
森上教育研究所 主催 首都圏中学入試の結果と分析 開催
2014-04-01

森上展安 代表
去る2月19日(水)(株)森上教育研究所(森上展安代表)主催、中学受験研究セミナー「平成26年度 首都圏中学入試の結果と分析」がアルカディア市ヶ谷(私学会館)において開催された。
第1講は、沈静化した中学入試の今春の変化を最新の資料をもとに教科別で分析した。理科は小川理科研究所・小川眞士氏、国語は平山入試研究所主宰・小泉浩明氏、社会は文教大学・早川明夫氏、算数は悠遊塾主宰・金廣志氏がそれぞれ、今年の「入試問題、問題 何が問われたかを考える」についての分析を行った。
第2講は、ゲストスピーカーにサピックス・広野雅明氏、早稲田アカデミー・ 千葉崇博氏を迎え、「入試状況はどう変化したか」と題した講演が行われた。それぞれの塾で1月に卒業した塾生を対象に集計した資料に基づき、詳細に入試実態を分析。

アルカディア市ヶ谷で行われた中学受験研究セミナー
今年は早めに合格を獲得したいという安全志向で出願校数は微増で、受験校数は4年間ほぼ変わらないという。
英語教育に力を入れている学校や、入試改革・学校説明会が成功した学校が受験者を増やしているという。大人になって役に立つことを教えてくれる学校の先生や教育への想いを見て学校を選んでおり、東大合格ばかりではなく、海外の大学へ行くことを視野に入れた中学入試を考えている受験者が増えていくだろうという。