3月28日(金)、東京都千代田区の如水会館において、「日本民間教育大賞 授賞式・記念講演会・祝賀会」が開催され、全国から教育関係者が集い盛大に行われた。
日本民間教育大賞は、75歳以上を対象とする「民間教育最高功労賞」と没後10年以内の故人を対象とする「民間教育特別功労賞」の2部門で構成されている。本年度は、2024年11月から2025年1月までの間公募を行い、推薦された方々を対象に8つの団体から構成される選定会議において厳正な審査を行った結果、民間教育最高功労賞に5名、民間教育特別功労賞に1名が選出された。
式典は、(株)スプリックス 常石博之代表取締役社長による「これからの民間教育」をテーマにした記念講演から始まった。スプリックスグループは全国に700教室を展開し、従業員数約1,500名で20万人以上の子どもたちの学ぶ力を育成している。「教育×テクノロジーの未来」「学習塾経営の成功戦略」「国際的視点から見た教育の課題と可能性」という、学習塾関係者の多くが知りたいと思う3点を柱に、示唆に富んだ講演を繰り広げた。
授賞式の冒頭は、この1年にお亡くなりになった民間教育関係者のご貢献に感謝するとともにご冥福を祈って参加者全員で1分間の黙祷を捧げた。その後、選定委員を代表して全国学習塾協同組合 森貞孝理事長が開会の挨拶。
「本日は本当におめでとうございます。これからの時代は塾経営がなかなか難しい時代かもしれないし、逆にいくらでも多様化ができる時代だとも思います。あと5年もすれば、今まで考えられなかったすごい塾が現れているのではないかとも思います」と述べ、授賞式へと移っていった。
「民間教育功労賞」受賞者は、学研新伊丹キャンパス教室・学研新伊丹ありおかキャンパス教室指導者 尾村芙久子先生、英進学院代表 私塾協同組合連合会理事長 埼玉県私塾協同組合理事長 坂田義勝先生、作家 全国学習塾協同組合副理事長(一社)未来を創る新教育推進会副理事長 髙嶋哲夫先生、心水塾会長 庭前美佐子先生、(株)やる気スイッチグループ創設者 松田正男先生の5名。「民間教育特別功労賞」は、さなるグループ創業者 佐藤イサク先生が受賞され、さなるグループを代表して山中玲子専務取締役に贈呈された。NPO法人学習塾全国連合協議会 全国会長 内藤潤司氏が表彰状を、私塾協同組合連合会 理事長代行 戸田敦子氏が表彰楯を贈呈した。大島九州男 参議院議員、下村博文 元文部科学大臣もお祝いにかけつけ、祝辞を述べた。全日本私塾教育ネットワーク理事長代行 仲野十和田氏が閉会の挨拶をし、授賞式は幕を閉じた。
祝賀会は、選定会議を代表して民間教育連盟 森本一会長の挨拶で始まり、多くの参加者から祝辞が述べられ、花束贈呈、三本締めへと進み、(一社)日本青少年育成協会会長(株)ティエラコム代表取締役社長 増澤空氏の挨拶で閉会した。
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●映像協力●(株)フレックス design office [moov]
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日本民間教育大賞 授賞式 記念講演会祝賀会
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協賛(50音順)
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記念講演会 これからの民間教育 (株)スプリックス 代表取締役社長 常石博之氏
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日本民間教育大賞 祝賀会 フォトアルバム