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AJC(全国学習塾協同組合)森貞孝理事長の最新教育情報第12回

2018-08-01

韓国では学校も塾も、小学校段階でスピーキングとヒヤリングを指導

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いよいよ小学校で英語教育の教科化の先行実施が始まった。各自治体ごとに対応はバラバラだが、積極的に取り組んでいるところも多い。独自に教材を作っている都県やほぼ県内全域でスタートしているところもある。
3年後、5年後にどのような成果が出てくるのだろうか。

先日、英語教育ではすでに20年先行している韓国へ視察に行ってきた。
月曜日の午後の時間。江南の公立中学校では、午前中のテストが終わった直後で、午後の時間はそれぞれが選択した内容の学習に振り分けられていた。英語の討論会あり、アニメの動画を見て、自分でアニメのキャラクターをパソコンで描き上げているグループあり、理科実験のグループ、音楽に取り組んでいるグループなど様々な楽しそうな授業風景があり、一瞬部活かアメリカのハイスクールかと錯覚を起こしそうな伸びやかな生徒たちの姿があった。
英語については、中学1年生が流暢な英語で発言したり、アメリカ映画を見て感想を述べたりまとめたりしていた。討論会も活気があふれていた。
校長先生に伺ったところ、中学生の英語の教科は、週3回または4回、45分の授業だそうだ。日本とほぼ変わらない。どうしてこのように英語力が身につくのか、と考えてはたと気がついた。中学1年生が、まだ入学して4カ月にもならないのに、ここまでの英語力がついているということは、小学生の段階でしっかりした英語でのコミュニケーション力ができているのだ。

夕方6時からは学習塾を見学した。
英語中心の塾でさほどの規模にも見えなかったが、入口近くに生徒の送迎用のバスが何台も並んでいた。フロントガラスに3号車、11号車などと貼ってあるところを見ると10数台の送迎車が走り回っているのだろうか。
塾の案内や指導・システムなどを伺ったあと、先ほど学校で思いついた点について質問した。小学生、中学生、高校生の割合はどうですか。学院側の答えは、小学生が全体の半分、中学生と高校生で残りの半分。圧倒的に小学生が多いということだった。
韓国においては、スピーキングとヒヤリングは、小学校の段階でしっかりと身につけるように学校も塾も指導している。英語の指導に1カ月日本円で6万円以上払うケースも珍しくない。
そして中学高校でさらに学力をつけていく生徒と、それ以外の生徒との間に英語力の差が生じていくのではないか。
英語を母国語とする国々と同じように、低学年で、より多くの時間を割いて指導する英語塾が業績を上げている。公立の中学で英語が普通に話せるのが当たり前だという感覚がある。
総合的な学習塾が英語主体の学習塾に変わって伸び始めている。英語塾が数学塾を併設してより多くの生徒たちを囲い込もうとしている。

日本は小学校で週2回の英語指導をコミュニケーションがしっかりできるように指導しようとしている。果たしてその程度で先を行く韓国や中国に追いつき追い越せるのだろうか。


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