
公益社団法人 全国学習塾協会「塾の日シンポジウム 2013 in TOKYO」開催

安藤会長から賞状を受け取る入賞者たち(読書作文コンクールにて)
10月14日(月・祝)、公益社団法人 全国学習塾協会(安藤大作会長)は、東京・浅草ビューホテルにおいて「塾の日シンポジウム 2013 in TOKYO」を開催した(後援・経済産業省)。
第1部は、「塾の日記念式典」。塾の日シンポジウムでは恒例の、全国読書作文コンクール表彰のほか、在京学習塾団体代表者紹介、永年勤続職員及び塾生表彰、自主基準遵守塾表彰などが行われた。

優秀塾生の表彰(上)、自主基準遵守塾表彰(下)
また、この中で文部科学省生涯学習政策局社会教育課は、「土曜日の教育活動の推進~地域社会や産業と連携した、体系的・継続的なプログラムの推進~」を紹介し、塾も積極的に学校支援・放課後支援・土曜日支援活動に協力してほしいと呼びかけた。
第2部は、「シンポジウム 国際人に学ぶ日本人の生き方」。日本の大学院に国費留学している3名の女性が自らのプロフィールや日本での生活を語り、会場からの質問にも丁寧に答えてくれた。
そして、基調講演の講師は国際政治学者・参議院議員の猪口邦子氏。
「解決力、それが政治にも経済にも、すべての社会活動で必要です。問題を解決できる人になることが教育の本当の目的だろうと考えております。国際人になるということは、世界の問題を解決できる人になることです。でも、例えば教室の中で、勉強が遅れている子などを助けることができない人は、遠いアフリカの子どもの苦難を救うことは生涯にわたって絶対にできません」と、身近な問題の解決がそのまま国際人の育成につながっていくことを強調した。

基調講演の講師を務めた猪口邦子 参議院議員(左)、内藤潤司 実行委員長(右)
第3部は、親睦交流会「東京流おもてなし」。サプライズのパフォーマンスも演じられ、大いに盛り上がりを見せた交流会となった。