
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ主催 MBA創立 15周年記念セミナー 「スクールビジネスはこうすれば成功する!」
11月27日(日)、東京都内の渋谷サンスカイルームにおいてMBA(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ)が主催する『創立15周年記念セミナー』が開催された。
「スクールビジネスはこうすれば成功する!」をテーマに、同社の中土井鉄信代表をはじめとする5名の塾経営の達人が登壇。100名を超える参加者が集まった。
第一講座では、中土井代表が登壇。「理想の塾を目指して」と題して、自身の学生時代から塾職員時代までを振り返りながら、その教育観を語った。氏が考える「理想の塾」の最大のポイントは「承認」活動。生徒と保護者を「承認」し、心の居場所をつくることが良い塾経営につながっていくという。承認の頻度が高いほど、生徒のセルフ・エスティーム(自己重要感)は高まり、塾におけるこころの居場所が確定する。
「理想の塾とは、人間教育をきっちりやっていく塾だと考えています。そのためには心のエネルギーを子どもたちに与えていってほしい」
塾に通う子どもたちに理想の大人像(社会の中で、しっかり〝勝っている〟大人の姿)を見せていくことも大切。「そのためにはきっちりと売上を立てていくことも大切であると考えます」と、講演の最後を締めくくった。
第二講座は、MBAがパイロット塾として直接経営している「学習スタジオクロスロード」の若き室長、岩瀬真季氏の講演。「クロスロード実践報告」と題して、競合塾ひしめく激戦地(横浜市都筑区仲町台)でいかに売上げを伸ばしたかを塾の売上データなどを開示しながら説明し、「生徒や保護者との心のこもったコミュニケーションが不可欠だった」と語った。
そのほか、クローバー・越智正明代表による「両極化する学習塾とその要因」、ふたば書道会游莫支部主宰の荒木游莫氏による「MBAのノウハウを書道教室で試したらこうなった」、ジェイ・コネクション・小林明弘代表による「ネット集客で勝つための成長戦略」などの講座も開かれた。
また同社は、創立15周年を機に会員制度をリニューアルすると発表。「本質的貢献ができる新メンバー制度をスタートさせたい」と中土井代表は考えている。