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    君よ、「100年企業」実現への挑戦者たれ!

株式会社 興学社 第26回興学社大学開催
君よ、「100年企業」実現への挑戦者たれ!

2018-11-01

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9月7日(金)~9日(日)の3日間、多摩永山情報教育センター(東京都多摩市)において(株)興学社が「第26回興学社大学」を開催した。4月8日(日)に実施された創立35 周年記念式典で池田晃社長は、「100年企業」への挑戦を宣言。今回の興学社大学のテーマを「君よ、『100年企業』実現への挑戦者たれ!」と定め、同社の新たな挑戦が始まった。
ここでは、9月7日に行われた興学社大学の講座を紹介する。

「100年企業」への挑戦! その条件
池田 晃 氏(学園長・代表取締役社長)

(株)興学社・池田 晃 代表取締役社長

(株)興学社・池田 晃 代表取締役社長

「『100年企業』とはつまり、社会から必要とされ続ける企業ということである。私たちは教育を通して社会に貢献する教育機関であり、社会から、生徒や保護者から必要とされ続けなければならない。そのために必要なのは、教育の本質を決して見失うことなく、教育成果を出し続けることだ。生徒の成長に全力を注ぎ、『人生の応援団』として、『抜苦与楽の教育者』として、生徒に寄り添うことである。そして、『教える者こそ学ぶべき』の理念のもとに学び続けることである。この基本姿勢を決して忘れてはならない。私は企業の倒産学を研究し続けてきたが、理念を見失ったところから会社は倒産に向かうことは自明である」と語る池田社長。
なぜ100年企業を目指すのかというと、(1)4月8日の創立35周年記念式典で1400名もの参加者から大きな期待を感じたこと(2)過去、業績不振等の理由で閉校した痛恨の体験(3)もし倒産したら、スタッフが路頭に迷うことへの恐怖感(4)会社のトップの最も重要な課題は、倒産させないこと(5)「社会貢献」が興学社の基本理念(6)我々の興学教育を実現するために組織が永続的に存在することが必要、が主な理由だ。
「私は終身雇用を守りたいと思っているので、会社のトップの課題は会社を倒産させないことだと思っている。この35年間、これをすべてに優先させてきた。私は学生時代から40年間『倒産学』を勉強し続けてきたが、倒産する企業には必ず共通点がある。それは理念を見失うことだ」と池田社長は述べる。

急激に変わる民間教育の経営環境の中、競争を勝ち抜く事業承継戦略として、(1)100年企業を目指し、事業をどう引き継いでいくか(2)平均寿命が延び続ける中で、定年問題にどう取り組むべきか(3)20事業部をどうまとめ、どう運営するのか、について池田社長は語る。
事業を引き継ぐ人たちの第一番目の条件は「労働意欲の高い人」。「社員の労働意欲は、直属の上司とのコミュニケーションが大いに関係する。だから上司を見ればわかる。労働意欲の問題はリーダーの責任である」。
そして「私利私欲に流されない人」。「人間は弱い動物だ。自分が一番可愛いのは本能のようなものであり、どうしても自分を甘やかしてしまう危険性がある」と池田社長は釘を刺す。

定年問題についてはこう語る。「今は100歳まで生きる方も多くいる。寿命が延びると自分の人生設計も変えていかなければならない。50歳、60歳、70歳を過ぎても必要とされる存在になることが課題だ。今、興学社で働いている最高年齢の方は84歳。これはすばらしいことだ。そのスタッフは生徒から必要とされている。60歳、70 歳になっても必要とされる人財になってほしい」。
将来20事業部をまとめて運営するためには、まず独立採算制が必要との見解を示す。
「すべての事業部が黒字であれば、倒産はしない。みなの仕事は倒産させないこと、赤字を出さないことだ。また、人財の配置は適材適所。自分が向いている仕事をするということである」。
そして絶対にぶれてほしくないこととして、今後も教育の事業だけを行うことを池田社長は明言し、「理念を見失うことなく、教育の本質を追求し続けることこそ『100年企業』の必須条件です」と述べた。

国語こそ国家の礎 教育者こそ国語力を鍛えよ!
髙野典英 氏(副学園長・第一統括本部 取締役本部長)

