの本を読んでください」

第2部 特別講演
AI時代、子供たちに伝えるべきこと「人工知能と教育」

東京大学大学院 工学系研究科・松尾 豊 教授

東京大学大学院 工学系研究科・松尾 豊 教授

第2部の特別講演の講師を務めたのは、人工知能の第一人者である松尾豊氏。東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター 技術経営学専攻 教授で、2017年6月より日本ディープラーニング協会理事長を務め、2019年6月よりソフトバンクグループ株式会社取締役を務めている。
「人工知能(AI)の中でも最も中心的技術になっているディープラーニングは、まず見てわかるようになる、次に身体の動かし方が上手になる、その次に言葉を扱えるようになる、という順に進んでいきます」
そのディープラーニングを「おおざっぱにひとことで言うと、〝深い関数を使った最小二乗法〟という言い方を私はしています」と松尾教授は語る。
深い関数とはどのような関数なのか、なぜ深い関数がいいのかを詳細に説明した上で、ディープラーニングには大きな可能性があるという。
「量子力学、化学、生物学、心理学、経済学は同じ対象を扱っているにもかかわらず、全く学問体系が独立してしまっています。しかし、量子力学と化学の間も絶対モデル化できるはずなのです。ただ変数の数があまりにも多くなるだけのことなのですが、同じことは化学と生物学の間についても言えます。本当はモデル化できること、予測できることがたくさんある中で、そのごく一部だけを人間が見つけて構築してきたことが明らかになってくるのではないかと思います。そしてそれは人間が謙虚になることにもつながっていると私は思います」

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日本はもの作りに強いので、その技術とディープラーニングを組み合わせることによって様々な作業を自動化することができるという。
「片付けロボット、農作業の自動化、食品加工の自動化など、国内の産業の伸展のみならず、世界に展開することができるはずです」
松尾教授の研究室では2015年からディープラーニングの教育・講義を行っているが、すでに約2000人が受講。「早い時期にディープラーニングができるようになると、みんな次々と起業するようになります」

今、松尾教授が注目しているのは、すでにハードウェアの知識と技術を持っている高等専門学校の学生だ。「ディープラーニングの技術は3カ月?半年で身に付きますが、ハードウェアはもっと時間がかかります。ならば、ハードウェアができる人にディープラーニングを教えた方が早いと思います」と語る。
NHKのEテレで放映されたのでご存じの方も多いかもしれないが、著名なベンチャーキャピタルのトップの前で彼らはプレゼンし、億単位の金額を投資してもらうことになり、起業の準備に入ったチームもある。
「若い方々にとって実は今はチャンスの時代なのです。守りに入ると苦しいですが、攻めの姿勢になればこんなに面白い時代はありません」と、松尾教授は笑顔で語った。
松尾教授がかつて塾に通っていたときに学んだのは「勉強のやり方」だという。
「やり方を学んでその通りに勉強したら、伸び悩んでいた成績がアップしました。今でもつねに仕事などのやり方を工夫するように心がけています」


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