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    英語教育改革をにらんだ英検対策アプリとの組み合わせで受講生拡大中

第一ゼミナールが オンライン英会話「OLECO」を導入
英語教育改革をにらんだ英検対策アプリとの組み合わせで受講生拡大中

2018-10-01
OLECOでレッスンする生徒

OLECOでレッスンする生徒

このたび、第一ゼミナール(株式会社ウィザス)が導入した「OLECO」は(株)スタディラボが開発した学習塾や学校向けのオンライン英会話システムだ。オンライン英会話は数あれど、教育施設に特化したものは日本初。学習指導要領に沿ったテキストをパソコンやタブレットに表示しながら、外国人講師によるマンツーマンの授業を受けることができる。
今年4月に導入したところ、受講生は半年も経ずに500名を突破した。同社にOLECO導入の経緯や活用法を伺い、その快進撃の秘密に迫る。

英会話と英検対策で4技能学習をサポート
英語教育改革にいち早く対応

レッスン画面

レッスン画面

同社ではかつて、別のオンライン英会話サービスを導入していたことがある。今回切り替えという形になったのはその内容や運用面で比較検討した結果だ。OLECOの講師はフィリピン人だが、講師らの英語は訛りもなく、子どもたち一人ひとりに合わせたレッスンを提供するなど、ホスピタリティも非常に高いという。昨年、中学生だけに限って試験的にサービスを開始。そこで大きな手応えを感じたことから、小中高校生までに拡大する運びとなった。

社内に新サービスを導入する際、同社が重視するのは「そのコンテンツが持つ強み」、「現場の理解」、「市場が求めているものかどうか」の3点だという。OLECOではスピーキング力やリスニング力をしっかり育成できる反面、その成果を出すためには一定の継続期間を要する。受講継続と短期的な目標設定として、外部検定試験である「英検」を積極的に活用することとなった。身近な検定である英検の受検を推奨し、英検対策アプリを用いた「英検スタディ」を併設開講したのだ。
また、英検をより身近に感じてもらうべく、同社では第一ゼミナールと個別指導ファロスの各教室で英検が受検できるよう「準会場」として登録。気軽に受検できる環境を整えた。英検取得という目標が明確になり、子どもたちも継続へ弾みが付くとともに、検定が実施される年3回分、成果を確認する機会を得たというわけだ。
英検対策のための英検スタディのみだけ、OLECOによるオンラインレッスンのみだけなど、それぞれの目標に合わせて単体での受講も可能とのことだ。

保護者、生徒、社内の校長に向けた英語情報発信

第一ゼミナール内に掲示されているポスター

第一ゼミナール内に掲示されているポスター

英語に対する保護者の意識は地域や学齢で異なるが「英語に対して何かしないといけない」という思いは大なり小なり共通している。しかしながら、それに対する具体的な行動、つまりは英会話がいいのか、資格取得がいいのかまでは分からない状態といえる。
そのため、同社では通訳・翻訳・外国語人材サービスを手掛けているグループ会社「吉香」との連携により、英語の大切さや英語を取り巻く環境の今後の変化など、英語に関する情報の発信を定期的に行っている。月1回の発行物を通じ、翻訳・通訳者から見た英語の学び方や各コース紹介に加え、通訳者を招いての保護者会などを行っている。同社では昨年11月頃から開講準備を進めてきたが、保護者への情報提供を並行して進めていくことで、OLECOの体験会告知を出した時には、保護者への英語教育に対する一定の理解が得られた状態であったため、スムーズに事が運んだという。

お話を伺った(株)ウィザス 第一教育本部 グローバル人材教育推進部の平山穣 部長(右)とグローバル人材教育推進室の清川貴志 室長

お話を伺った(株)ウィザス 第一教育本部 グローバル人材教育推進部の平山穣 部長(右)とグローバル人材教育推進室の清川貴志 室長

体験会では「必ず保護者同伴」という条件は付けていなかったが、校長らの判断であえて保護者同伴をお願いした教室は入会率が高くなるという結果が出ている。体験会の実施にあたってはスタディラボ側が複数人での同時体験を提案するなどしたことから、タイトなスケジュールにもかかわらず、一気に集客ができたという。

今後は英検の二次試験対策講座も検討

OLECOを導入した第一ゼミナール

OLECOを導入した第一ゼミナール

実は英検受検率・英検取得率は大阪府、大阪市共に全国平均よりは低く、現在でもこれからの英語学習の重要性をまだ保護者や子どもが肌で感じているわけではないようだ。
「現在の中3は大学受験がまさに変革の時だが、『今はまず受験勉強』と、英語学習の4技能化と英検などの資格取得に対する意識はまだ浸透されていない気がする」とは同社担当の談。
OLECO受講者のボリュームゾーンが小6と中1といったところを見ても明らかだ。今後、大学入試での採用等、具体的な報道が増えるに従い、本来もっと受けるだろうと思われていた中2、3、高1生が増えていくと思われる。
現在のコースは「大学入試で英検が外部検定として利用される」という前提でのものであり、今後、GTECなどが台頭してきた場合は、カリキュラム変更も視野に入れている。将来的に、いろいろな可能性を予測しながらの提供となるが、柱となっているのがオンラインレッスンであるため、カリキュラム変更が容易で汎用性は高い。

講師の数も多く、それぞれの講師が対応できる範囲も広いため、生徒たちがレッスン予約を取りやすいというのも魅力の一つ。以前利用していたサービスと比べ、不具合は圧倒的に少なく、通信も安定しているという。
今後は、英検の二次試験対策講座なども開講を検討しており、これまでOLECOに触れたことがない人も、そこを入口にどんどんサービスを広げていきたいとのことだ。


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