髙野典英 氏

髙野典英 氏

「国語がすべての教科の基本であることは、みなさん異論のないことだと思います。まず、数学の文章題を解くためには国語力が必要です。理科・社会も日本語で書かれています。人間同士が行うコミュニケーションに必要なのは、国語力そのものといえるでしょう。私たち教育者は生徒や保護者の想いを受け取りわかりやすい授業を行い、生徒の成績を上げています。保護者のニーズを満たしています。私たちは教育のプロ集団ですから、読む・聞く・話す・書く力があって当然なのです」と髙野氏は述べる。そして文章読解力、文章作成力を高めるためにも、読書は欠かせないと強調する。
「池田社長もおっしゃっていましたが、本や新聞を読んでいるから偉いのではなく、我々は教育者ですから、本や新聞を読むことが習慣になっていて当たり前なのです」。
 
「それらを続けていれば、40歳、50歳、60歳になれば当然知識が頭の中に蓄積された教養ある大人になることができます。しかし、それをしないまま60歳を迎えてしまった場合、非情に薄っぺらな大人になるだろうと思います」。
また、自分の体験を通して自分の人生を生きるのと併せ、読書という体験を通して他人の人生を追体験できることが読書の醍醐味だと髙野氏は語る。「私たちが一生でできる体験は数が限られています。読書を通して他人の喜びや悲しみなどを味わうことは、豊かな情緒を培ってくれます」。
「教える者こそ学ぶべき」。その姿勢を忘れたとき、興学社の衰退は始まるが、学び続ける以上、人間として成長し続ける以上、興学社という組織は永遠に発展し続けていくと髙野氏は述べた。

シリーズ「興学思想に学ぶ」
坂田昇一郎 氏(学習塾部門 塾長)

時間講師7人のうち新人が5人というチームを率いて坂田氏が塾長を務めることになったとき、心の余裕を失い、仕事もすべて自分一人で抱え込んでいる状態だったという。
そんなとき、坂田氏のお父様が「解決できない問題はない。必ず解決策があるのだから、どう解決すればいいか、冷静に考えてごらん」とアドバイス。さらに、「今いるスタッフたちを大切にしなさい。リーダーとして責任をとるから、人のためになると思うことはどんどんやれ、というくらいの器とスタッフへの信頼を持ちなさい」とおっしゃったという。『興学思想』のリーダー編には「『責任は自分にある、功績はあなたにある』そう決めて進む人こそ真のリーダー。」とあるが、その『興学思想』と同じことをおっしゃっていることに驚いたという。
そこで、講師たちには「生徒との信頼関係の築き方」を重点的に教え、何よりも人を大切にする楽しい職場環境づくりに取り組んでいった。
今では、生徒のために骨身を惜しんで行動してくれている講師たちが誇らしくてたまらないとのことだ。

保護者対応で築く信頼関係 苦手意識を克服しよう
水野和哉 氏(学習塾部門 副部長)

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「今我々がやるべきことは、目の前にいる生徒の成績を上げ、ブラッシュアップさせるとともに、保護者の満足度を上げること。これに尽きると思います」と述べる水野氏。スカンジナビア航空が経営再建に取り組んだ経緯をまとめた書『真実の瞬間』に書かれている「お客様は企業に接する瞬間、ほんの短い時間のサービスでその企業全体のサービスを評価してしまう」という部分を引用。
「保護者対応、保護者面談では最初の3分が〝真実の瞬間〟だと思います。この3分間に保護者が身を乗り出して話を聞いてくれる。そういった状況をつくることができれば、私たちの強烈なファンになってくれて、子どもたちを塾に通わせてくれます。我々が興学社というブランドを永続的に守るためには、我々スタッフの力が絶対必要です」。

笑顔を絶やさないのはもちろんのこと、特にお母さんには「わかりますよ」「お察しします」と共感しながら話を聞くことがポイントだが、教育のプロである以上、自分の言うことに説得力を持たせることも大切だ。その説得力が弱いと思う人に水野氏は、「成功事例の共有」「数字を使うこと」「ブーメラン話法」という3つのスキルを紹介してアドバイス。さらにファンの支持を強くする方法として「共感」「愛着」「信頼」を挙げた。
「我々はまずスタッフを一番のファンにしなければなりません。そして生徒に信頼されていない教育機関は存在する価値がありません。生徒に信頼されるためには、保護者の信頼を得なければならないのです」。

夢を育てる 未来に生きる、そろばんのチカラ
沼田紀代美 氏(株式会社イシド 代表取締役社長)

