9月3日（月）、学校法人池上学園の池上公介理事長が逝去された。78歳だった。
9月7日（金）、故池上公介氏の遺志に従い家族葬が行われ、お別れの会が9月21日（金）札幌パークホテルにて開かれた。
池上公介氏は1940年北海道札幌市生まれ。65年、「池上イングリッシュクラブ」設立。
85年、中学浪人予備校「池上学院」設立。
98年、全日制通信制サポート校「札幌高等学院」設立。
2004年「学校法人池上学園」を創設し、不登校の生徒のための単位制高校「池上学院高等学校」開校。
1999年から2018年までは（一社）日本青少年育成協会の理事を務め、10期19年もの長きにわたり同協会にも貢献された。

6月20日に開催された「池上公介先生 日本民間教育大賞最高功労賞を祝う会」にて左から（一社）日本青少年育成協会･大島九州男顧問、太田明弘理事、池上公介理事、本田恵三専務理事、木村吉宏副会長

北海道の民間教育・塾教育の発展に寄与するとともに、中学浪人・不登校者の支援に寄与した功績により、今年3月には日本民間教育大賞選定会議主催「日本民間教育大賞」において「民間教育最高功労賞」を受賞された。
体調を崩されて授賞式に出席できなかった池上氏だが、お孫様の池上太基氏が預かった手紙には「これからも様々な子どもたちの可能性に奇跡の大逆転を託し、挑戦していきます」と書かれてあった。その思いは池上学園のスタッフの方々にしっかりと受け継がれていることだろう。合掌。