
(株)学研ホールディングスと(株)市進ホールディングスとが業務・資本提携をさらに強化
2014-06-01
株式会社学研ホールディングス(宮原博昭 社長、東京都品川区)と株式会社市進ホールディングス(下屋俊裕 社長、千葉県市川市)は5月14日、両社が従前より結んでいた業務・資本提携関係を強化するため、学研ホールディングスが、市進ホールディングスが行う第三者割当方式の増資を引き受けると発表した。これにより学研ホールディングスは市進ホールディングスの発行済み株式の19.36%を所有することになる。発効は6月9日の予定。
両社はすでに学研ホールディングスが市進ホールディングス株式の7.32%を、また市進ホールディングスが学研ホールディングス株式の3.18%を保有するという形で資本提携を行い、主に学童保育、介護サービス、海外展開の分野で共同事業を行ってきた。今回の提携強化はこれら一連の事業を一層拡大させ、両社の企業価値をさらに高めさせようとする狙いを持つ。市進ホールディングスは本年2月期に、2期続いていた経常赤字を脱して黒字に転換した。学研ホールディングスの増資引き受けは、ようやく動き出した市進ホールディングス再生の大きな力になるものと予想される。