
教育開発出版(株)2017年度 英語朗読コンテスト 優秀者表彰式
3月25日(日)、教育開発出版(株)主催の「2017年度 英語朗読コンテスト優秀者表彰式」(㈱旺文社協賛、NPO法人次世代教育推進機構後援)が東京都内の機械振興会館 B2ホールで開催された。
この英語朗読コンテストは1989年に始まり、今年で29回目になる。参加対象者は幼児から中学3年生まで。主催者挨拶で登壇した教育開発出版(株)の専務兼営業部長の糸井幸男氏は次のように語った。
「みなさん、こんにちは。今日はお忙しいところ全国からお越しいただき、ありがとうございます。2017年度の参加者は約2500名で、そのうち43名の優秀賞の方々に集まっていただいております。すごいことです。快挙です。
私の方からは、今日受賞されたみなさんに2つだけお願いがあります。みなさんは英語が得意ですけれども、英語以外の教科、国語や算数・数学、理科、社会もばっちり勉強してほしいと思います。そして日本の文化をしっかり学んでいただいて、世界で活躍できる大人になってもらいたいと思っています。もう一つは、来年もぜひ、このコンテストに参加してもらいたいということです。いろいろなものに参加し、いろいろなことにチャレンジすることはとても大事なことです。みなさん、頑張ってください。おじさんも頑張ります」。
旺文社・平野修一郎氏は、次のように挨拶。
「本日は受賞者のみなさん、おめでとうございます。また、付き添いの先生方、保護者の方々、おめでとうございます。
みなさんはAI、人工知能のことは聞いたことがありますか? これからはいろいろなところで耳にすることがあると思います。AIが搭載されたロボットなどに、なかなか知識ではかなわない時代がやって来ると思います。ただ私たち人間には、様々な感情や豊かな表現力などを持っています。みなさんが英語を勉強していく中で、そういった人間性を取り入れて、また来年、パワーアップした姿を見せてほしいと思います。英語はこれからますます必要になってきますので、ぜひとも頑張ってください」。
審査委員長の斎藤なが子氏が紹介されたあと、表彰式に移り、特別奨励賞2名、優秀賞41名、最優秀賞1名が表彰された。
3年連続で最優秀賞に輝いたのは、興南学園興南中学校(沖縄)3年の金城花菜さん。
「この大会のおかげでとても英語の力が付きました。今日で最後になりますが、これからも大好きな英語とともに頑張っていきたいです。みなさんも頑張ってください。本当にありがとうございました」と受賞の感想を語った。
斎藤審査委員長が総評を述べ、成績優秀者がすばらしい模範朗読を披露し、入賞者の記念撮影を行って表彰式は幕を閉じた。