片山学園中学校・高等学校入学式開催　来賓として下村文科相

2013-06-03

4月6日、平成25年度片山学園中学校・高等学校(片山浄見理事長、富山市)の入学式に文部科学大臣の下村博文氏が来賓として出席され、中学生120名、高校生109名の新入生に祝辞を述べた。

左から石井知事、下村文部科学相、片山理事長、森富山市長

その後県民会館へと場所を移し、下村文科相は特別講演会に登壇。「どうなる日本の未来!　教育改革」をテーマに、「子どもたちが自らの能力や可能性を信じ、引き出せる国にする」と教育再生への意欲を語った。いじめ防止対策基本法の成立や教育委員会の抜本改革、グローバル化する世界で通用する大学改革を実現するとして、安倍政権が最重要課題に掲げる「教育の再生」に向け、今年が教育再生元年となるよう取り組むという強い意欲を示した。さらに下村文科相は、9歳で父を亡くし、奨学金を受けながら大学進学したことや、長男に学習障害があることなど自身の体験を交えながら「誰もが学ぶチャンスのある国にしなければならない」と訴えた。

講演会後は、ホテルグランテラス富山にて、石井知事、森富山市長、田畑裕明衆院議員、野上浩太郎、柴田巧両参院議員らが出席する懇親会が行われた。