
教育委員会制度のあり方など、来年国会に改正案提出の考え
2013-06-03

下村博文 文部科学大臣
4月26日の記者会見で、下村博文 文部科学大臣は教育委員会制度のあり方などについて報告。
「官邸に設置された教育再生実行会議からいただいた提言を受け、昨日、中央教育審議会に今後の地方教育行政のあり方について諮問しました。具体的に中央教育審議会で審議していただく事項は、1点目が『教育委員会制度のあり方』、2点目は『国、都道府県、市町村の役割分担と各々の関係のあり方』、3点目は『学校と教育行政、保護者・地域住民との関係のあり方』についてであります。
今後、こうした事項について、教育制度分科会においてご議論いただくこととしております。5月中に審議を開始し、秋頃に中間まとめ、年内に答申をいただいて、来年、通常国会に法律改正案を提出したいと考えております」
また記者の質問に答え、今の教育委員会をそのまま現状維持で制度設計するということではなく、教育再生実行会議の中でも、教育委員会についての抜本改革案が議論されていると述べた。