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    公益社団法人 全国学習塾協会 安藤 大作 会長

教育資源としての民間教育 第11回
公益社団法人 全国学習塾協会 安藤 大作 会長

2019-01-07

民間教育団体連絡協議会が設立

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去る10月26日、民間教育団体連絡協議会が設立されました。学習塾、ピアノ教室、スイミングクラブ、英会話スクールなどそれぞれのジャンルの全国団体が垣根を越えて包括連携していこうということでの設立です。
学習塾をはじめ民間教育はこの国の人材育成において不可欠な存在として大きく活躍してきたことは言うまでもありません。
音楽の先生やピアニストにしてもピアノ教室という民間教育の力なしではその職に就くことも難しかったのではないでしょうか?
オリンピックの水泳選手にしても、民間のスイミングクラブなしにはタイムを伸ばすことは難しかったのではないでしょうか?
また様々な子どもたちの個性や能力を伸ばしたりするのにも、そこには民間教育がしっかり存在しています。そうやってこの国において民間教育は堂々と子どもたちに寄り添いながら社会貢献してきたとも言えます。
しかしながらこれまで国の示す法や公文書の中で、民間教育という言葉は出てこず、もちろんその民間教育を振興する、とか期待しているという姿勢も見当たらないように思います。どこまで貢献しても、「民間教育は勝手にやっている」という姿勢を決め込まれているかのようでした。
むしろそれが不自然ではないかということから、改めて国も「民間教育の力」を公的に認めて、期待するポジションに変化している現状において、民間教育振興法の立法など民間教育として声を上げていくためのプラットフォームとしての連携体ができたということでもあります。
もちろん民間教育が国にどう思われるかはさておき、在野の精神でというのもいいと思います。ただ民間教育側はそうでも、国全体社会全体で見たとき、民間教育をあまりにも国が取り上げないことへの不自然さは、社会全体の在り方としてどうなのかという観点で、学習塾協会から各ジャンルの全国団体に声をかける行脚を始めました。

平成17年末の初顔合わせから約10カ月、幾度とない調整会議を経て、今回の設立に至りました。設立時の構成団体は、一般社団法人 全国外国語教育振興協会、公益社団法人全国学習塾協会、一般社団法人日本スイミングクラブ協会、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会、民間語学教育事業者協議会です。
12月にはさらに5~6団体が加入する予定で、これからますます加入団体は増えていくと思われます。
「子どもたちのために、大人の事情はとっとと乗り越えましょう」「空に上がれば、垣根はなくなる」という言葉を合言葉にして、民間教育と公教育の垣根を越えるほどの、子どもを取り巻く環境全体の視点で子どもたちを育んでいけるよう、まずは様々なジャンルの民間教育団体が連携をし始めたというものです。


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