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学びエイド&受験コンパス 座談会
「自立学習」とは何か?その本質を見極めることこそがAI・ICT 教材等を上手に活用するカギに

2019-04-26

ここ数年、塾業界で注目を浴びている自立学習塾。その自立学習塾の多くはAIを搭載した最新のICT教材等を導入している。そこで、学習塾の教育コンテンツとして急成長している株式会社学びエイドの野田亮太氏、株式会社Lacicu(受験コンパス)の服部悠太社長と、それらのコンテンツ利用者である豊中青藍塾の中村浩二塾長(※)3名で座談会を行った。
これからの塾業界の展望、特に自立学習塾についての忌憚ない意見が飛び交った。

講師自らコンテンツを深く知り尽くすことが成功の秘訣

Lacicu(受験コンパス)・服部悠太 社長

Lacicu(受験コンパス)・服部悠太 社長

─学びエイドさんも受験コンパスも急成長していますよね?
野田 学びエイドを使っている教室は800教室まで増えました。
服部 私たちは、サービス開始から2年経過しまして、現在は個人塾を中心に300教室にまで広がっております。

─学びエイドを導入して、うまく運用している教室にはどんな特徴がありますか?
野田 いくつか担当している塾の中で、一番成績が伸びたところがありまして、そこは学びエイド導入以前は高校部がいっさいありませんでした。
もちろん大学受験の知識もほとんどなく、教科指導ができる講師が一人もいないのですが、その塾で一番成績が伸びたんです。
これは象徴的で、教えられる人がいたらついつい教えちゃう。だけど教科指導ができる人がいなかったので、徹底的に管理型にシフトして進路指導に特化して、それ以外は質問対応もまったくやりませんでした。しかし、センター英語190点以上の生徒たちがバンバン出たのです。
私は予備校講師なので、教えるのが仕事です。本当はあまり自分で言いたくないんですけど、教えなくてもちゃんととれるじゃん、成績伸びるじゃんといった結果になってしまいました(笑)。
服部 成功している教室とそうでないところの違いはどこにありますか?
野田 生徒の視聴時間、利用時間と相関関係があるのは間違いありませんが、ポイントは先生の視聴時間です。
先生がたくさん動画を見ているところは、生徒も学びエイドを使いこなしていて成績も上がると思います。先生が一度も動画を見ていないのに生徒にたくさん見てもらおうとするのは、無理がありますね。

塾の都合だけを考えた、名ばかりの自立学習塾になってはいけない

学びエイド・野田亮太 氏

学びエイド・野田亮太 氏

中村 受験コンパスの成功塾についてはどうですか?
服部 そうですね。受験コンパスの場合はコース設計の比重が大きいと思います。授業をしないで自立型の受験指導になりますので、生徒、保護者に価値を見出してもらえるかどうかが、とても重要です。
野田 今の塾の現場では、「保護者のニーズ」と「実際に生徒の成績を上げる手法」には少し乖離があるように思います。
保護者は、生徒一人ひとりに先生が付き、なんでもかんでも教えることを求めているように思います。でもそのやり方だとかえって実績は出ないと思います。
高校生は学校の課題やテスト勉強などが多いので、週に何回も授業を受けさせられることを迷惑に思う生徒もいるはずです。自分が高校生だったら自宅にこもって勉強するから、邪魔しないでくれって思いますけどね(笑)。

─でも、今の話はとても納得できますね。表面上のニーズは、目の前のわからないことを教えてくれる塾の方がウケがいいですよね。
服部 自立学習型は間違いなく増えていくと思いますが、これは業界の流れを理解していく必要があると思っています。
集団指導から個別指導が増えたのは、集団でうまく勉強できなかった生徒から、集団ではなく個別がいいといった動きがあったと思います。ところが、自立学習は保護者のニーズではなく、塾側の意思が働いていると思います。
つまり、質の高い講師確保ができないから、講師負担のかからないモデルにしたい。もちろん、しっかりした自立ができれば、個別指導より効果が出ると思いますが、正直名ばかり自立学習塾もあるのが事実だと思います。

どんな自立学習なのかをわかりやすく訴求を

豊中青藍塾・中村浩二 塾長

豊中青藍塾・中村浩二 塾長

野田 自立学習は高校部の方が向いている部分があると思いますね。自立型で自習室がある塾の高校部は、最初は集客しにくいけれども、高校生の実態には間違いなく合っていると思うんです。
服部 賛否両論あると思いますが、私は集客上、自立学習を謳う必要はあまりないと思います。
自立学習という業態が、学力向上に向いていることは業界関係者でもまだ浸透していないのに、一般の保護者がわかるわけはないと思います。
チラシやウェブサイト上で一番にお伝えしなければならないのは、やはり「志望大学に合格できます」だと思います。自立学習型で指導してもらうことは、目的ではなくて、志望校に合格することや成績向上に必要な手段なのです。
中村 私たちは中学生でも自立をやっていて、そのまま高校部に移行すると淡々と勉強していく。成績も上がるし、教えることもほとんどなくなる。
服部 中学生の自立は何を使っているんですか?
中村 今は、プリント学習システムを使っています。「個別計画表」を基準にポイントごとに講師がチェックし、1回の授業で30人ほどの生徒を学年に関係なく見ています。ただし、授業の教科コマを合わせる工夫はしています。個別はもう難しいかなと思っています。
服部さんの話とは違って、私たちは「自立」と謳っています。ただし、問い合わせがあったときには必ず見学してもらう流れを作って、懇切丁寧に塾の説明をし、「自習」と「自立学習」の違い、そして成績の伸びの実績を伝えることで、入塾に結びついています。
野田 中村先生のところは、自立学習型にする前は高校生はいなかったんですか?
中村 いませんでした。そこまで優秀な子がいなくて、上に残るということもありませんでした。
野田 自立型に変わると、高校部に残る率が圧倒的に増えると思うんです。いろんな塾を見ていても個別型より自立型で運営している教室の方が、高校生への継続率が高いのかなと感じています。
中村 受験コンパスと学びエイドのタッグは本当に、訴求力があると思います。
自習室があるだけではなく、自習室で何をするのかがとても重要で、それを中学生や高校生の1年生、2年生に伝えられることが、とても大きな価値になっていると思います。
学びエイドは見放題、受験コンパスで面談という設計にしています。それ以外に他社の映像授業を組み合わせて、講座制にして、国公立4講座で4万8000円という料金にしています。
服部 パッケージ提案の中に学びエイドがあることの価値はすごく大きいと思いますね。全科目どこでも映像見放題ですよ、といったものがパックになっていると安心感があると思います。

※豊中青藍塾・中村浩二 塾長
豊中市で個人塾を運営。小学生から高校生までを自立学習型で運営しており、学びエイド、受験コンパスをともに導入済み。

学びエイドと受験コンパスがタッグを組んだ、人気セミナー『時代を生き抜く 超コンパクト予備校設計』は
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株式会社 Lacicu(ラシク)
URL: http://www.lacicu.co.jp/
株式会社 学びエイド
URL:http://www.manabi-aid.jp/


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