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ロボット製作を通じて高度な理数系の知識を楽しみながら学ぶcrefus(クレファス)

2019-02-01

足立 寛幸  教室運営責任者

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crefusを運営する株式会社ロボット科学教育(鴨志田英樹社長)は、2003年6月に設立された。以来15年にわたりロボット製作を通じて教育カリキュラムに基づいた体系的な学習や問題解決能力を養う学習により、知的好奇心や探究心、論理的な思考力、表現力の育成を目指している。その特色と今後の展開などについて教室運営責任者の足立寛幸氏に話をうかがった。

16年培った実践ノウハウ

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プログラミング教育が注目を浴びる中、プログラミングを必要とするロボット教室は塾関係者の間でも話題になっているが、crefusはすでに2002年12月に神奈川県横浜市でパイロット教室が開校されている。2004年9月には東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、京都、福岡でFC加盟校を開校。以来全国でFC会員になる塾が着実に増え続けている。
crefusが考える「学習」とは、「知の発散」だという。興味のあることに時間も忘れて取り組み、創造し、その中で起こった問題の解決方法を自ら導き出すことだと考えている。この問題解決の際に必要なのが今まで学んだ知識だ。その知識が足りないと感じたときに、子どもたちは初めて自ら勉強の必然性を感じるという。
ロボットを思い通りに動かすという目的を達成するための作業の繰り返しの中から、子どもたちは知らず知らずのうちに難しい原理原則を学んでいく。

STEM教育を実践

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指導対象は幼稚園年長から高校生までを幅広く体系的に網羅し、基礎から応用まで目的に合わせて学べる12コースを用意している。
「最近は年長から小2を対象にした『Kicksジュニアエリート』(年長はベーシック、小1はスタンダード、小2はアドバンス)が人気があり、まずはこれを導入する塾さんが増えています。ここからスタートすると、9割以上の生徒さんが『ビギナーコース』(小3はブロンズ、小4はシルバー、小5~中3はゴールド)に進むので、私たちもこれを勧めているんです」と足立氏は語る。
「例えば小2のアドバンスではロボットのワニを作りますが、いきなりワニを作るのではなく、みんなで世界地図の前に集まって『ワニってどんなところに住んでいるんだろう? 地図を見てみようか。なんでこんなところに住んでいるんだろう? どんな種類のワニがいるのかな?』という具合に子どもたちに質問をし、動物のワニそのものに興味・関心を持たせながらワニの製作に取り組んでいきます」
つまり、生物の学習もやってしまう。どのコースでも、ロボット製作という狭い枠組みにとらわれず、関連した分野の学習もしながら進んでいく。これもまた、今注目されているSTEM教育(科学・技術・工学・数学)を実践しているといえるだろう。

FLLにつながり「ロボット検定」認定校

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crefusの強みは2つあるという。1つは「FIRST® LEGO® League(FLL)」につながることだ。FLLとは、9~16歳の青少年を対象とした世界最大規模の国際的なロボットコンテスト。アメリカのNPO法人「FIRST」とレゴ社によって1998年にスタートし、日本では2004年から開催されている。今では世界98カ国から4万チーム以上が参加し、参加者は増え続けている。
「crefusでは初年度から参加し、毎年世界大会に多くの代表チームを輩出しています。crefusはFLL認定プラチナスクールに認定されていて、FLLに特化したカリキュラムを実施しています」と、足立氏は嬉しそうに語る。

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そして6~10 歳を対象としたFIRST LEGO League Jr.(FLL Jr.) 日本大会もスタート。FLL Jr.はSTEM学習を子どもたちに紹介することを目的につくられている。環境問題など毎年世界が直面している科学的問題がテーマとして取り上げられ、2~6人のチームでメンター(指導者)のもと、テーマについて調べ、その結果や活動の成果を発表する。
2つ目は「ロボット検定」の認定校であること。ロボット検定とは、2009年に神奈川県の次世代ロボット検定事業の一環としてロボット関連人材育成を目的に始まった検定だ。今では一般社団法人ロボット技術検定機構が運営し、大手企業が多数サポートしている。「毎年多くのcrefus生がこの検定に挑戦し、crefusではいち早くロボット技術検定機構の認定校となり、受検会場として検定に即したカリキュラムに取り組んでいます」
また、親子参加型の授業参観も定期的に実施し、保護者が我が子の進歩具合や成長を実感できる場も設けている。

すでに有能な卒業生も輩出

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crefusはロボット教育としては歴史が長いだけに、すでに将来有望な人材を輩出している。「一昨年の終わり頃教室に遊びに来てくれた卒業生がいて、今は筑波大学の学生です」
その卒業生の富平準喜氏は1997年生まれ。国立東京工業高等専門学校情報工学科を卒業後、筑波大学情報学群知識情報図書館学類に編入学。大学での研究分野は自然言語処理。全国高専プログラミングコンテスト課題部門にて最優秀賞、文部科学大臣賞を受賞。ものづくり大賞内閣総理大臣賞を受賞するなど輝かしい実績があるという。

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「彼はcrefusに通い始めた小3の頃はどちらかというと引っ込み思案なお子さんでしたが、小6でFLLに参加するときはチームリーダーとなり、チームをまとめてみんなを引っ張ってくれました。そのときの体験が大きな自信とモチベーションアップにつながったと言ってくれたのはとても嬉しかったですね」と笑顔で語る足立氏。
crefusは15年の歳月をかけて磨き上げてきた教室運営ノウハウがあるので、未経験者でも安心して開業できるという。開業後も定期的に研修やスーパーバイザーによるアドバイスを受けることができる。目的や開業資金、立地条件などにより「フランチャイズ加盟」「のれん分け独立開業」「SOHO開業」が選べるとのこと。
「少しでも興味を持っていただけたら、まずはcrefusの教室見学をしていただけると嬉しいですね」


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