イシド・沼田紀代美 社長

イシド・沼田紀代美 社長

株式会社イシドは、1973年の創業。
そろばん教育事業直営教室「石戸珠算学園」33校を運営するほか、加盟教室180校への教育ノウハウの提供、「インターネットそろばん学校」の開発・販売、珠算教師資格コースの運営、新規開校の支援も行っている。
「そろばんは単なる計算ドリルではありません。能力開発のプログラムだと創業当初から言っています。そして私たちのミッションは、自分自身の力を最大限に伸ばしたいと思っているお子さんとその保護者に、いしど式のプログラムを通じてあきらめない心と夢を育む力を育てることです」と沼田氏は述べる。
また、珠算教師という仕事を通じて、社会的自立とやりがい、働く喜びにあふれた人財を輩出することも使命としている。
「自分ができることや楽しいことに出会うと、子どもは本当に変わり、成長します。そんな子どもたちと関わるのは、楽しくもあり、可能性を感じることでもあります」。

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イシドは、世界中の国々と人々へ、そろばんの教育的効果と文化的価値を提供することを通じて、日本の伝統文化としてのそろばんを継承することも使命としているが、実際日本全国の大会で生徒たちが活躍するほか、トルコ、ドイツ、グアテマラ、台湾、グアム、ポーランド、モンゴルにも広がっている。
「どんな国でも、そろばんを通じて人が育つきっかけになると思います。私たちは先進国に生まれたからこそ、世界を教育で変えていく義務があるのではないかと思います。それを実現するために必要なのは、みなさんと仲良く力を合わせ、本気で取り組むことです。そうすればますます仕事が楽しくなり、面白くなってくることでしょう」。

「教育叢書(そうしょ)」に見る興学教育の使命
祢津 修 氏(学習塾部門 副部長)

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どんなに時代が変わっても、地域社会から求められる本物の教育機関であるためには、「不易流行」がキーワードになると語る祢津氏。時代の変化に合わせて変えるべきことは変え、守り続けるべきものはいつまでも守り続けるという姿勢だ。
「特に重要なのは、『不易』に当たるところです。興学社における『不易』とは何でしょうか。それは『興学思想』です。創立以来35年間、ずっと大切にしてきた本質的なもの、それが『興学思想』です。そしてその実践である『教育叢書』です。
私たちはここから興学社のDNAを承継していかなければなりません」。
「教育叢書」では、教育現場における実体験を追体験することができ、教育者の情熱とひたむきな想いが一つひとつ積み重なって、教育という行いが感動的な瞬間へと昇華する。先生との出会いを通じて心が揺さぶられ、生き方を変える決心をした生徒たちの姿が描かれている。教育者にとっては、教育の可能性を実感させ、その尊さを教えてくれる。
「興学社の35年の歴史は、『全ては生徒の為に』という情熱あふれる講師たちの物語です。そして講師たちが多くの生徒たちとともに紡いできた物語の積み重ねが興学社の歴史となっています。私たちが掲げる『100年企業』への挑戦は、果てしなく高い理想に向けた挑戦です。だからこそ、私たちはこれからも学び続け、愚直に興学教育を実践し続けていきます」と、祢津氏は力強く語った。

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その後、興学社大学は2日目は各事業部に焦点を当てた各論による研修、そして3日目は新入社員たちが次々と登壇し、それぞれが教育現場での体験を語る感動の一日となった。特に、学生時代に興学社で時間講師として過ごし、社会に出て別の企業に就職するも、やはり教育への熱い思いから興学社に戻ってきた若者たちの講演は圧巻で、涙なしに聞くことはできないほどであった。
興学社は現時点で16名の内定者を抱えているが、学習塾部門だけでも10名を数え、その全員が時間講師から正社員になりたいと希望したスタッフたちである。興学社は、優秀な生徒には高校生の頃から教育現場の体験を持たせ、大学生になると時間講師として採用し、研修をするという採用・育成システム「CYTプロジェクト」を構築し、活用している。その根幹は、学生の時間講師であっても一人の「教育者」として正社員と区別することがない、という同社の姿勢にある。それが、このように「教育者」としての使命感や喜びのもとに、大学卒業後も興学社で働き続けたいと願う若者が多く現れる土壌となっている。
3日間の興学社大学を通して、多くの学生たちが教育の魅力に改めて気付き、ますます生徒に貢献するために日々真剣勝負の授業に向かっていく。この文化こそ、興学社の最大の強みであるといえるだろう。


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