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AJC(全国学習塾協同組合) 森貞孝理事長の最新教育情報 第20回

2019-04-01

改元後に激動の時代を迎える日本

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いよいよ新学期のスタートだ。
今月いっぱいで平成は終わり、新しい元号がスタートする。日本のように皇室(王室)が変わると元号が変わる国は、もはや世界中で日本だけだ。しかし従来の天皇の崩御、喪に服すようなことが今回はなく、もっぱら新しい時代の幕開けのような明るいイメージが先行する。今回の改元は、若干でも国民の心に、産業にプラスが生じることで、嬉しいことだ。
世界に目を向けるとアメリカと中国の貿易摩擦、さらにはイギリスのユーロ離脱などプラスになるものがない状態で一喜一憂している。
平成の30年間は終わってみればまれにみる激動の時代だったのではないか。平成元年の年末に日経平均が3万8900円の高値だったものが、急落して8000円割れまで下げたことは脳裏に焼き付いている。日本の銀行が不良債権の処理のために合併を繰り返してどんどん消えていったのも平成に入ってからだ。アメリカの世界貿易センターのツインタワーに飛行機が突っ込み、倒壊して、ブッシュ大統領がアラブとの戦いに参入した。アラブの春といわれてアラブ諸国の国民が圧政から逃れたと思ったら、その後部族間抗争で難民がヨーロッパに次々に逃げ込んだ。ヨーロッパがユーロという単一通貨で大きくまとまったものの、国ごとに軋みが出てきて、不安な要素がいっぱいだ。

日本では、災害が多発した時代だった。北海道南西沖地震、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震、そして北海道胆振東部地震と大きく揺れた。また雲仙岳、新燃岳、御嶽山の噴火、日本全土を襲った集中豪雨、台風や豪雪の被害など、自然の驚異を感じる出来事が相次いだ。
教育の分野では、この間不登校が増え続け、校内暴力、いじめ、学級崩壊、など激しいマイナス要因が次々に大きくなり、教育再生会議を開いても、提言をまとめても、収まる気配は感じられない。

平成が終わる。改元の時が来た。
私たちは、新しい時代に向かって日本を、世界をリードしていく子どもたちを育成する責務がある。
少子化が激しく進んでいる。政府は新しく外国人労働者を35万人受け入れようとしている。日本も改元後には激動の時代を迎えることになる。
塾業界はどのように変わっていくのか。少子化で半数の塾は経営破綻するという予測もある。その中でどのように塾を運営し、生徒たちを指導していけばいいのか。

先月号でご案内したように、当組合では緊急特別セミナーを開催し、今後の塾経営の在り方について積極的に取り組んでいくことにした。4月以降の開催予定は次の通り。ともに手を携えてこれからの時代に羽搏いていきたい。

4月 8日(月)大田区産業プラザ
4月11日(木)神奈川県民センター
4月13日(土)ユニコムプラザさがみはら
4月19日(金)さいたま市民会館うらわ
4月21日(日)さいたま市民会館おおみや
4月24日(水)八王子学園都市センター
4月26日(金)杜のホールはしもと


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